番外編
カレー専門店 ベンガル 東京・秋葉原





曇りがちの大空から時折りだけ青空が顔を出しては恥ずかしがり屋の幼子のように隠れて、そんな北寄りの風が気温を下げていた十一月霜月上旬の休日木曜日だった。

諸般の事情により麺休日ならぬ麺無し日となって、こうなれば本日もラーメン以外は中途半端になっている秋葉原外食店事情を、レポートするかとなってこちらへ出掛けることにした。

手軽な金額で軽く済ませるランチスタイルの私にとって、こちらはどちらかと言えばそうした感じでもなく、以前働いていた頃に確か一度か二度程度は入ったくらいだった気がする。

そんなわけで今回は、こちらの店頭へやって来た。1973年と言うから昭和48年から営業しているこちらだそう。

赤い色のプラスチック看板が異彩を放つ店先で、その店頭は初めて26年前に見掛けた時となんら変わってないように思う。

さっそく入店して行くと先客が一人居るフロアで、店内は22席が用意されたそう狭くもないそんな変わらない店内が広がっていた。

中ほどの席に腰掛けて、オーダーはネットの画像で思わずこれで行こうと考えていたビーフ角切りカレーダブルをお願いした。ビーフ角切りが二つ入る提供メニューだ。

そこにサラダとドリンクが付く、Aセットを追加オーダーすることにした。

ドリンクはラッシーかマンゴーラッシーだそうでそこはマンゴーの方を選んだ。辛さの確認があり、普通でお願いすることにした。

1000円で日替りらしきランチセットがあり、今日はバターチキンカレー・ベンガルカレー・生野菜のプレートに、ライス・サラダ・ラッシー付きとなっていた。

なおランチセットの案内に全品ライス大盛無料と記されており、ランチタイムの時だけは申告すれば大盛となるようだ。

似たような店名のインド料理店が都内にも散見されるが、特に支店もないこちらだけの個人営業のカレー専門店だ。

テーブルには福神漬のようなものなどが、幾つか容器に入れられて置いてあった。その中にやたら辛い香辛料もあるようで、その瓶に注意が促されていた。

程なく到着。ビーフ角切り肉が沈むカレールーは、丸い金属製の深皿に入り、ライスは純白の浅皿に盛られてやって来た。

トロトロになった比較的大きめのビーフ角切り肉が二つも入ったカレールーを、丸くかたどられたライスに掛けて行きそれではと行かせて貰えば、なるほどこれは格別にたまらない美味しさと言えるもの。

とろけたビーフ角切り肉はスプーンに乗せると軽くプルプルと揺れて、強く噛むことなく口内を通過して行った。後半になってから、かなり汗が噴き出して来た。

それにしてもカレールーが染み込んだ、適度な硬さのライスが確実に素晴らしかった。サラダとマンゴーラッシーも美味しく、気がつけば完食。

秋葉原はラーメン激戦区であると同時に、今や超がつくほどのカレー激戦区だが、秋葉原で一番長く営業しているこちらの功績は計り知れないものがあると思う。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも果てなく何とも素敵で良かった。

(左フォト) 店頭/ビーフ角切りカレーダブル/サラダ&マンゴーラッシー (2014.11.06)


 カレー専門店 ベンガル - BENGAL -

 住所:東京都千代田区外神田3-10-12 日加石油ビル1階  TEL03-3255-4410

 定休日:月曜日 ※祝日の場合は営業し火曜休  ※公式サイトはこちら

 営業時間:11:30~15:00LO/17:00~20:30L0

 アクセス:JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りに出たら右手の上野方面へ進み、住友不動産
       秋葉原ビルがある交差点をさらに直進。そこから二つ目の左路地を入って十字路を
       越えて少し歩いた右側にあり。



店頭のコカ・コーラのメニューインフォメーション。

店内でカレー粉を販売しているようだ。

純インドカリー店の赤い看板が、雰囲気を造作していた。

赤いビニールのテーブルマットが敷かれたテーブル。

テーブルに四つの容器が置かれていた。

厨房前のカウンターテーブルに、様々な香辛料があった。