汐屋まる長 東京・岩本町



今にも降り出しそうな薄暗い灰色の梅雨空が広がっていた、七月文月上旬の週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、降雨もなくまた穏やかな午後七時過ぎだった。

ふと、まだ一度しか訪れていないこちらへ仕事帰り立ち寄って見るかとなってその店頭へやって来た。2010年11月19日に創業したまる長@南柏の2号店として2011年9月1日に営業を開始したこちらで、その後に水天宮店が2012年11月20日にオープンしているようだ。

そんなわけでさっそく入店して券売機の前に立ち、今回は店名に因んで塩そばを選んで、前回食して正解だった半炒飯セットをまた選んだ。そしてこの際だからとなって、トッピングのトロリと形容文字が入る味玉子のボタンも連打した。

振り返ると先客二人が居る店内で、促される前に先客と対極のカウンター席に腰掛けそこでチケットを手渡した。するとこちらもまた終日麺大盛無料サービス中らしく、半チャーハンもオーダーしたが濃厚系では無いこちらだけに、それならばとなってお願いすることにした。

腰掛けてから気がついたが土日もやっているセットメニューがあり、プラス100円で今日は麻婆豆腐丼だった本日のミニ丼や、皿ワンタン+小ライスが付くものだった。

なお到着を待っていると、まる長の新定番と案内されていた豚肉甘辛あんかけそばと添え書きされている「やじそば」なる新メニューや、15時からの限定麺と案内されていた「辛ニラ玉そば」が目立つように案内されていて異彩を放っていた。

また以前は深夜4時まで営業していたようだが、現在の営業時間は深夜2時までとなっていた。程なく到着。それではと行かせて貰えば、独特な風合いを感じながらも、実に素敵な面持ちの塩そばで味玉子も良かった。

こちらの塩ダレは淡路島の藻塩を使用しているそう。海藻のホンダワラを焼いて出来た灰を、鳴門海峡の海水を注いでは煮詰めてを繰り返し、その工程を経て出来た海藻の旨味成分たっぷり含んだ藻塩らしい。やはり美味しい半チャーハンで、気がつけば完食。

そう言えば水天宮店がオープンして、汐屋まる長ブランド店が2店となったわけだが、そうするとこちらの支店名は岩本町店なのかはたまた秋葉原店となるのか撮影した画像をよく見ても、その答えを導き出すことが出来なかった。ともあれ、いや、なかなかとても実に素敵だった。

(左フォト) 店頭/塩そば+トロリ味玉子  (2014.07.05)


 らーめん 汐屋まる長@岩本町

 住所:東京都千代田区神田岩本町15-1  TEL03-6206-9409  ※2014.07.05データ更新

  定休日:年中無休  営業時間:平日10:30〜翌2:00◆土日10:30〜23:00

 アクセス:JR山手線・秋葉原駅昭和通り口下車。昭和通りを日本橋方面の右へ進み、神田川の
       和泉橋を渡り、次の右路地を入り少し歩いた右側。徒歩およそ3分。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



店舗そばの風情ある神田川の日暮れ時の風景。

まる長の新定番メニューと15時からの限定麺インフォ。

セット半チャーハンは比較的廉価で愉しめる。




ひとときの南風も収まり、また元の寒気に包まれて、そのまま立春を迎えてしまいそうな2月上旬の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、冷え込む午後8時過ぎだった。

時に少し前に味楽さんが営業していた場所に、こちらがオープンしていて気になっていた。確か北千住にもある味楽さんだが、そちらは営業している様子。

秋葉原店だけリニューアル戦略かと思いきや、ネットによれば千葉・南柏にある同店名の系列店らしかった。しかし同じ会社が経営しているのかも知れないしと、ともあれ訪れることにした。

そんなわけで会社帰り、久々夜の秋葉原へまたやって来た。昭和通り側に出て、そう遠くないこちらの店頭に立つ。

昨年9月1日にオープンした、麺は菅野製麺所さんによるラーメン店らしく、なるほどその製麺所の名前が刻まれた比較的大きい木板が立て掛けられていた店頭だった。

さっそく店内へ入って行くと、味楽さんだった頃のカウンター席となんら変わらない、そんな射抜きらしい店舗となっていた。

メニューは、醤油・塩・味噌と同じ面も見受けられたが、サブメニューが豊富にあるこちらであった。

そんなラインナップの券売機のボタンに圧倒されながらも、店名から順当に行けば塩そばとなるところだが、寒さもあってふと思いついた味噌そばを選択した。

そしてこの際だからとなって、半チャーハンの廉価で絶妙な金額に思わず反応し、そのセットメニューのボタンを連打した。

ラーメンが1000円だと気が引けるが、サイドメニューと合計してそれならぎりぎり許せるもので、それがセットボタンになっていないところが、うまい戦略と言えてただ者でないこちらと言えた。

チケットを手渡すと大盛がサービスだそうで、そこはもちろん躊躇することなくお願いした。

そこそこ賑やかな店名で、後続客が続いて人気店の様相のこちらだった。厨房の方にさりげなくお聞きすると、味楽とは全く関係ないことを教えてくれた。

しばらく前に日曜日定休が年中無休となったようで、さらに店頭には今月から夜中の4時まで営業時間が延長された事が案内されていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば中華料理シフトを感じつつも、赤味噌に炒めた野菜が王道の味わいを示すもの。

あきらかに味楽とはかなり違っていたが、これはこれでなかなか好きになれた。

半チャーハンがまた実に素敵なパラパラ感と、その味わいでとても良かった。気がつけば完食。いや、けっこうなかなか良かった。

(左フォト) 味噌そば/セット半チャーハン (2012.02.02)