昇龍 東京・上野


不忍口から出て横断歩道を渡り斜め左手の路地。

路地を進んで行くと、突き当たりがこちらとなる。

ジャンボな餃子は4個で460円で、肉餡ぎっしり。

店頭でも餃子が売られており土産に最適。

店内から外を見ると周囲は居酒屋ばかり。

どれもが人気メニューと言えそうだ。







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※番外編レポート

青空が広がり陽射しが燦々と注ぎ爽やかな風がそよぐ、それほどの冷え込みも見られなかった十一月霜月前半の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風がそよぐそんな午後七時過ぎだった。

今夜も麺休日ならぬ麺無し日となって、それならばチャーハンと餃子の海に溺れて見るかと名案が浮かんだ。さて、そこで何処にするかと悩むところとなった。

しばらく考えた後で、こちらがぴったりに違いないと気がつき、仕事帰り立ち寄ることにした。

と言うわけで上野まで足を伸ばして、不忍口から出て目の前の横断歩道を渡り斜め左手の路地を入り進んで行くと、突き当たりがこちらでその店頭へやって来た。

直ぐ目の前の珍々軒が月曜定休でお休みながら、その周辺の居酒屋のテーブルがせり出して賑やかさはそう変わらないこちらの店先だった。さっそく入店して行くと、大盛況な店内が待っていた。

それでもちょうど入口辺りのカウンター席が数席空いていたので、そこへ腰掛けメニューリストを手繰り寄せ直ぐさま五目チャーハンと4個入りのギョウザをオーダーした。

するとオーダーを受けた女将さんが厨房に向かって、コーテルイーガー!○★◇■◇!と最初の下りだけ聞こえたが、それは餃子の王将でよく聞かれる言葉だった。

中国語で餃子のことをジャオズなどと呼ぶがコーテルと言う言葉は存在せず、あくまでも餃子の王将内だけの通用語だけに驚くしかなかった。

まもなくすると後続客が続いたが、その内の一組は喫煙を希望して入って来た。すると入口におられた女将さんが、店内は禁煙であることをさりげなく伝えていた。

ちょうど搬出位置辺りの場所だった見たいで、美味そうな大きい焼き餃子が幾つも目の前を通過して行った。そしてしばしした後に、その一枚が目の前に置かれて到着した。

例によって醤油とお酢とラー油で餃子のタレを作りそれではと餃子をパクっと口にして行けば、やはりこちらに来て正解だったと思える素敵な焼き餃子で実にたまらない美味しさ。

さすが餃子の名店と言われるこちらだった。ビジュアル的にもセクシーな柔肌で、肉餡のぎっしり加減と言ったらなくそれにしても良かった。

そんな風に堪能していると五目チャーハンも到着。付いて来た中華スープをまず口にすれば、何ともな優しい味わい。

その中華スープをすくったレンゲでチャーハンを食して行けば、これまたきわめて美味しい五目チャーハンで、そのボリュームがまたたまらなかった。

餃子の名店と謳われるこちらは、チャーハンの名店でもあったと、声を大にして主張したくなるほど。思わず浮かんだ言葉は、美味くなければ喰い倒せないと言う一言に尽きた。

それだけに、気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、果てなく壮大にめちゃくちゃ何処までも実に良かった。

(左フォト) 夜の店頭/五目チャーハン/ギョウザ(4個) (2014.11.10)


 昇龍 (しょうりゅう)

 住所:東京都台東区上野6-10-14 TEL03-3832-0847

 定休日:水曜日 営業時間:平日11:30〜21:00/日祝11:30〜19:00

 アクセス:JR上野駅不忍口下車。駅から御徒町寄りに200m弱ほど進んだ山手線ガード下の
       周辺にあり。


青い空から青い水色の風を見るような秋の風が、冬を待つ陽射し注ぐ街を駆け抜けていた11月半ばの木曜日だった。

そんな今日はまた仕事の関係で、朝から秋葉原界隈に所用がある日だった。それも正午過ぎには終了して、上野まで歩いて先月訪問した某店の目と鼻の距離にあるこちらへ入店する事にした。

その目と鼻の距離にある某店を教えてくれた方が、訪問していたもう一軒が実は餃子の名店として名高いこちらであった。

今日はこの前と違ってここまで一人で歩いてやって来た。最初は来るつもりで無かった。

しかしふと気になってネットで見たこちらのギョウザに絆されてしまった。昭和32年創業らしくそれを裏付けるようなラーメンの風情にもそそられる所となった。

そんなわけでガードとガードの隙間に立地する店頭に到着すれば、5人程の行列が入り口から伸びておりその後ろに並び立った。

店先ではこちら自慢のギョウザが店頭販売されていて、待っている数分でも何人かの方が買っており、やはりなかなかの人気店であるこちらだった。

しばらくすると先頭となり、まもなく女将さんに引き入れられて、促されたカウンター席へ腰を降ろした。そして注文を尋ねられたので、予定通り迷う事なくラーメンとギョウザをお願いした。

それはそれは盛況な店内。誰かが帰って行くと、列の先頭の人が呼ばれて入り口に絶えず人が行き来していた。

メニューには五目チャーハンにカニ玉丼やニラレバ炒めも用意されていたが、名物のジャンボ餃子は4個オンリーで、それ以外の個数を受け付けするような事は無いこちらだった。

ちなみに直ぐ傍にはこちらの二号店があって、そのお店をパート2として店頭でも案内していた。

そう言えば自家製餃子を店先の案内で「オール手作り」と表現しており、どこかアメリカンなこちらと言えた。程なく到着。

なるほど通常のギョウザに較べて、遥かに大きいサイズだ。それを横目にラーメンから手をつければ、しみじみとした味わいのあっさりとした醤油味。

中細ちぢれの麺は柔らかめでふっくらとしており、バラロールチャーシューとメンマが具材として乗ってなかなか美味しいラーメンだった。

ギョウザはこんがりと焼かれていて、薄いキツネ色に仕上っていたのが目の前に置かれた。これがもうやはりなジャンボ仕様。

野菜と肉の餡がこれでもかと詰まっていて、とんでもない美味しさ。餃子と言えばニンニクがよく入っているケースが目立つが、こちらは殆ど入っていないタイプ。

その割には肉の臭みが殆ど感じられず、皮も厚手でプリプリにモチモチでまた素晴らしかった。気がつけば完食。

いや、上野と言うよりも東京を代表するようななかなかのギョウザと、餃子とも相性がぴったりで風情のいいラーメンだった。特に餃子が感動系美味。

(左フォト) ラーメン/ギョウザ(4個) (2011.11.17)