札幌味噌ラーメン 真武咲弥 東京・渋谷





青空に真綿のような低い白雲が浮遊し、木々が風でざわめき油ゼミのジィーッと唸るような鳴き声が響いて、朝から真夏の表情が今日も余す事が無かった。

とは言えそよぐ風がやけに心地良かった、7月下旬も最終コーナーとなって来た水曜日であった。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、午後9時過ぎの気持ちだけ気温が下がった夜の渋谷だった。

以前こちらのメルマガ登録をした事があったが、それ以来何度か事ある毎にケータイにメルマガがやって来る。ちょうど一週間前にも新しい限定メニューを始めた旨の案内がやって来た。

読んで見ると「本日より新メニュー冷やし辛味噌始めました」とあり、「冷たい麺に冷たい付け汁です!味噌と胡麻の風味が良く、ピリッと辛い付け汁が食欲そそること間違いなし!この猛暑が続く中、ぜひ試して頂きたい一品です」と締めくくっていた。

そんな限定が先週から発売されて、そろそろバランスも落ち着いて来た頃だろうと、出掛ける事にした今夜だった。

店頭に到着して券売機の前に立つと、一番上の列の目立つ場所に「限定20食冷やし辛味噌」とあり、そのボタンに触れてから特盛り100円のボタンを連打した。

オーナーがいない時の暖簾を潜り空いた席に座ろうとすると一度呼び止められたが、問題ないようだったらしくそのカウンター席にそのまま促された。

そこそこ盛況な店内。後続客がたまたま続かなかった。少し前にこちらで頂いた、先述のメルマガ登録で貰った味噌らーめん無料券を本来なら利用する所だったが、今回は限定冷やしが出たのでそちらを優先した。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどメルマガの通りの冷やしつけめんで、小林製麺さんの中太縮れの麺には砕いた比較的小さい氷が散らされて入っており、麺も汁もキンキンに冷えていた夏季限定らしい冷やし辛味噌であった。

汁にはたっぷりの煎り白胡麻が浮いていて、麺を浸して持ち上げれば沈んでいた大量のモヤシが麺に絡んで付いて来た。

初めは油の心配をしながら口にしていたが、限定メニューには冷やしものだけに殆どと言っていい程油は感じられなかった。それでありながらこちららしい味噌らしさが感じられてとても良かった。

汁の中にはモヤシだけでなく、薄切りされたメンマも多めに入っており、それが満足感を高くしていた。気がつけばかなりの麺量だったが、その美味しさゆえにいつの間にか麺が消えてしまった。

スープ割りは通常の熱い割りスープだったが、ともあれ辛さも味噌の濃度も適度で、涼やかでいて辛味が食欲を増幅させ、かなり愉しめたそんな冷やし辛味噌つけめんで良かった。

(左フォト) 限定冷やし辛味噌特盛(汁・麺) (2010.07.29)





初夏の潤いを閉じ込めたフルーツシャーベットのように、何処か涼しげな空気が漂っていた6月中旬の日曜日だった。

午前中の天気予報によると夕方から都内は雨で、その後東海地方まで梅雨入りが伝えられていた。

そんな今日も午後8時過ぎに仕事が終わって外に出れば、まだ雨は落ちておらずどうやら夜半にずれこんでいるようで、周囲は雨無きネオン輝く夜の渋谷の街角だった。

仕事先でもラーメン好きを公にしている事もあって、また違う仕事関係の方とラーメンと言う事になった今夜であった。

特に何処とも訪問先を決めていなかったが、その方がまたラーメンフリークと言う事もあって、それならやはり純すみ系のこちらが適切であろうと足を向けた次第だった。

店頭の券売機で次はこれと決めていた、辛味噌を小ライスのボタンと共に連打。そんなボタンを押す直前に激辛味噌の存在に気がついた。

しかし、ラードの量や熱々加減が半端ないこちらだけに、さぞかし辛いんだろうなと、なびく気持ちは皆無な所であった。

ふと見れば暖簾が今回は白く、どうやらオーナーがおられる日のようだった。今回一緒に入店した方がQRコードでこちらのメルマガ登録をすると、なんと味噌らーめん一杯がサービスのインフォに思わずケータイを取りだして、バーコードリーダーを2秒で立ち上げた私だった。(笑)

二階にも客席があるこちらで、そちらに先客が多かったのか、若干した後にやって来た。

おお、やはりヴィジュアルからしてこだわり店のそれで、それではと行かせて貰えばそこは熱々で独特な風情ながら何とも言えない良さに満ち溢れていた。炙られたチャーシューも、サイコロ状に切られて多めで嬉しかった。最後はご飯を投入しておじやにして締めた。

気がつけば完食。ケータイ画面を見せると味噌らーめん無料券を直ぐにくれた。いやいやいや、今日も美味しラーメンだった。

(左フォト) 辛味噌/店内 (2010.06.13)


 札幌味噌ラーメン 真武咲弥 (しんぶさきや) 渋谷店   ※公式サイトはこちら

 住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-3 TEL03-6416-3778 定休日:無休 営業時間:11:00〜5:00

 アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車。渋谷109前のY字路を左手へ300m程進んだ道玄坂上交差点
       手前の左手にあり。








こちらの暖簾の色が度々変わる事があるそう。そうしたお話しは他のラーメン店でも、たまに気分を変えて違うパターンにしている場合もある事をお聞きしたりする。

また夜だけ店名を変えてセカンドブランドで営業する場合にも、そんな感じで暖簾を掛け替える場合もあったりするが、今回はもちろんそういう事ではないらしい。

今度は塩ラーメンを愉しんで見たかった事もあり、そんな所もついでに確認して見たくなり、またこちらへ出掛ける事にした今夜であった。

そんなわけで午後9時過ぎの渋谷の街角を歩いて、またこちらの店頭にやって来た。

予定通りに、券売機で一文字「塩」と書かれたボタンを選んで、「じ」はそう言えば「じゃこ」だったなと、そのTKGのボタンも連打した。

ふとその券売機のボタン群を何気なく見ていると、右下の方に「脂少なめ」と「ぬる麺」と表示された無料と付記された2つのボタンがあった。

状況が似通っているだけに思わず数日前の某店の券売機がオーバーラップしていた。

札幌味噌特有のアツアツこってりで、確かにもう少しだけ脂少なめでヌルめの方がいいかなと思ったが、そこは硬派的な雰囲気にこれはこれで問題ないようにも思えた。

それよりも、むしろニンニクがよく利いているこちらだけに、そちらの量を調整するボタンの方が得策と考えるのは私だけだろうか。

垂れた黒色の暖簾を潜って店内へ入って行くと、なるほど左手の壁面には直ぐ掛け替えられるように紫色ならぬ白い暖簾が在った。

奥右手のカウンター席に促されてそこに腰掛ける際、暖簾の色の違いについてお聞きすると、オーナーがおられる際は白い暖簾が掛けられているのだそう。

そう言えば初訪問時、オーナーがたまたま居ない事をお聞きしてないのに告げておられたが、なるほどそう言うことだったのか、だった。

店内は空いているわけでもなく、盛況を極めているわけでもなく、後続客も続いてそこそこ盛況な感じであった。程なく到着。

これがなかなかのシフトを示していた塩ラーメンで、こってり加減に熱々加減もいつもと同じで感じでこちららしくて良かった。

じゃこが入ったTKGもこれがまたとても美味しく気が付けば完食だった。いや塩ラーメンに、じゃこTKGも良かったこちらであった。

(左フォト) 塩/じTKG (2010.05.13)


  2010.05.13 暖簾が二色あるこちらで今夜は黒色だった。   2010.05.13 様々なニーズにも、柔軟な対応をしていたこちら。






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今日も仕事が終わって午後9時過ぎの夜の渋谷の街角に出れば、朝方からの雨もいつの間にか止んでいて歩きやすいそんな街角であった。

こうなるとほぼ定時で上がれた事もあって少し遠くてもいいかなとなるもので、そんな時にふとこちらが浮かんでまた訪れることにした夜だった。

店頭に到着すると多少の外列を覚悟して来たが、タイミングが良かったようでたまたま誰も並んでおらず、さっそく券売機で「醤油」に「なTKG」のボタンも連打した。TKGは、言わずと知れた玉子かけご飯だが、頭の「な」がナゾだったが押して見た。

前回訪れた時の入口前は、沢山の祝花がスタンドに乗せられて飾ってあったが、既に片づけられていた店頭であった。

入店すると外列は無かったが店内はほぼ満員で、単独入店客ばかりらしく一人だけ座っていた4人掛けテーブル席に相席でゆったりと座ることが出来た。ふと見ると壁には祝花の送り主のプレートが飾られていた。

チケットを手渡す際に「な」の正体を確認すると、それは「なめたけ」が入るTKGであった。ちなみにもう一つの「じTKG」は、じゃこが入っているらしい。

前回麺仙葵賀佐を営業していた事を確認させて貰ったが、インフォカードを見ると虎龍@新宿と鷹雅@西神田も、こちらと同じサムライヌードルが営業しているようだった。程なく到着。

おお、なんともブラックな表面が印象的な醤油らーめんがやって来た。富山ブラックとはまた違った色合いで、香ばしい香りがドンブリから立ち昇って来て堪らなかった。それではと行かせて貰えばと麺を箸で持ち上げると、そこにサプライズが待っていた醤油らーめんであった。

なんと中太縮れ麺が醤油スープの色を移していた。そんな濃い色ながら口にして見ると、まったりとさえしているほどに塩分も程々で、味噌の時に感じた芳醇さがオーラを感じる時のざわめき感のようにその風を感じる事が出来た。

色を映していた麺も、どこか往年の札幌らしさが感じられるもので良かった。チャーシューも炙られているようで旨みが倍化しており、肉肉しさがこれまた良かった。炒められた野菜は玉ねぎが多めに入っていた分醤油味をさらにマイルドにしていた。

ラードがやはり多めに入っており美味しく、そこは気が付けば完食だった。TKGにはナメタケが生玉子と共に白飯の上に乗っていて、ナメタケに味が付いているようだったので、醤油をあえて入れずご飯に掻き混ぜて食した。

するとナメタケのトロミにお酢が含まれているようでさっぱり感があり、生玉子のコクと白身のトロンと来る感覚の一体感が何とも嬉しい味わいと食感で美味しかった。

(左フォト) 醤油/なTKG (2010.04.28)


あと一週間もすればゴールデンウィークが始まって五月だけに、今日はどこか穏やかな春らしい日であった。そんな今日も陽が暮れて、土日と言うことで仕事が終わって外に出れば、今夜も午後8時過ぎの夜の渋谷の街角だった。

休日だった昨夜何気なくネットで渋谷のラーメン情報を収集していると、渋谷109から左手の坂を上がって行った場所に、22日オープンしたばかりの新店が出来たことに気が付いた。

店名は真武と言う文字で始まっていた。何系かと興味がそそって見れば、さらに咲弥と店名が続いていた名前だった。後半の店名に文京区千石にあった麺仙葵賀佐さんの事を直ぐに思い出した。

純連・すみれ系の札幌の有名人気ラーメン店の咲弥と言えば「麺匠咲弥」で、早速調べると何と店名改称していた事が判り、幾つかのブログサイト様でも早速紹介されていたこちらであった。

なんと渋谷に咲弥さんそのものの支店がやって来たのだ。これを感無量と言わずして、何を感無量と言えば良いのか、といいたい位にこれは嬉しいニュースであった。

そんなわけで休み明けの本日、自ずとラーメン店が決まった今夜だった。店頭は開店を祝う花々で満たされていた。渋谷に開店早々ながら、既に名店が出来た事を物語る雰囲気。

それを見て、また改めて感無量となった。そこは札幌有名人気店のオープンまもない渋谷店だけに、盛況な店頭で5人の方が待っていた。

券売機が外にあり、チケットを先に買ってから並ぶらしく、そこで味噌味付玉子のボタンを選んで外列の後ろに着いた。タイミングが良かったようで、まもなく入店出来て、空いた一席に促されてそこに腰を下ろした。

それにしても「麺匠咲弥」としていた店名が、いつのまにか「真武咲弥」に店名改称したようで、そこら辺をお聞きして見ると、昨年の10月にそうした事を教えて頂いた。古い店名を知っていると言う事は札幌に行かれた方ですか?と来たので、以前文京区にあった関連店に訪問した事お伝えした。

するとそこを営業していた方が今回こちらをオープンさせたそうで、思わず「通わせて頂きます」とお話しさせて頂いた次第であった。後続が続く店内。

外にまた行列が出来た模様。地図などで渋谷駅から遠そうなイメージを持ちそうな微妙な距離のこちらだが、歩いて見れば判るがそう遠くない場所である。程なく到着。

おお、ラードがたっぷりと浮く見るからに濃厚そうな札幌味噌ラーメンで、ふわりと来る香りと既に見ていたビジュアルで、食べる前からかなりメロメロになっていた。これはかなり美味そうだ。それではと行かせて貰えば、もう今日だけ美味い連呼の封印を解きたくなる美味しさ。いやいやいや、もう美味い美味い美味い美味い、かなり美味い、じつに美味い。

国産ゲンコツ100%・利尻昆布・鯖・鯵と五種類の野菜も利用した豚骨清湯スープに、 14種類の食材をブレンドした味噌だれを合わせたそう。

そして麺は何とも札幌味噌らしい良い風情があるもので、小林製麺さんが手掛けるコシが小気味良かった熟成中太縮れで、それは特注の玉子麺であるらしい。

味付玉子も絶妙な半熟加減だし、モヤシなどの具材の炒め加減も実に素晴らしく、細切れになって入っていたチャーシューや挽き肉の風合いもかなりいい感じで、感動の度合いも半端なく良かった。もう気が付けば完食だった。実に美味し感動系の札幌味噌ラーメンであった。

(左フォト) 味噌味付玉子/開店祝いの花々 (2010.04.24)


  2010.04.24 渋谷109から左に300m歩いた場所にあり。   2010.04.24 札幌有名人気ラーメン店、渋谷に登場。



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