らー麺 夢あかり 東京・大塚

薄曇りの梅雨空から輻射熱のようにして陽射しを感じる、既に夏の表層が今日もあらわになっていた六月水無月下旬、そんな休日金曜日の正午前後だった。昨夜は結局幾つか持つ複数の自サイトを更新している内に試合が始まり、前半のフリーキック2本共に相手方のゴールネットを揺らし、最後まで歓喜に揺れたワールドカップデンマーク戦であった。

そんなわけで起床して掛け時計を見上げれば午前11時を過ぎたばかりで、少し前にこちらの存在を知り気になる所だったので出掛ける事にした本日だった。東京メトロ丸ノ内線新大塚駅の直ぐ上周辺に位置するこちらだが、秋葉原で山手線に乗り換え都電が交差する大塚駅から徒歩圏内と言う事もあって、今回わざとそちら経由で向かって見た。大塚駅の改札を出るとまもなく、都電荒川線の路面電車が音を立てて目の前を通過して行った。それが何とも大塚の街の、下町の風情に一役を買っていた。



そんな駅前から放射状に伸びる真ん中の道を進んで行き、薄い雲が広く漂うものの陽射しが強く感じて来た頃、春日通り沿いにあるこちらの店頭へと到着した。

店内へ入って行くと左手に券売機があり、ある程度決めていたのですんなりと半熟味玉ラーメンと自家製食べるラー油付きのライスのボタンを連打して、奥に空いていたカウンター席に腰を降ろしてチケットをカウンタトップに置いた。期間限定で午後1時から対応の、油そば太麺と言うのもあった。

そこそこの先客がおられた店内だったが、数名を残して食べ終えたばかりの方が何人か帰って行った。和の面持ちを持つ内外装に、ネットで見たラーメンのビジュアルと、店内に漂う出汁の香りにある系統が浮かんだ。程なく到着。

そのやって来たラーメンのビジュアルに麺を持ち上げて確信してお店の方に確認すると、麺はやはり大成食品さんだそうで、その時点で店名から思い出し、やはり鳥居塾出身らしく今年の8月で丸三年となるそう。

それではと行かせて貰えば公式サイトで紹介している如く、鶏ガラげんこつの動物系スープに鰹節鯖節煮干し羅臼昆布の魚介系スープを合わせた、いわゆるWスープによる麺彩房系豚骨魚介らーめん。

鰹節が前に来ているものの主体性が感じられ、大成食品の麺もさすがの良さでとても美味しいそうした系統のらーめんであった。こだわり店でもたまに主体性のないらーめんと出会う事があるが、こちらは良かった。

実は私も最近流行る桃屋の食べるラー油にぞっこんの一人で、スーパーの販売コーナーには事あるごとに立ち寄っていて、一人一個の札を横目に在庫があれば必ず買って帰っていたりしている。

そんな食べるラー油を、こちらでも提供している事にも今回引かれてやって来たが、ラーメンスープも入れつつご飯と共に愉しませて貰い、海老か何かの魚介食材がフライドガーリックと共に感じられ美味しい自家製食べるラー油であった。

公式サイトによれば日本全国を旅していた経歴があるご夫婦のお店だそうで、そうして来ている内に料理の腕も身につけたらしく、訪問するきっかけにもなったロマンチックな店名は、夫婦の二人の愛娘の名前から来ているそう。気がつけば完食。いやいや、良かった。


(左フォト) 半熟味玉ラーメン/自家製食べるラー油付きライス (2010.06.25)


 らー麺 夢あかり           ※公式サイトはこちら

 住所:東京都文京区大塚5-9-3  TEL03-6319-8045  定休日:日曜・祝祭日

 営業時間:11:30〜15:00 ※スープが終わり次第閉店

 アクセス:東京メトロ丸ノ内線新大塚駅下車。駅直ぐ上の春日通りの出口の反対の歩道側にあり。
       またはJR山手線大塚駅南口下車。左斜め前方の南大塚通りを春日通りへ進んで行き、
       その通りの交差路の向こうの歩道上にあり。徒歩およそ7分。



  2010.06.25 春日通り沿い地下鉄新大塚駅すぐ上にあり。   2010.06.25 少し歩いた場所には、都電荒川線が走っている。



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