広州市場 東京・新宿西口





夜半に吹き荒んだ強風も睡眠から覚めた頃には収まっていて、見上げれば白い雲が多く浮遊するものの青い表層がしっかりと顔を出していた一月睦月下旬の週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、いつもとそう変わらない冷え込みが続いていた、そんな午後七時過ぎだった。

今夜も新宿界隈でラーメンにしようとなって、少し前からその存在に気づいて気になっていたこちらへ仕事帰り立ち寄ることにした。

1994年に五反田本店が開業して始まったこちらのようで、目黒に本店がある揚州商人で修業された方が始められた株式会社ワイ・エス・ケーが運営する広州市場だそう。

企業公式サイトによれば、姉妹店には牛すじカレー専門店ホットスプーン、串焼き居酒屋チャコーグリル山武商店などがあるらしい。

揚州商人と言えば活力ラーメン元気一杯も運営する株式会社ホイッスル三好が展開する中華チェーンだが、共通点を感じていたがこうして調べて見ると全く経営が違う両者だった。

2010年10月27日にオープンした西新宿店らしく、支店はこちら以外にも大塚店と中目黒店に、そう遠くない場所に新宿東口店もあるらしい。

そんなわけでまたしても新宿で途中下車して、南口改札を出て甲州街道を右手に進んで行った。前方には新宿パークタワーのシルエットが見えて、そのネオンが遥か冬の夜空に煌めく界隈だった。

西新宿1丁目交差点の横断歩道を渡ってから右折。二つ目の左路地をまた入って行き、そこを今回はずんずんと歩いて直進。ヨドバシカメラ時計総合館がある十字路に出たら、そこを右折して程ない右側にこちらが風情も良く営業していた。

雲呑麺がウリのこちらのようだが、そのビジュアル画像に思わず目を奪われて来てしまった。きっとうまいに違いない。そう確信して中へ入って行くと、これがもうなかなかの盛況なフロアが待っていた。

一階の一番奥のテーブル席に促されそこへ腰掛ける。地下にも客席があるこちらのようだ。目の前にあったメニューリストを広げてて、その中にあった丸得夕食セットメニューから、塩清湯広州雲呑麺と煮豚飯セットをお願いすることにした。

よくランチタイムセットは目にするが、夕食タイムセットメニューはあまり見掛けないだけに、それだけでも喜べたこちらであった。後続客が続いて、さらなる活気に満ち溢れて行った。程なく到着。

オーダーした塩清湯広州雲呑麺と煮豚飯に、ザーサイがのせられた小皿とタレが二つ垂らせる小皿もやって来た。その小皿に不思議そうな顔を見せていると、お店の方が当店は初めてですかと来たので、そうであることを伝えた。

するとラーメンの中にたくさん入る肉ワンタンを、卓上にある調味料に浸けて愉しめるために用意したものであることを教えてくれた。卓上にはラー油・お酢・生姜汁・ニンニク醤油が用意されていた。

それをお店の方に確認しながら一方にニンニク醤油を垂らし、もう一方の方にラー油とお酢をそれぞれ半々ずつ垂らした。まずは軽く雲呑麺としてスープと麺とワンタンを、交互に口にしながら堪能して行く。これが素敵な美味しさがたまらないものと言うしかなかった。

それで先ほど準備したばかりのタレに、ワンタンをたっぷり絡ませて口にして行けば、これがもう水餃子を愉しむ感じとなって、一杯でワンタンを違う愉しみ方が出来るとはなんたる素晴らし過ぎるこちらなことか言えた。

それに留まらず麺がなくなってから残った塩清湯スープを煮豚飯の入れて最後にザーサイをのせてお茶漬け感覚で愉しめてこれまた素晴らしかった。それだけに、気がつけば完食だった。

後精算時にありがとうクーポンなる紙キレを一枚頂いたが、集めた枚数で様々なサービスが受けられるようだった。いや、かなり素晴らしい戦略性を持った美味しいお店で、こちらもまたかなりとんでもなく絶大にして途轍もなく実に良かった。

(左フォト) 店舗と周辺/塩清湯広州雲呑麺/セット煮豚飯 (2015.01.24)


 わんたんめん 広州市場 西新宿店

 住所:東京都新宿区西新宿1-12  TEL03-5322-9322  ※公式サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜10:50~翌4:00◆日曜・祝日10:40~0:00

 アクセス:JR新宿駅南口改札下車。改札前の甲州街道を右手に進んで行き、西新宿1丁目交差点
       の横断歩道を渡ってから右折。二つ目の左路地を入り100mほど先のヨドバシカメラ時計
       総合館がある十字路を右折して程ない右側にあり。



甲州街道の奥に見えるは新宿パークタワー。

ありそうであまりない、お得な夕食セットメニュー。

わんたんにこだわりが高いこちらだった。

フロア内にあったこちらの店名が刻まれた木製麺箱。

小皿はワンタンをタレで愉しむためのものだった。

セットで来た煮豚飯は残ったスープを入れて愉しんだ。