担々麺 ほおずき 東京・中野





桜に緑葉が茂るようになって春も半ばながら冷え込んでいた、節気の穀雨も近い所為か朝から雨が滴るそんな四月卯月中旬の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、止まない雨がアスファルトを濡らして、今夜もまた周囲のネオンを拡散させていた午後七時過ぎだった。

担々麺がマイブームとまたなって来て、そんなところからこちらが気になる一店となって来た。ネットによれば様々な居酒屋や外食店を展開する株式会社オモシェが運営する担々麺専門店におられた方らしい。

2003年にオープンして昨年残念ながら閉店してしまった天手鞠下北沢店の系列店だった、今はなき池尻大橋店で店長をされていた方が、独立して2009年9月5日にオープンさせたこちらだそう。自家製ラー油と多めにトッピングされる干し桜エビが入る担々麺がウリで人気を誇るこちららしい。

そんなわけで、また中野駅で途中下車して北口へ出た。そして改札前のサンモールを入り一番奥まで進んで行き、ブロードウェイ入口手前の白線通りを右折。25mほど歩いた左側に風情もよくこちらが佇んでいた。

さっそく入店して行くと、入口周辺に数人の先客が居るそんなフロアが広がっていた。右手厨房前の奥まで続くカウンター席が空いていたので、その一番奥寄りまで行ってからそこへ腰掛けた。

するとほどせずして後続客が何人か入って来られ、カウンターも瞬く間に盛況となって、さすが人気店のこちらでタイミングが良かったようだった。

メニューリストを開く。担々麺がウリのこちらだけに、どの担々麺にするかと見れば、デフォルトの担々麺、分厚いチャーシューが入る太肉(ターロー)担々麺、鶏チャーシュー担々麺と続いていた。

さらには揚げた豚肉がドンとのる排骨(パーコー)担々麺、葱が多めに入るねぎ担々麺、刻みニンニク・揚げニンニク・ニラ等が入るスタミナ担々麺、そして黒担々麺と最初の方の1ページに、まず七種類の担々麺が紹介されていた。

ページをめくると、その他に激しく辛い担々麺やスーラータンメンに、汁なし担々麺とつけ担々麺まであり、普通仕様の醤油ラーメンや塩ラーメンもラインナップしていた。

そんな中から黒胡麻が入る黒担々麺をオーダーすると、普通・中辛・大辛・特辛から辛さを選ぶこちらで、ライス普通盛りが無料で付くことを教えてくれた。そこで辛さは普通を希望して、無料になるライス普通盛りをお願いすることにした。

店名のほおずきについて由来をさりげなくお聞きすると、吉澤店主が小さい頃よく浅草ほおずき市へお祖父さんに連れて行って貰った楽しい思い出からだそう。

2011年1月号以降休刊となってしまった角川書店グルメ情報誌月刊めしとも2010年8月号では、「今一番うまい42皿!麻婆豆腐・担担麺・カレー」の中で、担々麺3店として、人気店阿吽など二店と共にこちらも一緒に紹介されたことがあるらしい。

また昨年には、テレビ朝日の「お願い!モーニング」や、フジテレビの「有吉くんの正直さんぽ」でも紹介されたこちらのようだ。程なく到着。

なるほど干し桜エビと擦られた胡麻が比較的多めに入る担々麺が来た。それではと行かせて貰えば、かなり素敵な持ち味が実にたまらないもの。エビは海老粉も入っているそうで、低加水気味のやや縮れシフトな中細麺は全粒粉を使用したものだそうでこれまた良かった。

独創的な面持ちが新鮮な風合いとなっており、普段と違う担々麺でありつつ惜し気もなく入る擦り胡麻と干し桜エビが、なんとも言えない心を揺さぶる面持ちを造作していた。

無料のライス普通盛りを残った担々スープへ投入し、オジヤとして愉しみこれがもう美味しく、それだけに気がつけば完食だった。いや、かなりとんでもなく絶大に果てなく、なかなか途轍もなく確実に明瞭にとても実に素晴らしく良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/黒担々麺/店舗入口ドア (2015.04.14)


 担々麺 ほおずき

 住所:東京都中野区中野5-52-1  TEL03-3388-4265  定休日:無休

 営業時間:11:30~15:00(14:30LO)/17:00~23:00(22:30LO)※日祝のみ11:30~22:00(21:30LO)

 アクセス:JR中央線中野駅北口下車。改札前のサンモールを入り一番奥まで進んでブロードウェイ
       手前を右折。その白線通りを25mほど進んだ左側にあり。



ブロードウェイ手前を右折し白線通りを25m進んだ左側。

メニューリストを開くと、担々麺がずらりと並んでいた。

店名由来は、浅草ほおずき市の思い出から。

汁なし担々麺や、つけ担々麺などもラインナップしていた。

精算レジの上を見上げれば、店名になったほおずきが。

周囲の引き出しに、色合いの良い大量の干し桜エビ。

無料のライスも、比較的多めに来る。

一番奥には飲酒を促す、沢山の一升瓶が置かれていた。

ライスはラストに担々スープへ入れると良い。