らーめん 紬麦 東京・秋葉原



青空からの強い陽射しがまた大気を焦がして、夏色したやや強いそよ風が木葉を揺らしていた八月葉月前半の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、それほど蒸した感じでもなかったそんな午後七時過ぎだった。

秋葉原が勤務先ならば、こちらにもまた足を運んで見るかとなり、仕事帰り立ち寄ることにした。秋葉原駅昭和通り口からそう遠くないビジネスビルの地下飲食街の一角で、2010年12月15日にオープンしたうどん小麦粉さぬきの夢使用の麺で無化調スープがウリのこちらだ。

というわけでビルの中に入り直ぐある階段を下りて行き、通路を一番奥まで進むとこちらの看板が目についた。その店頭に立つと何やらアニメの自立POPスタンドがそこにあり、どうやらこちらでそんな関係のコラボメニューを提供している様子だった。

そそる提供メニューならそれでも悪くないなと見ると、閃乱カグラなるアニメとのコラボメニューのようで、その名も「お嬢風宇治金時抹茶みるくラーメン」だそうで、何はともあれとりあえず別のものにするかとなった。

どうやらニンテンドー3DSゲームソフトの企画コラボらしく、こちらを含む秋葉原六店舗それぞれで違う限定メニューを提供しているものらしかった。ラーメンの気分でもないなと思っていると、昨春頃から始めたらしいまぜ麺の案内を見つけてこれにするかとなった。

店先にある券売機でそのボタンを押して中へ入ると、なかなか盛況なフロアがそこに広がっていた。奥のカウンター席に促されたが、見ると入口のところにお一人様テーブル席が空いているのを見つけ、ここでも良いか確認するとそこでも良いことを確認してから着席した。

後続のグループ客の方はそのコラボメニューがお目当てらしくそのチケットを購入していた。さらに後続客が続いて閉店まであと30分しかない時間帯だがかなりの人気店のこちらと言えた。程なく到着。マヨネーズが別皿で来て、それを入れてからしばらくのあいだ麺をしっかりと掻き混ぜた。

そしてそれではと行かせて貰えば、なかなかの持ち味が実に素敵でたまらないもの。ラー油&胡麻油風味のピリ辛醤油味で、多めの口にしやすくカットされたチャーシューにあげ玉と白髪ねぎと煮込みねぎが具材として入ってそれが絶妙な食感を造作して良かった。

麺もやはり素晴らしいもので、それだけに気がつけば完食だった。いや、かなり果てなく絶大に途轍もなく実に良かった。

(左フォト) 本日の店頭/まぜ麺 (2014.08.06)


 らーめん 紬麦 (つむぎ)

 住所:東京都千代田区神田平河町1第三東ビルB1F

  定休日:日曜・祝日  営業時間:平日11:30〜14:15/18:00〜20:00◆土曜11:30〜15:00

 アクセス:JR秋葉原駅昭和通り口下車。駅前昭和通り横断歩道を渡ってから右手に50m程歩いた
       左手の雑居ビルの地下1階の右奥にあり。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



店舗が入るビルの周辺。

そんなテナントビルの入口。

着席した目の前にあったおしながきなど。




見上げた桜はいつのまにか緑葉が桜花の隣りでほころんで、そして暖かい陽射しと気温が穏やかな春の装いを昨日より感じさせてくれた、そんな4月卯月半ばの木曜日だった。

そんな今日は下旬から始まる仕事の関係で秋葉原で研修があり、その昼食時は各自で取る旨あらかじめ聞いていたのでこちらへ訪れる事にした。昨年の12月15日にオープンしたこちらで、うどん用国産小麦「さぬきの夢」を使用して、無化調スープでラーメンを提供しているとして気になっていた。

そんなわけで研修の前半が終了して、昼休みとなって外へ出てこちらへ向かった。陽射しが朝方より力を増していて、今日はまた更に気温が上がりそうな気配だった。

JR秋葉原駅昭和通り口前の横断歩道を渡って右手へ少し歩いた左手にある雑居ビルの数店舗が営業している地下の1店で、そのビルの入り口は何度か行き来していたので迷う事なくそこへ立った。

ビルの中へ入ると直ぐ左手に下へ降りる狭い階段があって、各店のインフォメーションが無ければ到底降りる事はない割りには、何処も大概はそうだが夫々の店の案内は比較的質素なサイズだった。下に降りきると、右手の奥に看板が見えて直ぐここだと判った。

店先には券売機が鎮座していて、その周辺にメニューを紹介するインフォメーションが整理してまとまっていた。特に決めていなかったものの選び易いボタンの配置もあって直ぐこれにするかとなって、店名が冠になっていたつむぎラーメンに炊き込みご飯のボタンも連打した。

店内へ入って行くと正午前でも3人程の先客が居て、常連さんらしき方もいる雰囲気で、既に周辺の人気店の1店になっている風だった。壁に沿って設けられたカウンター席へ身を寄せつつ、チケットを手渡してから腰を降ろした。

以前は外食店ではなかったテナントなのか、そんな雰囲気を感じた。程なく到着。麺は一見うどんのような風合い。香川県オリジナルのうどん向けの新種小麦である「さぬきの夢」を店内の製麺機で打った自家製麺らしく、利用する製麺機もそうしたうどん用なのかも知れないと思わせるものだった。

「さぬきの夢」と言うと、アミロース品種のニシホナミ(西海173号)と、中国142号を掛け合わせたものらしく、色合いや食感を従来より向上させ品種改良した「さぬきの夢2000」が既に有名となっている。

しかし全国的にはあまり知られてないが、三年前に粘弾性等が更に高まった旧系統名香育21号が「さぬきの夢2009」となって今後登場して行くよう。

今回新種小麦と店頭で紹介されているので、その2009の方が利用されているのか定かではないが、今後そちらへ移行していくようなので何れにしてもあながちでもなさそうだった。それではと行かせて貰えばなるほどいい風合いを感じる麺。

そのコシも中華めんらしさがしっかりあって、この新種小麦の多様性を広げさせるには充分なほど。ラーメンスープは甘辛仕様のタレをたっぷりの白ネギで炒めた感じの具材がしっかり入っていて、カツオ風味を感じつつも豚素材が強めに出た仕様のものだったが鶏素材もたっぷり使ったスープだそう。

炊き込みご飯の上にはほぐしたチャーシューがこれまたたっぷりで、こちらも大変美味しいサブメニューであった。気がつけば完食。いや、なかなか良かった。

(左フォト) つむぎラーメン/炊き込みご飯/店頭外観 (2011.04.14)