中国東北料理 味坊 東京・神田





北寄りの風がまた気温を下げさせて、青空が見えて陽射しも淡く注ぐものの水蒸気が多めに広がっていた、十月神無月も中旬となって来た週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、今夜もまたなんとも穏やかな午後七時過ぎだった。

神田駅からそう遠くないJRガード下で営業するこちらが気になるところとなって仕事帰り立ち寄ることにした。そんなわけで神田駅を出て、右手のガード下側道を秋葉原方面に進んで行き、神田ふれあい通りに入り程ないガード下で風情もよく営業していたこちらだった。

ABC・テレビ朝日系列で毎週日曜朝9時30分放送の「だけど食堂」で、今夏餃子が美味しい店として紹介されたようだ。

中国東北地方料理味坊とある看板の下に立って中を覗くと、狭いこともあってかなり盛況なフロアが広がっていた。奥の白い壁面には提供メニューのビジュアルフォトが、整然と何枚も貼られてあった。

するとお店の方が出て来て、どうぞこちらへとのこと。どうやら2階があるようだから、上へ促されるのだろうと中へ入ろうとした。

ところがお店の方は予測外の外に出て来て、右隣りにある味坊炭火鍋羊肉店と記された看板の方の店に進んでそこの中へ入って行った。なんと同じ店名で違う料理店を示す看板が並び合うこちらで、思わずそうだったのかと思いながらもその人の後ろについて行った。

先ほどの店内と同じように、こちらのフロアにもまた奥の白い壁面に提供メニューのビジュアルフォトが整然と何枚も貼られてあった。

左側手前のテーブル席に促されて腰掛け、メニューリストを手に取り眺めた。そして席に案内してくれた方に、お奨めの麺料理はどれかお聞きして見た。

するとそれならばと自家製手打ち麺と付記され、羊肉炒麺とも案内されていた、ラム肉入り手打ち焼きそばが美味しいと評判であることを教えてくれた。拉麺メニューも豊富にあったので、出来れば汁そばで行きたかったが、そちらは手打ち麺ではないらしい。

時間は掛かるけど、それは美味しいそうだ。そこまで言われたら今夜は焼きそばでもいいかとなるもので、この際だからと自家製焼き餃子と共にオーダー。

アルコールは何にするかと来たので、そこは機転を利かしてアイス烏龍茶も一緒にお願いすることにした。開業して14年になるそうで、すると国内が2000年問題で揺れる、そんな年に開業したこちらと言ったところだろう。

中国東北料理とあるこちらであるが、店主は黒竜江省のハルピンに次ぐ第二の都市である、チチハルからやって来られた方らしい。まもなくアイスウーロンが来て、しばらくしてから焼き餃子が到着した。

それではとその餃子を口にすれば、なるほどテレビで美味しい餃子と紹介されるのが実に理解出来るかなり素晴らしい美味しいそんな焼き餃子だった。

そして焼きそばの到着を待つも、なかなかやって来ない。なんと料理の合間に本当の手打ちで製麺して、それを野菜と共に炒めて提供するそうで、こうなればもう期待して待つしかなかった。

なんとなくお酢の匂いが漂うこちらだなと思っていたが、どうやらテーブルにも用意された中国黒酢の香りらしく、料理にも隠し味として利用されているところだろうか。

しばしするとあと二分とのことで、なるほどおよそ二分後それはやって来た。それではと行かせて貰えば、なるほどこれはたまらない美味しさ。

一口目でガラムマサラのようなカレー的な風味がふわりと来て、食べ進めて行くと様々な漢方薬のような香辛料が、多彩な表情を見せながら素敵な演出感を見せてそれが実に良かった。

それだけに、気がつけば完食。ラム肉を様々なスタイルで愉しませてくれるこちらで、ラム肉の水餃子が気になるところだ。いや、なかなかかなりとても絶大に果てなく何処までも良かった。

(左フォト) 店頭/ラム肉入り焼きそば/自家製焼き餃子 (2014.10.11)


 中国東北料理 炭火焼き肉鍋 味坊 (アジボウ)

 住所:東京都千代田区鍛治町2-11-20  TEL03-5296-3386

  定休日:日曜・祝日  営業時間:11:30~14:30/17:00~22:30LO

 アクセス:JR神田駅東口下車。右手のガード下側道を秋葉原方面に進んで行き、神田ふれあい
       通りに入り程ないガード下にあり。



神田駅東口から右手ガード下側道を秋葉原方面へ。

ラム肉を様々なスタイルで愉しませてくれるこちら。

アルコールを呑まないならと、アイス烏龍茶をオーダー。

鎮江香酢と記された中国黒酢の香りが漂っていた。

並び合う二店とも、奥の壁面にメニューフォトが。

神田ふれあい通りの夜は更けて。