立川中華そば とと ホンテン
東京・立川

※「立川中華そば 魚魚 Toto@アレアレア2ラーメンスクエア」時代。



 

水蒸気が充満したような白んでどこかくすんだ青空から、いつよりも淡い陽射しが街を照らしていた、そんな初夏の気配に包まれた薫風仰ぐ5月前半の休日月曜日。

しばらく前には勤務先でもあったそんな立川へ、もうすぐ母の日と言うこともあり顔を見せるため、久々の中央線快速電車に乗車してやって来た。その前に腹ごしらえと言うことでラーメンである。

正午前には着いてスカイウォークからエスカレーターで上がる。ニューヨーク・マンハッタンがコンセプトのフロアーとなっているラーメンスクエアへ入場。「和っ2」が「かぶき屋」とリニューアルしていた。

今回新たな顔触れの2店が目的として来たが、さてどちらへ先に入るか悩みどころ。それぞれの店舗の前に立ち、その店先から感じるものがあって結局まずこちらへ入ろうと決めた。入口の横にある券売機の前に立って、さて何にするかとなった。

1番人気とある第7回ラーメントライアウト優勝を決めた焦がし煮干しらーめんか、店長イチオシとなっていた地産地消スピリッツから生まれたらしい立川中華そばか。

他にもトマトラーメンやらマーボー麺やら純なま醤油つけ麺やら、とにかく出し惜しみする事なく蘊蓄オンパレードの店頭にまた悩みに悩むところとなった。そんな中で最終的に決めたのが、店長イチオシの文字が決め手となった立川中華そばだった。

出て来たチケットを手にして入店すると、平日正午前もあってか先客ゼロのフロアー。それまで駅からやや離れていた場所で営業していたこちらだが、ラーメントライアウトで優勝したのをきっかけにして先月5日から移転して立川駅前と言えるラーメンスクエアで営業を開始したよう。

高校卒業後上京してカレー店の店長を経験後、自動車会社へ転職してサラリーマン生活の日々を送っていたらしい。しかし料理の世界に憧れたようでそこを退職。そして2004年にオーガニックダイニングをオープンさせた。そしていつしかラーメンの魅力にハマって行ったのだろう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、優しいながらも芯のある味わいがなかなかの出来栄えと言える醤油らーめん。2種の無添加煮干しと厳選鶏のWスープに、弓削多の純なま醤油を合わせた地元食材にとことんこだわったものなのだそう。

八王子ラーメンとはまた違った風情のほっこりした刻みタマネギが実に良かった。麺にもこだわりを見せており、素敵な風合いがあって良かった。気がつけば完食。いや、なかなか結構美味しかった。

(左フォト) 立川中華そば/店頭入口 (2012.05.07)


 立川中華そば とと ホンテン

 住所:東京都立川市曙町3-22-15  TEL042-519-5529

 定休日:無休  営業時間:11:00〜15:00/18:00〜23:00

 アクセス:JR立川駅北口下車。曙町交差点を右折して、東橋交差点を更に直進して行った左側。
       徒歩およそ12分。


※「魚魚☆Ramen@立川市曙町3-22-15」時代。






関東平野は爽やかな青空で陽射しが色づいた樹々を照らし、北東からの微弱な風が街をやや冷え込ませていた、社会情勢は南北朝鮮一触即発に揺れていた11月下旬休日の水曜日だった。

そんな今日は先日某ひがしオフ会に参加した方から教えて貰った、立川駅徒歩圏内こだわり店のこちらへ訪問する事にした本日だった。

原則としてラーメンの提供は昼だけだそうだが、夜もアルコールと一緒だったりすればラーメンも提供してくれるようだが確実ではないらしい。そんな状況に立川駅から10分近く歩く立地だけに、休日訪問する事にした次第だった。

2004年11月に小平で「Ozy's Dining よっちゃばれ」として創業したこちらだそうで、その後に「Ozy's Dining 魚魚」に店名改称。そして2007年9月この地に移転して来たそう。お昼の無化調らーめんの提供は2008年3月から始めたらしい。

当初は「魚魚☆R(トトアール)」だったが、その後現在の店名に改称。無添加・無化調にこだわっているそうで、昼はらーめん専門店で夜は居酒屋のこちらだそう。

と言うわけで中央線快速線電車で、通勤地となってはや一カ月以上が過ぎた立川までまたやって来た。北口に出て少しだけウィンドショッピングで、時間を潰してから店頭に到着した。暖簾があったりするものの、一見すると居酒屋風の面持ちがある店舗だ。

さりげなく中に入ると平日の開店まもない時間もあってか、先客が一人だけの静かな店内で、奥へ進むと明るい挨拶の掛け声に迎えられた。

店内中央外寄りテーブルの一席に腰を降ろしてからメニューリストを手に取ると、居酒屋タイムのものらしくラーメンタイムのものは、テーブルに平置きしている下敷きのほうにあるそう。

見ると「豚骨キャベツらーめん」と「純なま醤油つけ麺冬バージョン」と言う限定メニューがインフォされていた。

その裏側に通常メニューがあるそうで、引っ繰り返して見ると「ついに完成!!」とか「THE無化調!!」と言う文字が躍っていて、「煮干し鶏そば」なるメニューが用意されていた。

そこからさらに醤油らーめんと塩らーめんに夫々の味玉付の4タイプに、さらに下に目を移すとやけに高額な黄金の醤油らーめん1200円と言うラインナップもあった。

試しにお奨めを聞いて見るとどれもお奨めだそうで、そう来るなら高額な黄金の醤油らーめんと行きたい処だが、インフォの文末に正直にも改良中のひと文字が入っていて何ともオーダーし辛く、それならばと煮干し鶏そばの醤油らーめん味玉付をお願いした。

そんな煮干し鶏そばは、岩手と四万十のオーガニック丸鶏、瀬戸内海無添加カタクチイワシの煮干し、特別に飼育された豊後どりの鶏チャーシュー、有機栽培された長ネギ、無漂白の細切りメンマ、オーガニック小麦使用の特注手揉み麺によるものだそう。

ふと視線の先には細長くて大きな魚がミイラのような状態で飾られており、そこには赤矢柄と魚の名前が紹介されていた。

夜の店名は「Ozy's Dining 魚魚」と書くこちらだが、Ozy'sはオジィズと読むそうで店主は新潟の十日町出身らしく、そこの方言で弟のことをオジと言う事に由来しているそう。程なく到着。ラーメンから発せられる、なんとも言えない圧倒的な存在感は、一体どうすればこれだけ感じるのだろうか。

そんなにも大いなオーラを感じるラーメンだった。香る鶏の奥深さは手を付けるのも勿体なく感じる程と言えた。醤油らーめんは二種類の生醤油をブレンドしたものらしい。

それではと行かせて貰えば、ふくよかな鶏の複合的な美味みがとんでもなく怒涛の如く押し寄せてやって来るスープで、麺もそれに負けない実に素晴らしいもの。

夏の麗しい青空の下で、爽快なそよ風を感じる如くそのラーメンは完璧な持ち味を有していた。それはそれはもう、気がつけば完食だった。

味玉も体育館にある壇上に立って冷水で軽く喉を潤した後、両手を軽く握ってテーブルに置き自ら青年の主張をするようにその存在理由を語って来るほどに素晴らしかった。いや、とんでもなくかなり良かった。

(左フォト) 煮干し鶏そば醤油らーめん味玉付/店内/店頭外観 (2010.11.24)