上を向いていこう 東京・羽村





霞んだ青空からそう淡くもない陽射しが、しっかりと照らしては時折り陽射しさえも霞んでいた、また寒さを取り戻した感のある2月も半ばとなって来た、春待つ季節の休日木曜日だった。

しばらく前に福生市加美平の地に、「一番」と言う名前のラーメン店が存在していた。しかしそのラーメン店は今はもう既に閉店してしまったらしい。しかし西東京周辺にはそのラーメン店の味を継承する多くのラーメン店が営業しており、一昨日偶然にもその一軒へ訪問してその事を知ったものだった。

それらのラーメン店を「福生一番系」とか、又は単に「一番系」と総称しているらしく、その中には過去に訪問したたまぞうもそのようで以前にもその「一番」の名前を聞いていた事があった。そんなわけで今回大いに気になる処となった次第であった。

ネットで調べて行く内に何とも前向きな店名のこちらを知る処となって、4〜5年前は一番羽村店だったらしく、とりあえずそこへ訪問して見れば何か判るだろうと思って出掛ける事にした本日だった。

そんなわけで今日もまた中央線快速電車に乗って、青梅線直通快速に乗り換えて羽村駅に降り立った私だった。早速東口側に出てロータリー奥の右路地を入って、羽村街道へ向かおうとすれば、偶然にも五ノ神製作所で紹介した五ノ神社が目の前に現われた。

出来れば見たかった「まいまいず井戸」を、実際この目で見ることが出来て良かった。社殿の賽銭箱にお金を投げ、参拝も済ませてからかなりの距離を歩いて行った。2km弱程度なら歩けるもので、それ程のアップダウンも無く20分もかからずに到着した。これが派手な店頭で直ぐに判った。

中へ入って行くと、直ぐ右手に券売機があった。それ自体がなかなか店頭に負けない程に派手で、振り返れば店内の壁はそれ以上にまた賑やかでもうおそるべしと言うしかなかった。

「とん塩」が気になったが、豚骨醤油らしい「博多らーめん」がこちらのメインのようでそれにしようかと思ったが、ダシの味を強調させる為カエシを変えた「博多2号」なるラーメンが、何処かあずさ2号を連想させたのもあってかその味玉入りを選ぶ事にした。

チケットを手渡すと麺が選べるそうで、中太の熊本麺に、白玉と唐辛子が少しだけ入った赤玉だそうで、その中から中太の熊本麺をお願いした。それにしても賑やかなインフォメーションに、店内にあった無料トッピングサービスのビュッフェコーナーへ行くのを忘れてしまった。

時に坂本九さんの名曲は「上を向いて歩こう」だが、こちらは「上を向いていこう」とちょっと違う。そう言えば初めて転職しようと考えた時とある本で、辞めたいから転職するのでは無く、行きたい場所が出来てから転職するものと気が付いたが、まさしくこの店名のようではないか。程なく到着。

これがまた何ともなオーラを感じるラーメン。クリーミーこの上ないビジュアルがたまらないもので、レンゲの上に揚げガーリックと魚粉らしき粉が、ちょこっと乗っていたのが印象的だった。それではと行かせて貰えば、他所とはまた違った味わいのこちらながら、豚骨の怒涛感がありながらも全く臭みがないスタイル。

「一番」は以前グループで営業していたそうだが、4〜5年前からそれぞれが独立して行こうとなったらしい。その時に「一番」と言うラーメン店自体が消えて行ったそう。大元はやはり一番加美平店だそうで、そこの店主が一番を経営されていたらしい。

その店主はどうしてしまったのかお聞きして見ると、なんと直ぐ近くにある吉法師と言う名前のラーメン店を今でも営業しているそう。その店名はネットでも、福生一番系の一店として名前が上げられており、そこがそうだったのかとなった。こちらからとても直ぐ近くにあるそう。

それならばもう一軒行こうとも考えていたので、替え玉無料サービスをここでも諦め、店主に挨拶してこちらを後にした私だった。いや、かなりとても良かったとんこつラーメンだった。

(左フォト) 味玉博多2号/ビュッフェコーナー/店舗外観 (2011.02.10) ※当日2軒目へ


 ラーメン 上を向いていこう

 住所:東京都羽村市富士見平2-22-9  TEL0425-79-7289

 定休日:水曜日  営業時間:11:30〜15:00/18:00〜23:30 ※土日中休み無し

 アクセス:JR青梅線羽村駅東口下車。ロータリー右奥の右路地を進んで行き羽村街道を左折して
       ひたすら直進して行く。産業道路を越えて更に歩いて行った左側にあり。徒歩約18分。



  2011.02.10 壁に賑やかなインフォばかり。   2011.02.10 JR羽村駅東口そばの五ノ神社内まいまいず井戸。



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