鶏ポタラーメン THANK
東京・芝大門





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灰色に染められ霞んだ大空からわずかな小雨が滴り落ちていた、気温が下がり気味のまた三寒的な四月卯月中旬の金曜日だった。

本日もまた午前中は浜松町で会議があり、それも終わって勤務先へ戻る前に周辺でラーメンするかと外へ出た。

その際に同じ勤務先の方とラーメンと言うことになり、それならばと今まで訪れた中で間違いの無い店の一つへ行くかとこちらへ再訪問することにした。

そんなわけで、どんよりとした暗い雲を見上げながらも、その店頭へやって来た。今回はつけめんで行くかとなって、券売機でその塩玉子入りを選んだ。

同行された方は冬期限定らしい、misoポタラーメンを選んでいた。仙台味噌と八丁味噌をブレンドした味噌ダレが入るものらしい。

低温調理された大山鶏のモモ・ムネ肉をトッピングして、ぴりっと効く刻み生姜がアクセントとなっている旨の案内が店頭に記されていた。

振り向くとお店の方が待ち受けていて、その方にチケットを手渡し、促されたテーブル席に腰を下ろして到着を待った。

午後1時過ぎでランチタイムの遅い時間ながら、その時間にしては盛況と言えるフロアのこちらだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、やはり何とも言えない鶏ポタージュ感に複合的な面持ちがまったりと来てたまらない美味しさ。

無化調らしい風情が、幾重にも羽織る煌びやかな着物のように、複数に及ぶそれぞれの食材の質感を高めていた。

塩玉子は特製タレに漬け込んだ味玉だそうで絶妙なトロリ感に至るまで良かった。

ローストしているらしい小麦を利用したものだそうで、もちもちと来る平打ちの太麺は意図的に手もみしたようで、ワシワシと来るワイルドな食感がまた実に良かった。

つけダレは鶏ポタスープに甘酢と香辛料を加えているそうで、何ともパンチの効いた持ち味があってまた素敵だった。

手羽先チャーシューもローストされたもので何とも美味しく、気がつけば完食。いや、やはりかなりとんでもなく絶大に絶え間無く何処までも良かった。

(左フォト) 塩玉つけめん大盛300g(汁・麺) (2014.04.18)


 鶏ポタラーメン THANK (サンク)

 住所:東京都港区芝大門2-1-13 芝大友ビル1階  TEL03-5400-1350  定休日:日曜・祝日

 営業時間:平日・土曜11:30〜15:00/18:00〜22:00◆土曜11:30〜15:00 ※スープ切れ次第終了

 アクセス:JR山手線(京浜東北線快速停車駅)浜松町駅北口下車。改札前の通りを左手に歩いて
       行き、第一京浜の国道15号の大門交差点を越えてその先の三つ目の左路地を入り進み
       100mほど歩いた右側にあり。都営地下鉄大門駅からの方が近し。


ずっと降り続いた雨もやっと朝方には止んで、空はにわかに明るさを取り戻して、それでも風が遠方の微量の滴を時折りわずかに届けていた。

冷え込みはそのままでむしろ更に寒かった、三月弥生上旬の新しい一週間がまた始まる、今日は桃の節句のそんな月曜日だった。

また午前中は会議の関係で浜松町に出掛けた本日で吉祥寺へ戻る前にラーメンとなって、今回はこちらをネットでその存在を知るところとなって立ち寄ることにした。

せたが屋系列店ラーメンゼロの目黒で営業していた時の店長さんが独立して、2012年1月5日にオープンしたラーメン店だそう。

無化調の三文字にその出来栄えが興味津々となるところだった。

そんなわけでビジネス街の路地裏で、人気隠れ家店の佇まいのようなさりげない雰囲気を持ちながら営業していた、そんなこちらの店頭へやって来た。

オープンして丸二年となるこちらで、すでに周辺の愛される人気ラーメン店のオーラが感じられ、入店するとランチタイムとあって大盛況な店内が広がっていた。

券売機の前に立ちラーメンとろりを選んで、この際だからサイドメニューも行くかとなって鶏そぼろ丼のボタンも連打。

振り返るとお店の方が待ち受けていて、チケットを手渡すと低姿勢ながらも素早い対応で、麺の固さを聞かれそこはカタメと応えて促されたカウンター席へ着席した。

鶏と5種類以上の野菜で作る無化調の体に優しいポタージュスープということらしい。

オープン当初は鶏ポタラーメンの濃さを、特濃・中濃・あっさりとソース見たいな表現にしていたが、現在ではそのディファレンスを「さらり・とろり・ぽてり」と置き換えていた。

「さらり・とろり・ぽてり」に未だ訪れてはいないが、こちらの周辺に「麺やポツリ」なるラーメン店があり、思わずその店名が脳裏にフラッシュバックしていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこはなかなかの持ち味がかなり素敵でたまらないもの。

まさしくトロリと来る鶏ポタージュスープで、塩ダレには沖縄産の自然塩が用いられ、貝柱や干し椎茸に昆布のダシも利かせているらしい。

麺は北海道産小麦のみの細麺だそうで、焼かれた手羽先鶏チャーシューはスチームオーブンでしっかりと焼いたものらしい。

穂先メンマが実に柔らかく長めのものでちょっとない良さで、全てがさりげなく変に誇張する部分が皆無なだけに、味わい深く感じられなかなかだった。

鶏そぼろ丼には、うずらの生卵が乗せられてこれも美味しかった。後半になってからカレーパウダーがあったので入れて見たが、そうした愉しみまで用意されて素敵なこちらだった。

気がつけば完食。いや、かなり果てなく実に素敵で、とっても何処までもなかなか良かった。

(左フォト) ラーメンとろり/鶏そぼろ丼/店頭外観 (2014.03.03)


店頭に貼られていたインフォメーション。

店内にあった薀蓄も、判り易い表現になっていた。

カレースパイスが用意されているこちら。替玉は100円。