喰麺家 冬馬 東京・赤羽





昨夜の大雨がまた幻だったかのようにすっかりとアスファルトが乾いて、少し霞んだ青空から夏の陽射しが燦々と注いでいた七月文月下旬の週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、昨夜ほどではないがまた降り出したものの既に止んでおり傘も要らないそんな午後七時過ぎだった。

それにしても年々局地的に降る大雨が脅威となっているが、今日もまた山口県で凄い降雨量が観測されたようだ。時代がきしむ音さえ聴こえそうだ。

昨夜の雨で赤羽駅構内のラーメン店へ入店したものだが、そこを訪れて帰宅してからそう言えばと脳裏によみがえった店がこちらだった。

まだ秋葉原家電量販店に勤めていた頃、ちょうどこのホームページを始めてそう経たない時に、アキバ界隈でこちらの秋葉原店がオープンして比較的よく訪れたものだ。

北海道・岩見沢に本店がある1997年に創業したラーメン店だそうで、埼玉・戸田に首都圏1号店をオープンさせて幾つかの支店を関東地方に展開させて行ったこちらだ。

秋葉原からそう遠くない小川町にもあったし、赤羽の東口や西荻窪にも支店が営業していたようだ。

しかしそれらの支店は、どれもがすでに閉店しているようだ。現在は本店以外に、この赤羽西口と板橋本町だけが営業している様子だ。

そんなわけで懐かしさもあって、今夜はもはやこちらしか考えられなかった。と言うわけで、赤羽で今夜は改札口を出て、赤羽西口からほど近いこちらへの店頭へやって来た。

さっそく入店すると先客一人に厨房には比較的お若い男性が一人だけのフロアで、テレビはサッカー中継が流れていて絞ったボリュームでその声援が小さく響く程度のフロアだった。

券売機が左手にあったのでまずその前に立って、みそとんこつにキムチめしのボタンを連打。キムチめしは懐かしさもあって直ぐに押したが、こちらのみそとんこつなるメニューは確か始めて。

一番奥が落ち着けそうだったのでそこまで進んで、チケットをカウンタトップに置いてから、そのカウンター席へ腰を下ろした。

秋葉原店に居た人が一人でも居ればと思ったが、厨房の方に一言二言話し掛けて見ても、そんな経験のある方ではなさそうだった。

ふと見ると森住製麺の麺箱が見えた。秋葉原店のレポートでも触れていたように、さっぽろ純連と同じ製麺所を利用するこちらだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、みそとんこつ自体はやはり初めてだったが、そこから感じられる味わいは間違いなく冬馬のラーメン以外の何ものでもなかった。

ゴマとワカメから来るのか不思議と唯一無二の感覚を覚えるもので、なかなか素敵な風情があって良かった。ありそうでなさそうな、絶妙なスタイルと言えた。

懐かしいキムチめしも、十年前に口にした味わいと何ら変わるものでなく、それだけにやや夜風が目にしみそうな気分となった喰麺家冬馬赤羽西口店の店内だった。

気がつけば完食。いや、かなり実に私的にとんでもなく果てなく美味しかった。

(左フォト) みそとんこつ/キムチめし/店舗遠景 (2013.07.28)


 喰麺家 冬馬 (トウマ) 赤羽西口店

 住所:東京都北区赤羽西1-4-13  TEL03-3906-6260

 定休日:月曜日  営業時間:11:30〜14:00/17:30〜23:00

 アクセス:JR京浜東北線他赤羽駅北改札西口下車。ロータリー左奥の赤羽アピレとイトーヨーカ
       ドーのあいだの道路を入って行き一つめの十字路を左折して間もない右側にあり。



赤羽アピレとイトーヨーカドーのあいだを入って行く。

本店は岩見沢にあるラーメン店。

最寄り駅はJR赤羽駅で西口側にある。