舎鈴 東京・赤羽





水蒸気の所為なのか霞んだ青空から陽射しが注いでいた、また夏薫る七月文月下旬のそんな週末の土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、予想だにしない大雨が目の前でざばざばと降っており、ただ呆然とするばかりの午後七時過ぎだった。

暗い夜空の雲間の向こうで、閃光が何度も走っていた。しばしだけ様子を見ていたが、そう容易く雨脚が弱まる気配では無かった。

本来は今夜こそ北浦和周辺某店と思っていたが、アスファルトに打ちつける大量の雨に、やむなくさらに延期にするしかなかった。

それにしても気象サイトを見れば、これから数時間は降り続けるようで、ともあれ浦和駅行きの路線バスに腰から下がずぶ濡れになりながらも乗車。

自宅周辺に及ぶまで似たような天候のよう。そう言えば今夜は、隅田川花火大会と言うのに。さてこれだと何処に立ち寄るにしても、腰から上もずぶ濡れになってしまいそう。

いっそ駅構内から外に出ずにラーメンが済ませればと言う状況に、そうだと思いついたのが赤羽駅構内で営業するこちらであった。

そんなわけで浦和駅構内の隅で、びしょびしょの靴下を絞りながらもひねり出した妙案に、颯爽と電車に乗り込み赤羽で途中下車してプラットホームの下にあるその店頭へやって来た。

週末の夜だからなのか外がこの大雨だからなのか、いつも午後以降はこんな感じなのか店先には柵が用意されて7人程度の行列が出来ていた。

さっそく最後尾とある側のその後ろにつく。その直ぐ傍には具材が別皿となった夏季限定と明記された冷やし中華のビジュアルインフォメーションが入店を待つ客を誘っていた。

ガラス越しに中が丸見えのこちらだけに様子を伺うと、前回と違って今回はほとんど全ての方と言って差し支えないくらい皆さんつけめんを召し上がっていらした。

今回は昔ながらの中華そばのつもりだったので、そんな光景にもぶれることなく券売機の順番となって、それのチャーシュー麺を選んで更に中盛りと味玉のボタンを連打した。

タイミングが良かったらしく、そう待つこともなくカウンター席に座れて、程なくステンレス製の皿に乗せられてラーメンがやって来た。

それではと行かせて貰えば、やはり駅構内のラーメンにしてはなかなかの持ち味がある、とても素敵な美味しさ。

麺は中太やや細めのストレート麺で、スープはやや胡椒由来のスパイシーな面持ちのあっさり醤油で良い方向性が感じられた。

豚骨シフトながら、チャーシューも良く出来ていて、味玉も美味しくどちらも楽しめた。気がつけば完食。

よく見ると業務用厨房器具は全てIH調理機器ばかりで、ズンドウなどもそうした対応器具なのだろう。そうした制約の中で作ったとは思えない仕上がり感はやはりさすがと言うしかなかった。

おそらくカセットバーナーでチャーシューでも炙ろうものなら、きっと担当者がすっ飛んで来そうなところだろうか。いや、とてもなかなか実に良かった。

(左フォト) チャーシュー麺中盛り+味玉/券売機ボタン/冷し中華インフォ (2013.07.27)


 舎鈴 (しゃりん) エキュート赤羽店

 つけめん麺量〜並330g/中495g/大660g  中華そば麺量〜並135g/中205g

 住所:東京都北区赤羽1-1-1JR東日本赤羽駅北改札口内  ★公式サイトはこちら

 TEL03-3901-3568  定休日:無休  営業時間:6:30〜22:00 ※日曜祝日〜20:00

 アクセス:JR京浜東北線赤羽駅構内北改札口内






青空と言う名の大気から春の陽射しが燦々と注いでいた、四月卯月半ば金曜日の午前中。本日はいつもならば休日の金曜日だが、仕事関係の大宮周辺での所用で出掛けた日だった。

昼食でラーメン出来るかどうか判らないことも手伝って、それなら赤羽で一度電車から降りて改札内エキュートで営業するこちらで朝つけするかとなった。

そんなわけで赤羽で一旦電車から降りて、上野寄りにあるこちらの店頭へやって来た。今まで何度も赤羽に来ているだけに、何度となく店先を歩いていて迷うことは無かった。

電車がプラットホームに到着する度に店先の通路に大勢の人々が通過して行った。思わずその激流とも言える人の流れに体を持って行かれそうなほど。

あの六厘舎だけでなく、二郎系のジャンクガレッジや、タンメンで定評があるトナリなどのの関連店であるこちらだ。

場所はエキュート赤羽内と言っても、硝子のショーケースが並ぶ土産店が並ぶショップスペースとは違うもっと上野寄りに位置している。

さっそく入店すると右手に券売機があり、昔ながらと形容していた中華そばにするか最後まで悩んだが、やっぱりとなって味玉つけめんのボタンを選んだ。

たまたま先客ゼロの店内だったが、すぐ後続客が3人くらい続けて入店して来た。

お好きな席にどうぞとのことで、入口ドア近くを避けるように中ほどまで進んでから、その低いカウンター席へ腰を下ろした。

後続客の何人かは中華そばで、細麺だけに先に到着していた。そのたびに私を含むつけめんを注文した先客にお詫びの一言を告げていた。

舎鈴はなぜだか支店によっては、しゃりんとひらがなで表記する店もあるようだ。

本日現在舎鈴はこちら以外に丸の内店とアトレ上野店があり、しゃりんは訪れたプレナ幕張店以外に南大沢店とイオン北戸田店があるようだった。

こちらは毎日食べても飽きないで、それでいて美味しいつけめんが目指している方向性らしい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、その方向性が理解出来るもの。

そこは間違いなく嬉しい限りの濃厚魚介豚骨のつけ汁に、しなやかで小麦の風味も素敵に香る太麺がたまらないもの。

スープ割りに至るまで、かなり満足できた舎鈴の味玉つけめんだった。いや、かなり果てなく実にとても良かった。

(左フォト) 味玉つけめん(汁・麺)/店頭外観 (2013.04.12)


JR赤羽駅構内に六厘舎関連店が営業している。

エキュート内と行ってもこの中ではない。

電車の車輪と掛け合わせたような店名だ。