味噌一本店 東京・東高円寺





朝方は曇りがちな空が広がっていたものの正午前から晴れて気温も上がって来る予報も出て、見上げれば桜の蕾も膨らみが増して気の早い綻んだ桜花も見受けられた三月弥生下旬の週末土曜日。

もう15年近く前になるだろうか。当時は某秋葉原家電量販店Nに勤務していて、そんな当時の社内の方から、この味噌一の高円寺本店のことをお聞きして随分と気になっていた時期があった。

それもあって以前はこちらの中野店を訪れたものだが、その後やはり行くなら本店のこちらと言う想いが残っていた。

そう言う意味では忘却の彼方の中とは言え、この店こそが一番長く宿題にしていたラーメン店であったことにはたと気づいてそれならば宿題は片付けてしまうに限ると仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけで、荻窪で地下鉄丸の内線電車に乗り換えて、東高円寺駅で降りて出口2から外へ出て、前方の青梅街道を右手へ歩いて行った。

しばし進んで行くと環状七号線の陸橋が前方に見えて来て、その下の横断歩道を渡ってから右手へ100mほど行くと、十数年来の宿題店にしていたこちらが風情もよく左手に佇んでいた。

さっそく入店して行くと、左手に券売機があり、その前にさりげなく立ち尽くした。

一番上にあるボタンには「今まで通りの味付けです」と記された「純正ゴマ油」と、「濃厚で後ひく味です」とあった「背脂チャッチャッ」をまず選ぶようになっていた。

背脂気分ではなかったこともあって「純正ゴマ油」を選んでから「味噌一やさい」のボタンを押して、この際だからとなって追加トッピングの「チャーシュー1枚」のボタンを連打した。

そしてチケットを掴んで比較的空いていた右寄りのカウンター席側の中ほど辺りまで進んでから目の前に来られたお店の方にチケットを手渡してから腰掛けた。

すると太麺か細麺が選べるとのことで、そこは悩むことなく太麺の方でお願いすることにした。

1994年の平成6年に創業したこちらで、八年の歳月をかけて練り上げた味噌ダレは、四国の醸造所から仕入れる米麹の白味噌を使用していると言う。

そこには、高麗人参・胡麻・生姜・ナツメグ・柿の葉・ニンニク・はと麦・洋梨・黄桃など、52種類に及ぶ食材も入るものらしく、豚骨ベースで鶏ガラや香味野菜の味噌スープだそう。

以前訪れた中野店の他に、常盤台店・中目黒店・三軒茶屋店・板橋大原店・三鷹店・一之江店・浅草店が営業しているこちらだ。

残念ながら2012年6月に荻窪店、2012年8月に田園調布店が相次いで閉店してしまったが、2013年9月にオープンした上石神井店は、なんと「渡る世間は鬼ばかり」にも出演された元俳優の海津亮介氏が店長を務めているらしい。

ふと見ると午後八時までに来店すれば、らーめん一杯につき麦めし一杯無料サービス中の案内にそれを希望することにした。一年近く前から背脂チャッチャッ仕様を始めたこちらだそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なんとも言えない風情豊かな味噌の味わいが実にたまらないもの。中太麺の風合いの良さと言ったらなかったし、野菜の持ち味も実に素敵と言うしかなかった。

後半になってから煮干しふりかけや擦られた生ニンニクを利用させて頂き、雰囲気を変えて最後まで飽きることなく美味しく愉しめた。チャーシューも良かった。

麺が消えた頃に麦めしを残ったスープに全て入れて、オジヤのようにして更に愉しんだ。それだけに、気がつけば完食。

いや、やはりさすが本店と言える味わいに感動さえも覚えた、かなりとんでもなく素敵で途轍もなく豊かな味わいの美味しさだった。

(左フォト) 店頭と周辺/純正ゴマ油味噌一やさい+チャーシュー1枚 (2015.03.28)


 味噌ラーメン専門店 味噌一 高円寺本店

 住所:東京都杉並区高円寺南2-35-15 三晃ビル1階  TEL03-5378-5020

 定休日:年中無休  営業時間:11:00~翌5:00  ※公式サイトはこちら

 アクセス:東京メトロ丸の内線東高円寺駅出口2下車。前方の青梅街道を右手へ300mほど歩いて
       行き、環状七号線の横断歩道を渡ってから右手へ100mほど進んだ左側にあり。



最寄り駅は東京メトロ地下鉄丸の内線東高円寺駅。

環状七号線の横断歩道を渡ってから右手へ進んで行く。

まずはスタンダードか背脂チャッチャッを選ぶこちら。

こちらにもカンパを募り、サービス惣菜が置いてあった。

午後八時までに来店すれば、麦めし無料サービス中。

生ニンニク&煮干しふりかけは、自由に利用できる。

振り返れば賑やかな壁面のこちらであった。

「味噌は、身礎」の薀蓄案内があった。

1994年の平成6年に創業したこちらだ。