番外編
キッチンジロー 東京・秋葉原





陽射しを塞ぐ程度の薄い雲に空が覆われ、北寄りの風がさらに気温を落とさせて、街路樹の黄葉が本格的となって来たそんな十一月霜月上旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな夜風がそよぐ午後七時過ぎだった。

また今夜も諸般の事情により麺休日ならぬ麺無し日となって、そんな折りこのようにラーメンを食べ歩く前は随分こちらにお世話になったことをふと思い出して、この際だからと仕事帰り立ち寄ることにした。

経営者の小林二郎氏が、南神保町店を昭和39年に創業したことに始まるそう。

山手線商圏エリアを中心に直営店24店舗とFC店5店舗を展開する、ハンバーグやフライものを提供メニューに並べる洋食外食チェーンのこちらだ。

そんなことを知ると何処がフランチャイズ店かと思ってしまうが、調べて見ると錦糸町店・堀留町店・岩本町店・南大塚店・麹町店がそうらしい。

西浅草にもFC店が営業していたようだが、今夏の7月14日に残念ながら閉店してしまったようだ。ちなみにウィキペディアによれば、八年前にFC店は13店舗だったと言う。

そんなわけで、久しぶりその店頭へやって来た。場所はその昔日通ビルがあった、現在は住友不動産秋葉原ビルの裏通りに在る。

もう何年も前にリニューアルしているこちらで、くたびれた風情もなく小じんまりとした規模だが狭いこともないだけに、中核店の一店に数えられているところだろうか。

秋葉原の家電量販店に昭和63年転職したが、確かその頃には何年も前から営業していたような感じだったので、おそらく30年近くはここで営業している外神田店のはず。

さっそく入店すると数人の先客が居るフロアで、厨房にはコックの方が二人おられて、搬出及びレジを担当される方も一人おられた。

懐かしい想いでメニューリストを広げて、やっぱりこれかなとよく注文して口にした、メンチかつ&帆立ミルクコロッケをお願いすることにした。

これにライスと豚汁が付いて現在は930円となっていた盛り合わせメニュー。見慣れないメニューが結構増えていた。

随分前はよく来ていて久しぶり来たことを告げながら、もう30年近くは営業してますよねとお店の方にお聞きしてみた。

するとどうだったかなと言う顔をしながらも、20年以上は間違いなく営業していることを教えてくれた。

ちなみに店先で相変わらずお弁当を販売しているこちらで、お弁当のサンプルが夜でもテーブルに並べられていた。程なく到着。

帆立ミルクコロッケはトマトソースの上に置かれているので、刻みキャベツとメンチかつだけたっぷりと中濃ソースを掛けて行った。

それではと行かせて貰えば、メンチかつからこれでもかと肉汁が溢れて来て素敵な美味しさで、帆立ミルクコロッケも相変わらずの唯一無二の旨さと言うしかなかった。

根菜がたっぷりと入った豚汁がやはりなかなかで、ライスもやはり適度な量で良く炊けていた。それだけに気がつけば完食。

いや、かなり絶大にとんでもなく素晴らしく美味しい、メンチかつ&帆立ミルクコロッケ定食だった。

(左フォト) 店頭と周辺/メンチかつ&帆立ミルクコロッケ/セット豚汁ライス (2014.11.05)


 キッチンジロー 外神田店

 住所:東京都千代田区外神田3-12-2  TEL03-3251-8364  ※公式サイトはこちら

 定休日:年中無休  営業時間:11:00~21:00

 アクセス:JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りに出て右手の上野方面に進み住友不動産秋葉原
       ビルがある交差点を左折して一つ目の右路地を入って程ない右側にあり。



20年以上この地で営業している外神田店だ。

店頭の左手には、立派なサンプルショーケース。

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