支那そば たなか 東京・阿佐ヶ谷





朝から厚い雨雲が陽射しを隠しぐずついた天候となって、昼頃辺りから春間近らしい微量の雨が街角を濡らしていた三月弥生半ばの休日木曜日だった。

以前に阿佐谷ホープ軒訪問を考えていた際から、その存在に気がついて気になっていたこちらで、夜営業の閉店時間が比較的早い情報があったので今回休日を利用して出掛けることにした。

そんなわけで本日もまた、御茶ノ水で総武線電車から中央線快速電車に乗り換え、阿佐ヶ谷駅で下車してそのその店頭へやって来た。

店頭に営業時間と定休日が表記されていた。以前は20時閉店で月曜と第三火曜定休だったようだが、見ると閉店時間は19時30分となって定休日は日曜・祝祭日に変わっていた。

店舗の角に丸太があることもあって、丸太小屋を連想してしまいそうな建物で、入店して行くとその店内は何処かペンション風のそんな雰囲気に満ち溢れていたフロアだった。

右奥のテーブル席に促されて腰を下ろして、手元にあったメニューリストから、肉ワンタンと海老ワンタンが二つずつ入るミックスワンタンメンをオーダーすることにした。

トッピングの煮物玉子の案内に、それもお願いするかとなって、少し遅れてから追加してお願いした。

2000年に「たんたん亭阿佐ヶ谷店」として開業したようで、2004年の夏に独立して現在の店名となって今に至るらしく合計15年におよぶ店の歴史があるこちらだそう。

ふと見るとテーブル席の右隣りに大きな陶器の甕(かめ)が二つ置いてあった。紹興酒だろうか?

何が入っているのかさりげなくお聞きして見ると、醤油ダレのいわゆるカエシを入れていることを教えて頂いた。

そう言えばこちらのカエシは、一周間近く寝かせているだけに、こうした甕が必要となるのだろう。

たんたん亭創業者が厨房に立つ支那そばいしはらがそう遠くない西荻窪で営業しており、店名といいその戦略性といい、何処かオーバーラップして見える二店と言えた。

たんたん亭系と言うと今はなき八島が直ぐに浮かぶし、これまでかづ屋はやしまる穀雨などを訪れたが、いまだ浜田山のたんたん亭本店に足を運んでいない。

先客は常連さんらしき一人だけだったが、まもなくすると後続客が三人ほど入られて来た。

それほど狭い店内では無いが席はゆったりと座れるような配慮がなされていて、それでほぼ満員のフロアとなったこちらであった。

ワンタンがウリのこちらだけに餃子も提供しているようだが、ご飯ものは単なるライスすらないこちらのようだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、絶大に素敵で絶え間無く素晴らしい、そんなワンタンと支那そばでたまらないもの。

主に豚骨・豚ガラ・鶏ガラ・牛テールを煮込んで翌日魚介類などを加えたスープだそう。煮玉子はしっかりと味が付いた、ホクホクとしたものでこれも良かった。

中細麺の絶妙な茹で具合は、麺自体をAからZまで知り尽くしたものが感じられて、これまた実に良かった。

チャーシューも美味しく、気がつけば完食。いや、かなり何処までも果てなく絶大に壮大に素敵で絶え間無く素晴らしい、そんなミックスワンタンメンと煮玉子だった。

(左フォト) ミックスワンタンメン+煮玉子/店舗外観/中杉通り (2014.03.13)


 支那そば たなか

 住所:東京都杉並区阿佐谷南3-32-14  TEL03-5397-0307

 定休日:日曜・祝祭日  営業時間:11:30〜15:30/17:30〜19:30◆土曜11:30〜15:30

 アクセス:JR中央線阿佐ヶ谷駅南口下車。左手の中杉通りを右手へ100mほど歩いて行き、一つめ
       の右路地を入って程ない左側にあり。

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阿佐谷パールセンターの横道からアクセス可能。

営業時間と定休日が変わっていた。

丸太小屋のペンション風なこちら。

ワンタンメンは、肉ワンタンと海老ワンタンがある。

駅から中杉通りを100mほど歩いた右側にあり。

阿佐ヶ谷駅は東西線と総武線電車も乗り入れている。