ソラノイロ 東京・麹町





梅雨が明けて淡かった陽射しが強く街角を照らすようになり、青葉のコントラストもその分だけ生き生きとしていた7月半ばの休日月曜日だった。

先日訪問してその良さにまた再訪する事を心に誓ったものだった。そのうち行こうと思って帰宅して、いつものようにその日のいわゆる家計簿である収支表を記帳。すると何故か千円多かった。

考えられるのはオツリを貰い過ぎたか何かだが、色々と買い物もしているだけに原因が絞り切れなかった。少ないのであれば購入したものの記入ミスだが、多いのであれば理由はそう広がらない。

と、思っていると、そう言えばこちらへ訪問した際、あいにく一万円札しか財布になく、止むなく両替して貰った事があった。その時に千円を多く貰ってしまった可能性が高い。

もしそうであれば困っているであろうし、それならば千円は返さなければいけない。限定の冷製麺も気になるし、ブログでは喜楽の冷し中華を食しており思わず親近感が湧いた。

そんなわけで出掛ける事にした本日だった。前回は梅雨明け前で今回梅雨明け後と、季節の変わり目のそんな出来事だった。

さて店頭に到着するとやはり外列はないものの、店内は賑やかで空席が数席しかないこちらだった。ちなみに周辺には、東京都スキー連盟のビルが近くにあった。

券売機でお目当ての昼夜各15食と表記されていた、限定グリーンベジ冷麺を選び、チケットを手に取り店内へ入ってお店の方に手渡して、促された外寄りのカウンター席へ腰掛けた。

ちなみに誤って貰ったかも知れない千円は、どうやらこちらではなかったよう。後続が続く店内。

また先日訪問した時はアイスプラント種でクセの少ないらしい、プッチーナが手に入らず水菜で代用していたようだが、やっと今日から思い通りの食材の限定となるそう。

その他には、つまみな・しそ・グリーントマト・ズッキーニ・鶏むねチャーシュー・味付玉子が入るインフォがあった。程なく到着。

玉子や鶏肉があるものの、さまざまな限定を見て来たがこれ程までに多彩に食材が入ってその色彩を統一したものがあったろうか。その色合いによる濃淡のカラーリングの風合いがまた良かった。

それではと行かせて貰えば爽快かつフルーティな面持ちが冴え渡る酸味もあって実に良かった。

見た目以上に手がこんでいる冷製麺と言えた。酸味は穏やかで緩やかなもので、当初はもっと強い酸味だったらしいが、色々と指摘を受けてかなり改善したそう。

気がつけば完食。いや、とんでもなく実にとっても良かった。おそるべし。

(左フォト) 限定グリーンベジ冷麺/店頭外観 (2011.07.11)







蝉が鳴き出す時期も近くなって来た二十四節気の小暑を迎えて、梅雨明けは早まる事も無さそうで当初の20日前後のよう。

見上げた空は時折り淡い陽射しを見せるものの梅雨を意識するには充分な程の曇り空だった、そんな7月前半の通常休日で連休となった七夕の木曜日。

一風堂の力の源カンパニーにて長年その力を奮って来た、宮崎千尋氏が今回独立してラーメン店をオープンさせたそう。そのお店がこちらで、最近は季節を織り込んた序文から始まる当サイトだけに、気になる店名と言えた。

先月の6月14日にオープンしたらしく、既に多くのブログでも紹介されていてなかなか好評のよう。そんなわけでそろそろ落ち着いた頃だろうと出掛ける事にした。

市ケ谷から地下鉄有楽町線に乗って、そんなこちらがある麹町へ久々やって来た。少し歩いて新宿通りから奥まったその店頭に到着。

野菜を多用した新しいスタイルの麺メニューもあったが、そこは基本の醤油らーめんで行こうと券売機でその中華ソバを選んで、サイドメニューのソラノメシが始まっていたのでそのボタンも連打した。

またいよいよ初回の限定も始まっていて、冷たいラーメンらしい「グリーンベジ冷麺」なるメニューが昼夜各15食で提供していた。

店内に入ると明るい挨拶に迎えられて、好きな席にどうぞの掛け声に、まだ正午前で混雑していなかったので先客と間隔を空けてカウンター席に着席。チケットを来られたお店の方に手渡した。

ひときわ存在感を感じる方がおられたので、その前の席にさりげなく腰掛けた私だっが、やはり予想通り店主その人であった。デジカメをカウンターに置いた事もあって、ブログをやっているのか尋ねられたのでその旨お答えした。

ここぞとばかりに、店名由来をお聞きして見た。すると色即是空の仏教の教えと、お子さんの名前がそら君だそうでそんな所から店名が浮かんだのだそう。

ふと見ると後続客があれよあれよと続いていて、いつの間にか外の待ち椅子に何人かが座っていた。話題の新店もあって、他の方も例によって数人だけデジカメを持ち込んでいた。程なく到着。

これがなかなかのビジュアルを見せていた中華ソバだった。これも色即是空の境地から来るものなのか。宮崎氏を見ていると、そう思わずにはいられなかった。

それではと行かせて貰えば、鶏ベースの清湯醤油スープに、柳麺のようなしなやかでコシの良い細麺。スープには揚げたエシャロットが多めに入っているものの、エシャロットが持つクセを抑えている所が素敵だった。

そこら辺をお聞きして見ると、エシャロットだけでなくガーリックや長ネギなどの食材も混ぜて利用しているのだそう。そうしたところにも目が向くのは、さすがな所と言えた。チャーシューも、なかなかの弾力と味わいを魅せていた。

ソラノメシもこれまた見映えのするもので、食べるのが勿体ないと感じるほど。肉の下味にも工夫があって、マヨラーにも嬉しいもので、とても美味しいサブメニューであった。

気がつけば完食。挨拶して外へ出れば、いつの間にか暗い雲が消えていて、青空が見えて夏を加速させていた。いや、かなりなかなか良かった。

(左フォト) 中華ソバ/ソラノメシ/店内 (2011.07.07)


 ソラノイロ japanese soup noodle free style    ※店主ブログはこちら

 住所:東京都千代田区平河町1-3-10ブルービル本館1B TEL03-3263-5460 定休日:日曜日

 営業時間:平日11:00〜14:30LO/18:00〜22:00LO◇土曜祝日11:30〜14:30/16:00〜19:00
        ※スープ切れ次第閉店

 アクセス:東京メトロ有楽町線麹町駅出口1下車。外に出たら右手へ進んで行き二つ目の交差点を
       左折。次の十字路を越えた右側にあり。



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