つけ麺屋 やすべえ 東京・秋葉原



梅雨時らしい曇り空から時折り小雨が落ちていた、初夏の薫風が駆ける七月文月後半の週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、本降りの雨がそぼ降るそんな午後七時過ぎだった。

ふと秋葉原が勤務先ならば今夜辺りはこちらにするかとなって、二年ぶりとなる店舗の入口に立ち階段を降りて行きそのフロアへやって来た。

先客二人席が空くのを待っていて、入店したばかりの二人客が階段下の券売機でチケットを購入している最中だった。先客二人がカウンター席に促されてチケット購入客が横にずれて、空いた券売機で少し悩んでから辛味つけ麺中盛りを選んだ。

そして何かトッピングを付けるかとなって、180円する味玉に水餃子1個と野菜炒めが皿に盛られたビジュアルが紹介されていたお得な3種盛りなる提供メニューを選んだ。

つけ麺の場合冷たいチャーシューよりも暖かいトッピングメニューが好まれるもので、こうしたものがあると確かに良いのかも知れない。

そう待たない内に席へ促されて、手元の薀蓄らしき案内を見ていると、そうかかることなくやって来た。タイミングが良かったようで、ふと後ろを振り返ると後続客が五人近く行列を作って待っていた。

それではと行かせて貰えば、こちららしい甘辛に小気味良い酸味のコントラストが素敵なつけ汁に、上質な国内産小麦粉感が実に絶妙なシフトで愉しませてくれる感覚がたまらないもの。

野菜炒めと水餃子がまた妙に合っていて実に良かった。それだけに気がつけば麺が消えていた。スープ割りをお願いすると小茶碗に注がれたものが来て、それを入れ足してほっと一息つきながら愉しませて貰った。

以前に株式会社サッポロ製麺さんが展開するつけ麺店と紹介させて頂いたが、正確にはその関連企業となる株式会社サッポロ実業さんが運営しているようだ。

ちなみに先日のレポートに店名が出て来た東京油組総本店も運営している企業であるようだ。ただし少し前に訪れた吉祥寺組は、神保町組に続くフランチャイズ店らしかった。いや、やはりかなり実に、なかなかとても良かった。

(左フォト) 辛味つけ麺中盛り(汁・麺) (2014.07.19)


 つけ麺屋 やすべえ 秋葉原店

 つけめん麺量:並盛り220g/中盛り330g/大盛り440g/特盛り550g(+100円)

 住所:東京都千代田区外神田1-15-11秋葉原西川ビルB1F  ※公式サイトはこちら

 TEL03-5296-5411  定休日:無休  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR秋葉原駅電気口下車。改札を出たら左側に出て、そのまま直進して少し歩いた右側
       にあり。



JR秋葉原駅電気街口傍で営業する人気つけめん店。

券売機右上に、無料選択ボタンがあるので押そう。

カウンター周りに様々な薀蓄インフォあり。

玉ネギとけずり節は入れ放題だが、入れ過ぎに注意。

お得な3種盛りは、味玉・水餃子1個・野菜炒め。

スープ割りを希望すると、小茶碗に注がれたものが来る。




朝方曇り空から滴るものは未だなものの、何処からともなく雨の匂いがしていた5月前半の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、そんな午前中から予測が出来た春らしい雨注ぐ午後8時過ぎ。

秋葉原家電量販店時代の仕事仲間が今夜は縁のある秋葉原の居酒屋に集結するとして、久しぶり夜の秋葉原に来て盛り上がった今夜だった。それも宴たけなわのところで終わって散会となった。

外に出ると雨は峠を越えていて、傘が不要な程になっていた。せっかくの秋葉原と言うことで、幾つかの候補店があったが、ほろ酔い加減もあって通り道にあるこちらへ落ち着くところとなった。

地下に降りる階段でやや足がおぼつかなかったが、無事下まで辿り着いて券売機でさて何にするかとなったが、そう言えば塩らーめんがまだ未食と思い出してそれを選ぶことにした。

目の前のカウンター席へ促されて着席。盛況な店内のこちら。程なく到着。それではと行かせて貰えば、魚介風味冴え渡る美味し塩らーめん。太めのストレート麺の表情も豊かに、スープもなかなかの味わいを誇示していた。

バラロールのチャーシューも、ラーメン屋がチャーシューを軽視するようになったらおしまいとでも言いたげに素晴らしくとんでもなく良かった。

味噌が札幌の心で醤油が日本の愛とすれば、塩らーめんは日本ラーメン発祥時の味わいだけにラーメン本来の味と言えて、それはもう気がつけば完食だった。いや、実になかなかとても素敵だった。

(左フォト) 塩らーめん (2012.05.09)







風もなく厚着をすればそれほどの寒さでもない、そんな1月も中盤に近づいて来た休日火曜日だった。大地震以降空を眺めては地震雲らしき雲に、あれがそうでないかと勘ぐる機会が多い今日この頃だ。

今年はまだ神田明神の初詣に行っていなかったので、秋葉原でちょっと寄りたい場所もあったのでそれをかねて午前中出掛けることにした。そうした所用も終えて本日はこちらをまた訪れて見ることにした。

昭和20年に創業したサッポロ製麺さんが、こだわりの多加水麺を武器に、平成14年4月に高田馬場に1号店を創業させたつけ麺店だ。

実はかなり前に水道橋店の行列を見てずっと以前から気になっていたお店で、渋谷が勤務先だった時に周辺の渋谷店を訪れた時はその思いを胸に入店したものだった。

サッポロ製麺さんと言えば、つい最近入ったラーメンマリモ@横浜西口も利用する製麺所で、知っている範囲だと蒙古タンメン中本つけ麺 なかむらもそちらだと思う。

やすべえと言うその店名由来は、創業の地・高田馬場から元禄7年の高田馬場の決闘で助立ちして名を挙げた堀部安兵衛に由来しているという。

そんなわけでJR秋葉原駅電気街口に程近い、雑居ビルの地下にあるこちらへやって来た。階段を降りると進行方向に券売機があり、少し回り込んでその前に立ちつくした。

ふとボタンを見れば最近のマイブームもあって気になった、辛味みそつけ麺を見つけてそれにすることにして、その大盛のボタンと半チャーシュートッピングボタンも連打。

今となっては麺量どれでも同一価格と言う戦略は当たり前の時代となっているが、あの麺屋武蔵さんさえも早い時期からその路線を踏襲しているが、その先駆けとなった店舗こそこちらのはず。

こちらで修行した方が独立して同じ路線のつけめん専門店を開いているケースも少なくないよう。同一料金だけでなく、さまざまなノウハウが時代にマッチしていると思う。

タマネギの微塵切りしかり、太いように感じられる麺しかりだ。そうした意味でも現代のラーメン店を語る上では外せないお店と言えるだろう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、しっとりした持ち味のいい比較的細い太麺ながら極太麺以上の弾力感がある麺の感覚がたまらないもの。つけ汁は濃厚とは真逆のあっさり醤油スープのような濃度の味噌味だが、ひとたび口にすればコク味も豊かな味噌の濃厚なうま味が舌を喜ばした。

そこに比較的バランスよくしっかり辛味と甘酢が利いた仕様。今回は最初からタマネギと魚粉を入れてから食べ進めた。気がつけば完食。

瞬く間に麺量440gが消えてしまい少なく思うと、少し落ち着けば満腹感に満たされていた自分に気づかされてそれが満足感にも変化して行った。チャーシューも、とても美味しいもの。スープ割りもいい感じだった。いや、やはりなかなかとってもかなり良かった。

(左フォト) 辛味みそつけ麺大盛+半チャーシュー(汁・麺)/階段 (2012.01.10)





昨夜は秋の虫と夏の蝉の合奏が繰り広げられていた、地球温暖化がそうした斉唱ももたらすのかと驚いた九月も近くなって来た八月後半の木曜日であった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、残業が長引いてほぼ午後十時の、いつもより結構遅い山手線電車の車内だった。

それでも渋谷の時の通勤に較べれば片道30分近くは早く、それでも終バスまであまり時間が無かったので、秋葉原駅電気街口から程ないこちらへ訪れる事にした。

そんなわけでいつの間にか出来ていて、秋葉原にやすべえがやって来るようになったかと、以前ひとりその店頭で腕を組んで、しみじみと感慨に耽ったその場所に到着した。(人の通行の邪魔しない)

勤務先が少し前まで渋谷だっただけに渋谷店へ訪問している私だが、二度目に行った少し前の5月1日にオープンしたこちららしい。

てっきり二階にある空中店舗かと最初は思ったが、入り口のドアを入れば地下に降りる階段が下まで続いており、地下にあるお店であった。

下に行き着くと判り易い位置に券売機が設置されていて、その前に立って今回は辛味つけ麺の大盛を選んで振り返った。

すると階段下辺りの右半分カウンター席の左端の席に促されて、おもむろにそこへ腰を降ろした。

刻みタマネギの容器を手繰り寄せて蓋を開けて中をチェックさせて貰うとこれがほぼカラで、思わず常連のフリしてカウンタトップにそれをさりげなく置いて補充をお願いした。

するとこれが目の前の方が直ぐに気が付かれ、2秒でそれが差し替えられたかと思えば、瞬時に定位置に戻して頂き、何とも華麗な素早さでおそるべしであった。

後続が続いて半分程度しか埋まっていなかった席がほぼ埋まって、盛況な地下の店内であった。程なく到着である。

この見るからにしっとりした麺が、もう実に美味しそう。補充して貰った刻みタマネギを、存分に入れてまた入れてそれではと行かせて貰えば、やはりそこは流石な美味しさ。

つけ麺の場合茹でた太麺を水でシメてから器に盛るが、そうした流れを計算し尽くして提供しているこちらだけに実に美味しいもの。

後半になってから、魚粉を入れ足して食べ進めて、その後にまた刻みタマネギを更に投入して愉しませて頂いた。

麺量440gながら、もうそれは気がつけば麺が消えていた。これで720円は、ありがたい。

スープをお願いするとこれがまた直ぐに来て、口にすればこれがまた良かった。つけ汁の中に入っていた細切れチャーシュー等もやはり美味しく、今日もそれは美味しな辛味つけ麺大盛であった。

(左フォト) 辛味つけ麺大盛(汁・麺) (2010.08.26)