麺 鶴亀屋 東京・武蔵小金井





また爽やかな青空が広がる、世間はゴールデンウイーク初日となった金曜日。仕事が終わって外に出れば、今日も穏やかな午後8時頃だった。

時に少し前に熊本ラーメンを提供するひごもんず武蔵小金井店を訪れて、その際にこちらの事も知って訪れてみたいと思っていた。

そこで下調べして行くうちに、こちらで修業された店主が営業する中華そば風味堂@荻窪にも興味が湧いてそちらへ先に訪問する処となった。

実は昨年の12月に武蔵小金井に新店がオープンして、そこへ向かう道すがらにこちらがあったのを覚えていた。思わずあそこがそんなラーメン店だったのかと振り返ったものだった。

また立川へ勤めるようになって別のお店も頭に掠めるところだったが、そんな事もあってやはり早い内に訪れて見たくなり、会社帰りまた武蔵小金井駅に降り立ちその店頭へやって来た。

こうして食べ歩いていると殆どの外食店は節電営業を心がけていて、こちらもそんな事もあってか一瞬店舗を探してしまう程にひっそりとしていた店先であった。

いつも軽く店頭のスナップ写真を撮るようにしてから入店して行くのが常だが、ケータイカメラを向けるとレジが扉の前にあるらしく、先客が精算の為にファインダーに入ってはそのたびに帰って行くのを待つしかなかった。

結局3組の先客を見送った私は、まるで何処かの探偵事務所の人間の如くで、やり過ごす度に商店街のポールに身を寄せて隠れるようにしていた。

お店の方がそれに気がついていたら、中で冷や汗一つを垂らして見ていたかも知れなかった。

ともあれ入店するとそんな先客がまとめて帰られた事もあって、物静かなそれでも数人の先客が残る店内であった。

比較的空いていたが、何故かカウンター席の一番奥に促されてそこに腰を降ろした。外の姿を見られていたかも知れない。

メニューを見てそこから、今夜はあっさり系で行きたかったので、にぼしラーメンにワンタンの追加トッピングと、さらにライスも一緒にお願いした。

風味堂ではこちらでも提供している台湾ラーメンだったので、それと比較したい気持ちもあったがそれは次回以降に持ち越ししたい。

直ぐ隣りにお店の方がおられたので、さりげなくひごもんずの姉妹店かをお尋ねすると、一瞬の静寂の後でその通りですと教えて頂いた。程なく到着。

顔を近づければ、ふわりと来る煮干しらしい香り。それではと行かせて貰えば、それは優しい味わいの醤油ラーメンで、丸山製麺らしい中細麺がまた良かった。

つくづく思ったことは、多摩のラーメンもレベルが高いなあと言う事だった。チャーシューも絶妙な面持ちで、こだわりつつもこだわり過ぎない、さりげない中華そばらしさがとても良かった。

カウンターにゴマ塩のフリカケがあったので利用させて貰った。以前は結構ラーメン店を中心に置いてあったものだが、合理化の流れからなのか少なくなってしまった。

ワンタンも、良かった。気がつけば完食。いや、なかなかとても美味しかった。

(左フォト) ワンタン入りにぼしラーメン/フリカケを入れたライス/店舗外観 (2011.03.26)


 麺 鶴亀屋 (つるかめや)

 住所:東京都小金井市本町5-13-6  TEL042-387-5580  定休日:無休

  営業時間:月曜〜木曜12:00〜15:00・17:00〜翌1:30/金曜土曜11:00〜翌1:30/日曜11:00〜24:00

 アクセス:JR中央線武蔵小金井駅北口下車。ロータリー右寄り歩道橋を上がって向こう側に降りて
       小金井街道を100m程進んだ左側にあり。



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