麺屋 武一 東京・秋葉原





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関東地方に向かう台風の影響か朝からまとまった雨量の冷たい雨が滴り落ちていた十月神無月上旬の日曜日。台風情報を追うと、これから来るその台風の後にも、もう一つの台風が出来ていた。

今日も仕事が終わって外に出れば、台風の影響により風雨ともに強まって、気温が落ちてやや寒くもあったそんな午後七時過ぎだった。

ともあれそこは何処へ行くかとなって、昨夜辺りから思い浮かんでいた、こちらへ予定通り仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけで折りたたみの傘では雨粒が大きい為にややつらい中を歩いて行き、中央通り奥の路地裏で営業するその店頭へやって来た。

さっそく入店すると台風接近にテレビで無駄な外出を控えるよう呼びかけているのか、日曜日にしては先客の少ないフロアが目前に広がっていた。

券売機ではほぼイメージ通りに鶏つけそばを選んで、今夜もサイドメニューも頼むかとなって、以前訪れた時に気になっていたささみユッケご飯のボタンが200円だったこともあって連打した。

チケットを手渡す際に、鶏つけそばの汁は鶏白湯の塩味もあったが、鶏骨醤油の方にして麺量は無料サービス内の中盛でお願いすることにした。

店舗左手奥の道路寄りのカウンター席が落ちつけそうだったので、お店の方に一声掛けてからそこに行って腰を下ろした。

すると壁面には様々なインフォメーションがあり、それが目の前に飛び込んで来た。

今回オーダーした、ささみユッケご飯の案内もあり、焼き鳥屋のまかないから誕生した一品となっていたが、そう言えば焼き鳥屋の店名は何と言うお店なのかとなってさりげなくお聞きして見た。

すると2010年6月15日にオープンしたらしい新宿にある「三丁目の串もん屋」だそうで、ネットでさっそく調べて見ると旧店名は「新宿三丁目串物屋」と言った焼鳥酒場のようだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これがまたなかなかの持ち味がたまらないもの。瀞み豊かな鶏骨醤油スープが実に素敵で、平打ち太揉み麺の風情もとてもいい絶妙感と言うしかなかった。

ささみユッケご飯も美味しかった。湯引きした新鮮な鶏ささみ肉を胡麻油などで和えたものが、温かいご飯の上に載ってやって来たもの。

奥久慈卵が付いて来て小茶碗の縁に添えられたワサビを割り入れた卵と共に入れて、さらに醤油をそこに垂らしてから掻き混ぜて頬張れば、それはもう至福の世界とはこのことだった。

それだけに、気がつけば完食。少し前に厨房の方から、台風の影響でこれ以上の来店客も望めないから、今夜は早仕舞いする旨打合せする声が聴こえて来た。

外食店ほど天候に左右される営業はなく、実に大変なお仕事だと思う。いや、かなり果てなくとんでもなく、絶大に実に良かった。

(左フォト) 鶏つけそば(鶏骨醤油)中盛/ささみユッケご飯 (2014.10.05)


 麺屋 武一 (タケイチ) 秋葉原店

 住所:東京都千代田区外神田3-13-5松井ビル1階  TEL03-3251-6323

  定休日:無休  営業時間:平日11:30〜23:00/土日祝11:30〜22:00

 アクセス:JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りを上野方面に進み、右手にドンキホーテの建物
       が正面に見える左路地を入り、次の十字路を左折して程ない左側にあり。


麦秋の時季を迎えて遥かな空まで入梅らしい蒼い雲が覆うものの、そんな雲の合間から朝方久しぶりに陽射しが時折り注いでいた六月水無月前半の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、傘がいらない程度の小雨が軽く降っていたそんな秋葉原界隈の午後七時過ぎだった。

以前から気になっていた秋葉原電気街の中で営業するラーメン店で、秋葉原勤務ならばとなって仕事帰り通勤電車へ乗る前にその店頭へやって来た。

以前に地下でラーメン店が営業していた建物の一階で、その地下では現在はイタリアンなスパゲッティ店が営業していた。さっそく入店して右手の券売機の前に立つ。

すると思わず一瞬たじろぐほどに壁にも見えるほど、インフォが沢山周囲に貼られた券売機が立ちはだかっていた。

ともあれ、濃厚鶏骨醤油らーめんや鶏つけそばに鶏まぜそば等もあったが、あっさり気分だったので味玉入り比内地鶏の白湯らーめんのボタンを選んだ。

厨房の前にカウンター席があり、そこへ促されて着席。すると傍には様々な蘊蓄が、かなり手慣れた感じで配置されていた。

青山でラーメン店を10年、赤坂で焼鳥店を7年続けて来たメンバーが、鶏の可能性を究極まで追求したいという思いから開店した濃厚鶏白湯ラーメン専門店なのだそう。

2013年7月25日にオープンしたこちらで、厨房におられた店長さんらしき方にお聞きすると、現在は青山で麺屋こいけと言うラーメン店等を営業している店舗の系列店だそう。

2012年7月5日新橋に同店名を開業させた後こちらを始めたらしい。そうするとそちらのネクストブランドと言う、位置づけの店舗の支店と言ったところのようだ。

その後2013年10月29日に横浜関内店、2014年1月20日に初台店もオープンさせていた。

店内にあった案内をよく見ると、濃厚鶏そばたけいち@学芸大学もまた、こちらの系列店であることが記されていた。

そちらは2012年11月9日オープンというから、秋葉原店よりも以前に営業を始めていたようだ。ちなみに焼き鳥屋のまかないから出来た200円する、ささみユッケご飯なるサイドメニューが好評らしい。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、なるほど風情の良いもので、なかなか好みな味付けで実に良かった。鶏チャーシューも素敵で、味玉もいい風合いで、気がつけば完食。

青山で営業していると言う麺屋こいけは、以前は大手ラーメンチェーンのむつみ屋さんだったらしい。

ネットではそちらのリニューアルと囁かれていたが、調べて見ると直営店では無くフランチャイズ店であり、そちらから独立して焼鳥店から派生したラーメンをウリをしているところなのだろう。

薀蓄には「鶏屋のこだわり」として黒七味に関することや、姉妹店の焼鳥店のレシピで作られたつくねのこと、また使用鶏肉に奥久慈卵のことなど利用食材について綴られていた。

醤油、塩、味噌、豚骨。今やこれに対して、担々麺・トマト味・激辛味・牛乳味・ベジポタ・ソース味などと実に様々なラーメンがあると言える。

その中で第五の国民的ラーメンとして一歩リードした感のある鶏白湯だが、これからさらなる進化を辿ることになるのだろうか。

いや、とてもなかなかの持ち味が、実に素敵な面持ちで良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/味玉入り比内地鶏の白湯らーめん/薀蓄 (2014.06.09)


2013年7月25日にオープンした濃厚鶏白湯ラーメン店。

一瞬たじろぐほど壁にも見える券売機が立ちはだかる。

はじめまして、麺屋武一です。