中華ソバ 素和可 東京・高円寺





春霞みが青空を幾分白くさせて、車窓を横切る満開の桜の数だけ季節が実感出来た、若干だけ気温が下がっていた四月卯月上旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、天候が崩れて夜風が小雨を時折り運んで、傘を指すのも惜しい春雨が街を濡らしていたそんな午後七時過ぎだった。

先日のことだが高円寺駅周辺のラーメン店をネットで調べていると、こちらの店名が出て来てさて何処かで見掛けた店名だなとなった。

そう言えば牛骨らぁ麺マタドールを訪れた際に、そのレポートの時に御紹介したラーメン店だ。

ラーメン職人オーディションの第二回優勝者の実績がある店主で、その第一回優勝者が先述した店の店主であった。

さらには浦和勤務時代、大宮周辺の情報を追っていた際に、何度となく目にしたこともあった。

そのオーディションの主催企業であるムジャキフーズが運営する大宮そごう内のラー戦場で2011年3月1日からこちらがオープンしている。

そしてそこを卒業してから、2012年6月15日路面店としてこの地で営業を開始したこちらだった。

化学調味料を使用しない天然だしと、自家製麺がウリとなるこちらだそう。そんなことまで判ると、もう気にならないわけがなかった。

と言うわけで仕事帰りにまた高円寺で途中下車して、南口から5分ほど歩いてその店頭へやって来た。なかなかの佇まいを魅せるその店頭であった。

さっそく入店すると左手に券売機があり、そこで少し悩んだ後でこちらの場合はこれかなとなって、味玉中華ソバとチャーシュー丼のボタンを連打した。

奥のカウンター席が空いていたので、そちらが落ち着けそうと店主の前となるその席に腰を下ろした。

インターネットを見て来たことを告げると、職人肌の気質を見せる如く片言の返事だけが返って来たが、それが嫌味にならない雰囲気の渋い店主だった。

店名のソワカとは仏教関係の言葉で、本来は蘇婆訶と書くが当て字にしたようで、円満や成就を表わすものだけに意義のある良い店名と言えそうだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、王道一直線の中華そばの風合いが実にたまらないもの。

ゲンコツ・鶏ガラに三種類の煮干しと、本節・宗田節・鯖節・昆布・椎茸等の食材を使用したスープだそうで、豊かなコクが心を桜色に染め抜かれるほど実に良かった。

弾力のある中細ストレート麺は自家製らしく、これまた素敵な面持ちが素晴らしかった。味玉も美味しければ、煮豚も実に素敵だった。

チャーシュー丼にも手を付けると、これがまたとっても美味しく、気がつけば完食。塩中華ソバや、夫々のつけソバもメニューにあるようだ。塩中華ソバは、香味油をシソ油に変更できるらしい。

いや、かなり果てなくとんでもなく、何処までも途轍もなく絶大になかなか良かった。

(左フォト) 味玉中華ソバ/チャーシュー丼/店舗と周辺 (2014.04.02)


 中華ソバ 素和可 (ソワカ)

 住所:東京都杉並区高円寺南4-4-12 アルページュ1階  TEL03-3318-2164

 定休日:火曜日  営業時間:11:00〜14:30/18:00〜22:00

 アクセス:JR中央線高円寺駅南口下車。右手に出て前方の通りを左手に進んで行き高円寺南
       四丁目交差点を左折。そこから150mほどさらに歩いた右側にあり。徒歩およそ5分。

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最寄り駅はJR中央線高円寺駅。

店内にさりげなくラーメン職人オーディション優勝ドンブリ。

雰囲気のある素敵なこちらの店頭。