中華 徳大 東京・荻窪


最寄り駅はこちらもラーメンの聖地、荻窪。

駅前のすずらん通りを入って行った奥寄りの左側。

昭和49年創業の街の人気中華店。

ちょっと迷うくらい沢山ある券売機のボタン。

迷った時にオススメのボタンナンバー40番の徳大セット。

店内にあった切り抜き記事の拡大コピー。







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青空に墨色がかった雲が浮遊しながらも、陽射しが冬めく街角を照らしていた、衆院選当日は積雪が懸念されていたニュースをネットが伝えていた十二月中旬の金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、それほど冷え込んでいないまさしく穏やかな午後七時過ぎだった。

実は少し前にこちらにまた訪れて見ようとなって先日その店頭に立てば、なんと休業しており数日後に再開することが出入口のドアに張り出されていた。

やむなくその日は別の店へ流れたものだ。そんなこちらにそう言えば今夜は大丈夫だろうとなって、仕事帰りにリベンジとばかり立ち寄ることにした今夜だった。

そんなわけで荻窪駅前のすずらん通りのアーチを潜って、しばし歩いた左手で営業しているこちらの店頭へやって来た。

今夜の店内は明るく店内から人の声が聞こえて来て、そんな中の眺めに胸を撫で下ろしつつ、四年ぶりとなるその中へ入って行った。

今回は午後七時半頃の時間で、閉店間際と言うこともなかった。その所為なのかそれほどの混雑では
なかったが、空いているという程でもなかった。

例によって直ぐ右手に券売機がありさて何を選ぶかとなったが、そのあまりのボタンの多さに、もう前回と同じメニューでいいやとなった。

そこでそのボタンを探すと以前は直ぐ気がついたボタンが今回は見つからず、まごついていると厨房の一番手前におられた方が助け舟を出してくれた。

「それなら48番のらんらん焼飯と、左下57番の半らーめんのボタンを、それぞれ別々に押して下さい」と言って、的確に教えてくれたお店の方だった。

その通りにボタンを選んで、出て来たチケットを直ぐに取り出し、カウンターに置いてからゆっくりオツリの方を取り出した。

そのまま傍の空いていた入口付近のカウンター席に腰掛けた。直ぐ傍に券売機がある場所で、思わずそのボタンの多さに座りながら見入ってしまった。

悩んだ方は豚バラうま丼と半らーめんなど、全4パターンから選べる800円する徳大セットがオススメだそう。

チャーハンは焼飯として様々なスタイルのメニューがあり、からし焼飯と言うのもあったが、ホウレンソウ焼飯なる人気チャーハンもあるようだった。

少し前の臨時休業は、店主が体調を崩された為だったそう。現在は復調されたそうだが、今後も無理をなされないよう望みたいところだ。程なく到着。

まずは半らーめんから口にして行くと、やはり風情のある味わいが素敵なラーメン。胡椒が効いて背脂が溶けながらも粒も浮いて、やはり何処か尾道らーめんをイメージさせた。

そしてらんらんチャーハン最高!と褒めちぎりたくなる、その絶大になる美味しさがたまらないもの。

単に玉子をフワとろにしただけでなく、それを一緒に頬張ることを計算した焼飯の調理加減がなるほどと唸りたく程なかなかと言えた。

大満足のうちに、気がつけば完食。こちらも餃子が手作りのようで、大いなる人気メニューのようだった。と言うのも後続客がかなり注文していて、そのことに気づかされた。

三個からオーダー出来るようで、後は5個、8個、10個。600円の餃子定食は、6個が付くらしい。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てなく素敵で、名店らしいしみじみと来る風合いもあって素晴らしく実に良かった半ラーメンとらんらん焼飯だった。

追記:本日より久しぶりサイト名のロゴを変えて見ました。

(左フォト) 店頭と周辺/半ラーメン/らんらん焼飯 (2014.12.12)


 中華 徳大 (とくだい)

 住所:東京都杉並区荻窪5-13-6  TEL03-33393-2082  定休日:日曜・祝日

 営業時間:平日11:30〜13:30/17:30〜21:00LO◆土曜17:00〜21:00LO

 アクセス:JR中央線荻窪駅西口改札下車。西口改札を左手に出て突き当りを右へ降りて目の前に
       あるすずらん通りを歩いて行った左側にあり。徒歩およそ2分程度。


今日は久々に朝からラーメンを食した週明けの月曜日で、いつものようにその分昼食を遅く済ませた。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、やはり然して寒くもない午後8時過ぎだった。

時に立川通勤となって通勤途中駅に荻窪があるのだからつい開拓したくなる処で、そんな荻窪の駅周辺にこちらが在る事を知って、訪れて見ようと考えた今夜であった。

そんなわけで荻窪駅でまた下車して、閉店時間の午後9時近い時間だけに、小走りしつつその店頭へやって来た。

幸い準備中のような札も掛かってなさそうだったので、そのまま店内へ入って行く。すると直ぐ右手側に券売機があった。

あらかじめ決めていたメニューを探すと、なるほどこれとこれを押せばいいのかと直ぐに理解出来て、らんらんチャーハンと半ラーメンになる2つのボタンを押した。

閉店間際の時間ながらそこそこに盛況で人気ぶりが伺える店内で、中ほどの空いた低い位置のカウンター席に腰を降ろしながらチケットを手渡した。

チャーハンが特に人気を博しているようで、それでTVに登場する事もしばしばあるそう。

程なく注文した2品がやって来た。チャーハンは普通に作っていて、あれ?と思ってしまったがその後で上に乗せる卵焼きが作られ置かれてなるほどだった。

まずは半ラーメンから行かせて貰うと量的にもまずまずのボリュームで、これがなかなかと言える風情と美味しさ。

チャーハンばかりがクローズアップされるだけに、ある程度の予想を持ってやって来たが嬉しい誤算と言うしかなかった。

濃い色の醤油スープにミンチ状の背脂が浮いて絶妙な感覚の酸味が独特なバランス感を造形していて、中細麺がいい意味で空気のような存在に感じられた。

それだけに縮れていたのかさえも、気がつかなかった程にラーメンとして溶け込んでいた。尾道ラーメンに近いが、また独自の面持ちが良かった。そしてチャーハンがもうなるほどな美味しさ。

チャーハンとふんわりしっとり来る卵焼きのハーモニーがタマらない良さで、やめられないとまらない下りの急坂で全力疾走してしまった美味さと言うしかなかった。

気がつけば完食であった。昭和49年に創業したお店らしい。

ぎりぎりに来られる常連さんもおられるのか、午後九時を過ぎるまでは閉店を知らせる提灯消灯をしないよう。いやなかなかでかなり良かったラーメンとチャーハンであった。

(左フォト) 半ラーメン/らんらん焼飯 (2010.12.06)