桂花ラーメン 東京・新宿東口





十二月らしい風が大気を冷やして、枯れ葉を時折りだけ転がしていた冬めくそんな師走上旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、やはり寒さが身にしむ午後七時過ぎだった。

なんとなく久しぶり桂花ラーメンに行って見るかと言う気分となって、まだ訪れていない新宿アルタ周辺で営業しているこちらへ仕事帰り立ち寄って見ようとその店頭へやって来た。

何度となくこの界隈を歩いて来たが、こちらが営業している路地は滅多に入らなかっただけに、ここがそうかと風情のある店舗建物についつい見上げて眺めてしまった。

その店先には熊本県の自治体マスコットである、くまモンが店のノボリなどに幾つも見受けられた。

こちらもまた店頭に券売機が設けられており、そこで周囲の案内で同店限定となる特製ラーメンと言うのがあったので、今回それを選んで見ることにした。

入口におられたお店の方に2階もありますのでどうぞと言う声を背中から掛けられ入店すると、広そうでそう狭くもない一階は殆ど席が埋まっていて満員状態。

それならば2階へ行くかと身体を右側に向け、目の前にあったその階段に思わずこれを昇るの?とつい後ずさり。

親戚が松本に住んでいて高校時代に夏休みを利用して遊びに行ったものだが、その周辺にあった国宝となっている松本城の狭くて急な階段が脳裏をかすめるほどの階段がそこにあった。

すると奥寄りのカウンター席が一席が空いたらしく、こちらにどうぞと言う言葉が聞こえ、それが天の声に聞こえるほど有り難く、振り返りその席に腰掛けさせて貰った。

昭和30年に熊本で創業したこちらで、昭和43年に以前訪れた新宿末広店が東京進出第一号店として開業したこちらだ。その他にも渋谷センター街店や今は無い立川店を訪れている。

こちらのの界隈にも新宿ふぁんてんが営業している桂花さんだが、2010年3月19日に新宿西口店がフランチャイズ店としてさらにオープンしているようだ。

そんなこちらはいつ頃から営業しているのかさりげなくお聞きして見ると、43年前と言うから昭和46年頃で新宿末広店の後に出来た東京進出第二号店となる新宿東口駅前店だそう。

ふと左手の壁面には麺に関する記述があり、「当店の麺は念入りにハギレ良く調理してあるので、硬くても生煮えではありません」と記されていた。程なく到着。

ターロー1個とチャーシュー4枚と煮玉子に、キャベツとメンマと茎ワカメとネギが麺にのるこちらの店舗限定の特製ラーメンだそう。

それではと行かせて貰えば、やはりこちらの味わいは実に素敵美味しさでたまらないもの。

確か二日近く豚骨を炊くスープのこちらで、うま味調味料は最小限に留め食材の持ち味を大事にしているだけにしみじみとした良さが感じられた。

そう言えばよく思い出して見れば新宿末広店でも同じような風合いの中太ストレート麺だったが、添加物を入れず冷蔵搬送して小麦粉にもこだわったブレンドを施しているようで、実に素晴らしいものごしと風情が両立する素敵な麺と言えた。

気がつけば完食。挨拶して外に出る。温かいラーメンを食したばかりだけに、出たばかりはそれほど寒くは感じなかった。

ふと思ったことは某氏が好きだったこちらだけに、天国にも桂花ラーメンの支店があればといいなと思った今宵だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも果てなくしみじみとして実に良かった。


(左フォト) 店頭/特製ラーメン/新宿駅東口駅前 (2014.12.03)


 桂花ラーメン 新宿東口駅前店

 住所:東京都新宿区新宿3-25-6  TEL03-3352-4836  ※公式サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:10:30~翌1:00LO ※金曜~翌4:00LO ※日曜~23:00LO

 アクセス:JR新宿駅東口下車。出口B11から出て靖国通りに向かって程ない右側にあり。



この路地を入って行くと右手にこちらがある。

店頭の券売機でチケットを購入してから店内へ。

かなりカタメでも、安心して食せるこちらの麺。

太肉と書いてターローと読むトロトロ角肉あり。

最初の麺は中太だが、替玉は茹で時間の関係で細麺。

新宿アルタ右寄りにある、みずほ銀行脇路地を入って行く。