麺屋 睡蓮 東京・清水坂下





空はやや薄暗く霞むもののわずかに陽射しも注いで、雨の降る気配もなく北寄りの弱風が季節を加速させていた、秋深しな十月神無月半ばの休日木曜日だった。

本日も文京区内のラーメン店と言うことで、そんな中からこちらを訪ねることにした。今年の6月30日にオープンしたばかりのこちらだそう。

当初は、つけめん一本の昼営業のみで開業したが、8月からはらーめんの提供も始めて、9月からは夜営業も開始したようだ。

らーめんも始める場合、大抵はどちらも提供するか、または昼と夜で分けて行く場合もあるが、こちらはどちらでも無いようだ。

なんと週ごとに、らーめんとつけめんどちらかだけを提供しているらしい。これは珍しいパターンだ。

そんなわけでまた総武線電車を御茶ノ水で下車。聖橋口出口から外に出ると、今年でJR御茶ノ水駅が110周年を迎えるらしく、その記念ボードが駅舎に掲げられていた。

左手に回り込むようにして聖橋を久しぶりに渡り、真っ直ぐ進んで湯島大聖堂前交差点の横断歩道を渡ってさらに歩いて行く。

そうして行くと蔵前橋通りに出て、その横断歩道も渡ってから左手へ進んで行くと、風情もよくこちらが蔵前橋通り沿いに佇んでいた。

さっそく入店しようとすると、向かい側から来た方がこちらへ入って行き、やむなく少し間を明けてから店内へ入って行った。

そして入口にある券売機の前に立ち、今週はらーめんの一週間と言うことで、予定通り味玉らーめんのボタンを選んだ。そしてサイドメニューも行くかとなって、チャーシュー丼のボタンを連打。

ふと自家製濃厚杏仁なるボタンにも気づいてこれも行くかと手を近付けると、店主と一緒におられた女性の方が今日はまだ仕込みが出来ていないとのこと。

残念ながら提供できないらしく、そこは諦めるしかなかった。先客は直ぐ前に入店した方のみで、オープンしてまだ数ヶ月もあって真新しく清潔なフロアが広がっていた。

ネットによれば、千葉県内のつけ麺で名を馳せる最低でも一時間半は待つ人気有名店で6年間修業し、その支店の店長も歴任したほどの実力の持ち主のようだ。

その関係で業界の大御所が書かれた色紙もあるものの、あえてその修業先を伏せて臨んでいるこちらの店主だった。

週毎に提供を変えたのは厨房に立つのが店主一人だけとあってそうしたらしく、より良い対応を考慮するためだろうかこうした方針を打ち出したのだそう。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、これがもうなかなかの味わいが実にたまらないもの。

修業先の豚骨×煮干しとは違う濃厚な鶏×魚介のスープで、菅野製麺所製の中太ストレート麺も良い風情で、気がつけば完食。

周辺は文教地区らしいビジネス街の周辺で、どれだけ周辺で勤務する方々を虜に出来るかで決まるようなところなのだろうか。

新店開業店舗数は以前ほどではなくなって来たが、伸びシロを求めて今後もこの界隈にも新店が出来そうな周辺だった。いや、かなり素晴らしい、なかなかの美味しいらーめんだった。

(左フォト) 店頭と周辺/味玉らーめん(並)/チャーシュー丼 (2014.10.16)


 麺屋 睡蓮 (スイレン)

 つけめん麺量~並200g/中300g/大400g らーめん麺量~並150g/中200g/大250g

 住所:東京都文京区湯島2-2-1 東邦深澤ビル1階  定休日:日曜・祝日  ※公式ツイッター

 営業時間:平日11:00~15:00/17:00~20:00(19:45LO) ※土曜11:00~15:00

 アクセス:JR御茶ノ水駅聖橋口下車。左手を回るようにして聖橋を進んで行き、湯島聖堂前交差点
       を直進。そこから150mほど先の清水坂下交差点を横断歩道を渡ってから左手に60m程
       歩いた右側にあり。



最寄り駅は今年で110周年を迎えるJR御茶ノ水駅。

週ごとに、つけめんとらーめんの提供が変わるこちら。

2014年6月30日オープンして、9月から夜営業を開始。