五丁目煮干し 東京・中野





陽射しも爽やかな青空広がる冬めく日で、年賀状作成も終えて肩の荷が一つ降りそれで心も晴々となった十二月師走下旬のクリスマスイブ前日祝日火曜日だった。

よく訪問して参考にさせて頂く麺好いブログさんが昨日こちらを紹介されていて、その店舗が立川で営業する煮干しらーめん青樹の新しい支店であることを知るところとなった。

最近訪れている五ノ神製作所五ノ神水産を運営するいつ樹羽村時代の定休日にその営業を始めた青樹さんで、その後立川たま館に2009年9月出店している。

そしてそちらを卒業した後周辺に路面店を2010年7月にオープンさせ、以前の立川勤務時代にそのお店へ何度か訪れたものだ。

そんな新店情報にそこは立ちどころに気になるところとなり、中央線沿線の中野だけに仕事帰りさっそく駆けつけようとなってその店頭へやって来た。

20日からプレオープンしているこちらのようだが、祝日となる本日をグランドオープン日としているようだ。今年の4月13日には、昭島店がオープンしているこちらだそう。

さっそく入店して行くと左手に券売機があり、中野がつけめん発祥の地であるところから支店を出したようなことをネットで見つけて思わず味玉つけめんを選んだ。

さぞかし混んでいるだろうと思ったが、青樹と言う店名を伏せているだけにあまり知れ渡ってなかったのだろうか振り返ると数人だけの空いたフロアが広がっていた。

店先にも新店を祝う花が飾られていたが、店内にも胡蝶蘭などの花々が幾つか置かれていた。

それよりも何よりも圧巻なのが壁面の躍動的に描かれた煮干しで、目玉が白目をむいているだけに鬼気迫るものが感じられてある意味怖かった。

なお奥からこの壁面の絵を見ると大したことはなく、券売機でチケットを購入したら直ぐ振り向いて壁面を見ると「おお!」と気が騒ぐことになるだろう。閑話休題。

チケットを手渡すと、麺量が大盛まで選べるそう。そこで中盛が麺量300グラムであることを確認してからそれでお願いすることにした。

入口のドアに年内は休まず営業することが案内されていて、三が日だけ休業して年明けは四日から営業し、その後は定めた水曜定休の体制で営業していく予定らしい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これがもう煮干しパラダイス炸裂の味わいがたまらないもの。それは唯一無二的な煮干し感で、青臭さのようなと比喩したくなるニボニボ感と言えば良いのか。

なんとも潮騒にも似た海のざわめきが感じられるもので、海風に乗って来る潮風の香りに近いものと言った方がいいのかも知れない。

なお店内には青樹の店名一つさえないだけに不安さえ覚えるものの、ゆがいたキャベツと三河屋製麺製極太麺と煮干し極上感のつけ汁のバランスは、青樹だけにしかなし得ないものだった。

カウンター周りには満艦飾な色合いの「油そばの美味しい食べ方」と題された案内が貼られていて、本店で以前口にした油そばだがそれも気になるところだった。

なぜ店名を「五丁目煮干し」にしたかをさりげなくお聞きして見ると流行りの店名の流れなんだそう。

そう言われて見れば千葉都賀の3丁目らーめん ごっどや東京新宿の二丁目つけめん GACHI に東京渋谷の渋谷三丁目らあめんなど、丁目が入るラーメン店はネットで追ってもかなり出て来た。三丁目の夕陽から派生した良き時代の息吹が、そうした店名を産ませているのかも知れない。

ともあれ、気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、途轍もなく確実に何処までもとっても実に良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/味玉つけめん中盛/壁の躍動感溢れる煮干し (2014.12.23)


 つけめん油そば 五丁目煮干し

 住所:東京都中野区中野5-56-15  定休日:水曜日

 営業時間:平日11:00~15:00/18:00~24:00◆土日祝11:00~24:00

 アクセス:JR中央線中野駅北口下車。サンモールの中を進んで行き、ブロードウェイ直前手前の
       右路地の狸小路を曲がって行ったカーブ先の左側にあり。



サンモールを奥まで進んでマツキヨ右手の路地を入る。

本日グランドオープンの煮干しらーめん青樹の三号店。

年内は休まず営業して、年明けは四日から開始。

つけめんと油そばがウリのこちらだ。

満艦飾な色合いの油そばの美味しい食べ方。

一番奥には開店祝いで、胡蝶蘭が飾ってあった。