めんや 来吉 東京・浅草橋





昨日の夜半に雨が降ったようで日蔭のアスファルトがまだ濡れていて、その分だけ大気が澄んで陽射しが勢いを戻していた朝方であった九月長月下旬の金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、雨そぼ降ることもなく穏やかな秋の夜風がそよぐそんな午後七時過ぎだった。

秋葉原勤務もあって、ここ最近は浅草橋界隈にも足を伸ばして既に何軒か訪れているが、数日前にそう言えばこちらも未だだったと気づいて今夜こそとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

と言うわけでまた浅草橋で途中下車して、秋葉原寄りの改札口から外へ出て、程ない浅草橋駅西口交差点を右折して蔵前橋通り方面に向かって歩いて行った。

およそ300m程度進んだ頃だろうか、黄色いビニールシートに店名が浮かぶ、こちらの店先に到着した。大正時代に建てられた長屋を改装して営業しているこちらだそう。

建物の二階を見上げると、まさしくそんな時代を感じさせた。周辺はどちらかと言えば住宅街とも言えそうな感じで、クルマの行き来さえ無ければ静かな界隈だった。

2007年8月1日に開業したこちらのようだ。つけ麺と自家製の餃子が人気のようだが、ラーメンも人気メニューらしい。

日本テレビ系列の人気番組「メレンゲの気落ち」2013年3月9日放送の蔵前編で石塚英彦さんが入店して紹介されたらしく、入口にはその時の記念になるサイン色紙が大事そうに貼られてあった。

さっそく入店すると直ぐ右手に券売機があり、予定通りそこでらーめんと自家製餃子3個のボタンを連打した。

振り返ると中ほどのカウンター席に三人ほどの先客が居る店内で、一番手前の席が落ち着けそうだったのでそこへ腰を下ろした。

まもなく先客のらーめんが到着して、そこにのっていた味付け玉子が良さそうだったので、思わず直ぐ右手に券売機だったこともあってそのトッピング券を買い足した。

あらかじめカウンタートップに置いたチケットにそれを並べながら、厨房に一人居る店主に味玉の券を買い足したことを報告した。

そんな頃後続客が一人だけ入店して来たが、さらに来店客がその後続くことは無かった。また入口にも貼られてあったが、座った右側にも現在提供している限定らーめんの詳細が案内されていた。

店主のラーメン作りに専念する姿は、気迫さえ感じられた。多加水気味の麺ながら、湯切りの時には片手で上段気味に構えて振る動作がまた格好良かった。

程なく到着。なんともスープに濃厚な持ち味がありそうな、豚骨醤油風のらーめんがやって来た。

先述した湯切りといい、店名の冠といい、そのらーめんの見た目の風合いといい、関係無さそうだが麺屋武蔵が心のなかでオーバーラップしていた。

それではと行かせて貰えば、やはりなるほどなかなかの持ち味が実にたまらないもの。入口の案内に麺カタメやヤワメを対応しないことが謳われていたが納得の太縮れ麺のシフトだった。

ちなみにその案内には、つけ麺のあつ盛りの対応や、餃子の持ち帰りが駄目であることも一緒に綴られていた。餃子の持ち帰りは、保健所の厳しい指示があることをよく聞くだけに理解できた。

茹でキャベツに焼いた岩海苔がらーめんの持ち味に合っていて良かったし、チャーシューや味玉もやはり素敵だった。餃子もまたかなり風情よく、それだけに気がつけば完食。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、なかなかとても美味しかった。

(左フォト) 店頭/らーめん+味付け玉子/自家製餃子3個 (2014.09.26)


 めんや 来吉 - らきち -

 住所:東京都台東区浅草橋5-1-32  TEL 非公開  定休日:日曜・祝日

 営業時間:11:30~14:00/18:00~21:00 ※水曜日は昼営業のみ

 アクセス:JR総武線浅草橋駅西口下車。浅草橋駅西口交差点から蔵前橋通り方面に300mほど
       進んだ通り沿いの左側にあり。



この浅草橋駅西口交差点の背中側を向かって行く。

営業する建物は、大正時代に建てられた長屋らしい。

2007年8月1日に開業して、つけ麺と自家製餃子が人気。

まいうーと記されたサイン色紙が貼られてあった。

券売機とその左側にあったお知らせ。

カウンターテーブル上の沢山の卓上調味料。