昆鰹和ジアン 東京・吉祥寺北口





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吐く息は白く冷え込むものの小鳥のでさえずりに大気の香りが何処か春めいていた、阪神淡路大震災から20年と言う節目を迎えた一月睦月半ばの週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、陽が暮れればまた穏やかに冷え込んでいた、冬めく夜風が一月を装っていたそんな午後七時過ぎだった。

先日訪れてその虜になって、こうなればまた訪れて見るかとなるもので、そんなわけで今夜もまたその店頭へやって来た。

今回は入口のドアを間違えずに開けて、その店内にさりげなく入って行った。

ちょうど先客の方が帰って行くところで、程なく常連さんらしき後続客の方が入って来て、さらにもう一人の後続客も入って賑やかさが増す店内。

今夜のオーダーは予定通りに、ここにしかない和だしとアジアンのコラボで、未体験激旨辛スパイシーラーメンとい言う、鶏と豚のチャーシューが入る四川香辣ガパオ麺をお願いした。

隣りでは常連さんが酒の肴メニューを、美味しそうに頬張っていて羨ましいと思うしかなかった。程なく到着。チャーシュー二枚の上にそれぞれのジャンが乗っていた。

それではと行かせて貰えば、これがもうなかなかの美味しさがたまらないもの。すでに恐るべし。辛味料を溶かさずスープと麺を愉しめば、なるほど素敵な風情だった。

そしてチャーシューの上に乗ったそれぞれの辛味料を軽く口にすると、なるほどどちらもアジアの辛味料らしさが口内に広がった。

香辣醤(シャンラージャン)はいわゆる激辛山椒で、よく麻婆豆腐に入る辛味料だそう。ガパオ醤(ジャン)は超辛旨バジルと紹介されていた。

そこでネットでそんなガパオについて調べて見ると、カミベボウキなるシソ科植物のバジルに、ナンプラーとオイスターソースを加えたタイ料理で使われる調味料であることが判った。

瞬く間に汗が噴き出して来た。店主の神々しいまでのバランステイスト感は、もう恐るべしと言うしかなかった。それだけに、程なく麺や具が消えて行った。

今回も卵リゾットをお願いして食したが、またしてもの美味しさに酔いしれるしかなかった。

スープがなくなった頃、片方だけのジャンの所為かそれとも両方のジャンの所為なのか、頭はまるで水を被ったように汗でびしょ濡れになっていた。

気がつけば完食。それにしても豚と鶏のチャーシューが今回もとても旨かった。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、果てなく確実に途轍もなく素敵で良かった。

(左フォト) 店舗入口/四川香辣ガパオ麺 (2015.01.17)


 激旨辛鶏豚チャーシューメン 昆鰹和ジアン (コンカツワジアン)

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-4  TEL070-6523-9583  定休日:木曜日

 営業時間:12:00~15:00/18:00~23:00LO◆水12:00~15:00/19:30~翌7:00◆金18:00~23:00

 アクセス:JR吉祥寺駅北口下車。ロータリー右側の吉祥寺大通りの右手歩道に出てヨドバシカメラ
       手前の右路地(ベルロード)を入って行き、三つ目の十字路を越えた程ない右側にあり。


目映ゆい陽射しが冬の青い大気の表層から注いで、朝方そこに白い半円の月が街を眺めていた、北西の風がまた冷え込みを強めさせた一月睦月も中旬の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜も穏やかに冷え込んでいた、そんな午後七時過ぎだった。

今年の前半に数ヶ月だけ吉祥寺が勤務先となって、その周辺のラーメン店を通勤途中駅周辺と共にずいぶん探して訪れたものだった。

つい最近になってそんな吉祥寺駅周辺に何故かまったく気がつかなかった、2003年4月に開業した「めん弥」なるこだわりラーメン店があることを知るところとなった。

そのラーメン店はネットによれば昨年の4月11日に11年の長い営業にピリオドを打って閉店。

数週間後の4月21日からそのDNAを受け継いで、店名も新たに昆鰹和ジアンとしてリニューアルオープンを果たしたようだ。ちなみに、店主が変わったと言うことはないようだ。

そんなこだわり高そうで隠れ家的なラーメン店が、よもや吉祥寺に存在していたとは驚くしかなかった。と言うわけでさっそく吉祥寺駅からそう遠くないその店頭へやって来た。

以前の店名である「めん弥」の文字が、ビニールシートの庇に心に刻まれた思い出の如く淡く浮かんで周囲のネオンに照らされていた。

店先には三河屋製麺の木製麺箱が数段積まれていて、その上にはラーメン雑誌がさりげなく置かれてあった。

ここがそうかと入口のドアを開けると、そこはこちらの店舗の厨房側入口だった。

中におられた店主が、右手のドアが客席側であることを教えてくれた。やっちまったと言う想いを胸に、何事もなかったようにそこを閉め、さりげなく右側のドアを開け直してその店内へ入って行った。

店内には先客がお二人おられて、カウンター席が奥まで伸びていた。先客の一人がちょうど精算を済ませて帰るところだった。

入口前周辺のカウンター席に腰を下ろそうとすると、奥の方が落ち着くのでそちらへどうぞと店主に奨められた。

そこで先客とすれ違って、そこに腰掛けさせて貰った。壁面のメニューから昆布塩麺に、昆鰹塩味玉もお願いすることにした。

鶏や豚のガラで煮出し、昆布や鰹節など六種の和ダシで仕上げる、超低塩・低脂肪で高タンパク・低カロリーでありつつ、美容と健康のための栄養成分が多種豊富なスープがウリのこちらだそう。

程なく到着。なるほど、なかなかの素晴らしいオーラが読み取れるそのビジュアル。それではと行かせて貰えば、これが絶大に素晴らしい無化調の味わいがたまらないもの。

原価が高くなる無化調だけに、そのいきさつをお聞きして見ると、家族に食べさせる気持ちでラーメンを提供して行くうちに、自然と現在のようなスープ作りになって行ったことを教えてくれた。

三河屋製麺の平打ち中太ストレート麺の風情もなかなかの持ち味を有しており、少し遅れてドンブリをに置いてくれた昆鰹塩味玉がまた素敵で、メンマがその素晴らしさをまた倍加させた。

昆鰹塩味玉の漬け汁を今回飲ませてくれて、これが実に素敵だった。残ったスープにご飯を入れて卵リゾットが愉しめるそうで、この際だからと頂いたがこれまた良かった。

それだけに、気がつけば完食。こちらを紹介する雑誌に掲載されていた、四川香辣ガバオ鶏豚麺が気になるところ。

和ダシとアジアンのコラボで、ここにしかない未体験激旨辛スパイシーラーメンと言うことらしい。

店名の和ジアンとは、アジアの料理に和のテイストを加えることで、その料理が何倍にも価値を高めることを広く知らしめたいところから、和とアジアンの言葉を掛け合わせたものだそう。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、途轍もなく何処までもひたすら実に良かった。

(左フォト) 店頭/昆布塩麺/昆鰹塩味玉 (2015.01.11)


三河屋製麺の木製麺箱に、さりげなくラーメン本。

キーワードは、無化調ヘルシー。

インフォメーションは、理科で出て来る言葉が躍るもの。

これ以上ないラー呑みが堪能できそうな提供メニュー。

まさしくこれぞ、和+アジアン=無化調>和ジアン。

単なるオジヤではない、卵リゾット旨し。