つけめんムサシヤ
東京・吉祥寺北口 ※閉店





灰色の薄暗く厚い雨雲が初冬のような冷たい雨を落として、遠くの景色が白く霞んで春らしくもあり、大気の冷え込みが以前よりは和らいで早春らしくもあった三月弥生上旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、一日中降り続いていた雨も微量の雨となって、夜風が漂う吉祥寺の街角を濡らしていたそんな午後七時過ぎだった。

吉祥寺が勤務先となって先日丸井傍に移転した吉祥寺武蔵家の暖簾を潜ると、姉妹店となるつけめん店が数日後周辺にオープンすると知りそこは気になるところとなった。

無事に昨日から営業を開始したようで、それならばとさっそく仕事帰り訪ねることにした。と言うわけでJR中央線新宿方面の左側高架下道路を歩いて行った。

途中に武蔵家が以前営業していた建物があったが、特に別の店が営業していることもなくシャッターが閉まったままだった。

そこを越えてさらに進んで行くと、自動車が通れないほど狭い通路となった。この道で良いのか不安を覚えながら歩いて行くと、店名が表記された大きな白い提灯が見えてあそこかとなった。

昨夜オープンしたばかりだけに、お祝いの花が周囲に飾られて賑やかな店先となっていた。吉祥寺家系つけめんと言うことらしい。

さっそく入店すると、右手に数字入力式の券売機があった。そこでそのつけめんの数字を入力して決定ボタンを選択。

そして自家製ジューシーしゅうまいが、二個で150円ならばとその数字を続けて入力した。

振り向くと数人が居るフロアで、奥へ進むとお好きな席にどうぞと声が掛かり、厨房に居る方々の前のカウンター席を選んで腰を下ろした。

カウンタトップの縁に、にんにく・生姜・豆板醤・一味・ゴマを用意している旨が案内されており、必要であればスタッフに申告すれば出してくれるようだ。

また入口付近には一ヶ月ほどしたら、武蔵家のラーメンも提供する予定であることが案内されていた。ふと厨房の右奥を見ると、中西食品と銘が打たれた麺箱が見えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なかなかの持ち味がある美味しいもので、素敵なつけめんのスタイル感がたまらないもの。

そのつけ汁は濃厚な家系スープに、魚粉をしつこくない程度に入れたもので、麺はなんとも言い難い魅力を感じる太麺と言えた。

濃厚家系スープを魚介豚骨にした、ガッツリ系の肉つけめんと言う感じのものだった。

限定メニューから生まれたものか、はたまた賄いから派生したものか、そこら辺が気になったのでさりげなく厨房の方にお聞きして見た。

すると店長さんだろうか定かではないがそのお聞きした方が、家系ラーメン店ではあまりつけめんを見ないことを話題にしたのがきっかけで、みずから開発した結果今回この店がオープンしたのだそう。

しゅうまいがそれにしてもワイルドなスタイルのものでなかなか美味しかった。ふっくらジューシィーな良さで、後で中に豆腐が入っていると知ってかなり驚いた。

豚バラ肉の味付けがまた絶妙な美味しさで、キャベツも合っていて、気がつけば完食。帰りがけキャンディを貰えた。いや、かなりなかなかで、とても実に果てなく何処までも良かった。

(左フォト) 吉祥寺家系つけめん(麺・汁)/提灯 (2014.03.05)


 つけめんムサシヤ - 6348 -

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-38-6  ※公式サイトはこちら

 TEL0422-22-8618  定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日

 営業時間:平日17:00〜23:30◆土曜11:30〜14:30/17:00〜23:30 ※日祝〜22:00

 アクセス:JR吉祥寺駅北口下車。JR中央線新宿方面の左側高架下道路をまっすぐ600m程歩いて
       行った左側にあり。



券売機横のメニューボード。

豆腐を練り込んだ自家製ジューシーしゅうまい。

吉祥寺武蔵家の姉妹店となるこちらだ。