広州市場 東京・新宿東口





青空から爽やかな春の陽射しが注ぐ朝方で、昼頃は気温が上がる予報が出ていたものの、夕暮れ前から雨降りらしい天候が予測されていた三月弥生下旬の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、予報通りの雨が降ったようだが止んだばかりらしく、濡れたアスファルトがネオンを反射させるものの傘をさす必要もなかった午後七時過ぎだった。

1月下旬にこちらの西新宿店を訪れているが、2011年11月19日にオープンした新宿東口店のこちらが、界隈で営業しているとして今回仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけで新宿東口改札を抜けて幅広い地下通路を歩いて行き、B9出口から外に上がり建物から出た前の道路を左手へ50mほど進みその店頭へやって来た。

以前にも触れたように1994年に五反田本店が開業したこちらで、揚州商人で修行された方が始められた、株式会社ワイ・エス・ケーと言う企業が様々な外食店と共に運営する店の一つのようだ。

西新宿店とほぼ同じようなオーラを感じさせる、そんな新宿東口店の店先と言えた。やはり入口には「おかげさまで20周年」の案内が見受けられた。

さっそく入店して行くと地下にも客席があるらしく、1階でも地下でもお好きな方にどうぞと促されて、目のカウンター席が空いていたのでそこに腰を下ろした。

メニューを広げると、やはりご飯もののサイドメニューが多彩にセットメニューとしてラインナップされていた。

今夜はサイドメニュー気分ではなかったので、ラーメンだけで行くかとなった。

そこで西新宿店の時とは違うオーダーをして見るかと決めて、少し悩んだ末に三種盛り雲呑麺と言うのを見つけて、それの醤油味をお願いすることにした。

デフォルトの広州雲呑の他に、鶏と野菜の雲呑、海老雲呑がそれぞれ入るものらしかった。

ちなみに夕食セットメニューの選択サイドメニューだが、西新宿店は煮豚飯と高菜飯に麻婆飯だったが、こちらは煮豚飯と高菜飯にその二つの具を合わせた魯肉(ルーロー)飯となっていた。

ふと奥の壁面を見ると、「こだわりの塩」と記された案内があった。

そこにはより美味しい塩スープを作るために、中国・江蘇省産の天然塩と瀬戸内海の天然塩が利用されていることが綴られていた。

また地下に降りて行く階段には、「わんたん三ヶ条」なる案内もあった。一、鮮度が命。わんたんの主役は豚肉とねぎ。シンプルだからこそ鮮度が命。

二、匠の技。つるっとジューシーなわんたんに、仕上げるコツは練り加減。これだけは匠の技です。三、たっぷりの具材。皮からはみだすほど具材をつめて包みます。などと続いていた。

お店の方が声高らかに挨拶するフロア。程なくしてオーダーした雲呑麺がやって来た。それではと行かせて貰えば、塩味の以前とはまたかなり違った趣向のワンタン麺の醤油スープ。

清湯醤油スープに鰹節の風味を映した香味油を入れているもので、若干でも魚介風味が感じられるとは想定外だったが、そんな醤油スープもまたなかなか素敵な味わいだった。

それにしてもワンタンがウリのこちらだけに、ワンタンのどれもがとても素敵な美味しさで、今回は小皿にニンニク醤油と生姜汁を垂らして愉しませて頂いた。

それだけに、気がつけば完食だった。いや、それにしてもなかなかの風情で、とても素敵で良かった。

(左フォト) 店舗と周辺/三種盛り雲呑麺/1階客席フロア (2015.03.22)


 わんたんめん 広州市場 新宿東口店

 住所:東京都新宿区新宿3-17-13 KBビル1階  TEL03-5868-9663  ※公式サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:平日11:00~23:45LO◆土日祝10:30~23:45LO

 アクセス:JR新宿駅東口下車。東口改札を抜けて左手方面に進み、幅広い地下通路を右手の新宿
       三丁目駅方面へ歩いて行く。途中のB9出口から外に上がり、建物から出た前の道路を左
       手に50mほど歩いた右側にあり。



地下通路のこのB9出口から外へ出ると近い。

「おかげさまで20周年」の案内がある店頭。

夕食セットメニューのサイドメニューが若干違っていた。

小皿が来たら好きなタレを2種入れて雲呑を愉しむ。

奥の壁面に塩スープのこだわりが綴られていた。

2011年11月19日にオープンした系列店の新宿東口店。