希望軒 東京・新宿三丁目





冬めく眩しい陽射しが青空から燦々とふり注いでいた、十二月師走も下旬となってまもなくクリスマスを迎える明日は祝日だけに本日は休日の月曜日だった。

新宿で買い物があり寄って見たいカフェも出来たところから、以前から気になっていたこちらを訪れて見るかとなって出掛けることにした。

そんなわけで総武線電車に乗って向かうと、平日の正午前と言う時間ながら線路に人が入った影響により電車が運休するなどしてダイヤが乱れ電車が混雑していた午前10時過ぎだった。

ともあれ新宿で下車して周辺で買い物を済ませ、新宿三丁目交差点から程ない場所で営業していたこちらの店頭へやって来た。

来て見ればそこは風風ラーメンをメインにチェーン展開する、福岡県北九州市に本社があるリズム食品が営業していた、随分前に二度ほど訪れた桜吹雪が風に舞うがあった建物だった。

もしやそちらが関係している経営企業だろうかとも考えたが、リズム食品とは全く関係ない企業が運営しているこちらだそう。

さっそく入店して行くと券売機のない店内で、以前のラーメン店の間取りと確かカウンター席の配置など結構違う感じになっていた。2012年2月22日にオープンした新宿3丁目店らしい。

入口傍のカウンター席に促されて、そこに腰掛けながらメニューリストを手に取る。そして少し悩んでから、希望軒ブラックの味玉入りをオーダー。ミニ丼物のサイドメニューも行くかとなって、豚ほぐしや鶏そぼろもあったが、もう一つのすじ旨丼なるものを希望軒だけに希望した。

1991年に兵庫県姫路市内の9坪の店舗で創業したラーメン店だそうで、当時そんな店の前には200人もの行列を作った伝説の店らしい。

関西圏を中心にフランチャイズ展開しているこちらで、そのFC運営は現在大阪市淀川区に本部を置くCSコンサルティング株式会社が行っているそうだ。こちらの各店舗に上湯師(シャンタンシ)ト呼ぶスープソムリエが居て、その方がスープを作っているのだそう。

デフォルトメニューは注文した希望軒ブラックの他に、良質の厳選された国産豚丸骨を一昼夜かけて丁寧に仕込んだとんこつラーメン。

さらに厳選国産鶏ガラを使用してその旨味を凝縮させた白濁スープのごま味噌ラーメンに、そのつけ麺バージョンと鳴門産焼き天然塩使用の鶏塩ラーメン等もあった。

さらには期間限定として、希望軒ブラックに生生姜を擦ったものを投入したようなジンジャーブラックなるラーメンも提供されていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど濃い醤油色のスープだが、しょっぱいこともなく飽きの来ない滋味豊かな味わいがたまらないもの。

菅野製麺所製らしい麺が比較的太いもので、そこにそのスープの色もあってか播州ラーメンになる仕様らしいが、冨山ブラックや神戸ラーメンよりも何処か高井田系を連想させるラーメンとなっていた。

チャーシューメンは丼のフチにチャーシューを一枚一枚綺麗にかけて行くスタイルらしくメニューリストにそのビジュアルがあり次回また来る機会があればそちらも愉しみたいところだ。

以前は明け方の午前5時まで営業していたようだが、10月から普段は午前0時までとなって、金曜と土曜だけ午前2時までの営業になったようだ。すじ旨丼もなかなかの美味しさで、気がつけば完食。

希望を英語にすればホープとなるだけに感慨深い店名と言えて、創業当時はそんなホープ軒と言う呼び名であったようだ。しかし現在は、きぼう軒と呼んでいる。

いや、なかなかとんでもなくかなり果てなく、しみじみとしていて実に良かった。

(左フォト) 店舗外観/希望軒ブラック味玉入/すじ旨丼 (2014.12.22)


 希望軒 - KIBOU-KEN - 新宿3丁目店

 住所:東京都新宿区新宿3-7-3 丸中ビル1階  TEL03-6380-0133  ※公式サイトはこちら

 定休日:年中無休  営業時間:月~木・日11:00~24:00(23:30LO)◆金・土11:00~翌日2:00(1:30LO)

 アクセス:都営新宿線新宿三丁目駅C4出口を右に出てすぐ右の路地を入り、すぐある一つ目の
       十字路の右奥にあり。



ラーメン+アルファのセットメニューも豊富にあった。

希望軒ブラック以外にも様々なラインナップが。

古いフォトが飾られ郷愁を誘っていた。

店主の子供の頃の思い出が、切々と連ねられていた。

カットされた焼き海苔が自由に利用出来るように。

調味料卓も賑やかで、これらも自由に利用出来るように。