東京煮干中華そば 三三七
東京・大森

※「鶏煮干し 三三七 大森」時代。






人々の故郷の歌がまるで鎮魂歌のように聴こえて来そうなほど、夜半から予報通りの冷たい雨が灰色の空から滴り落ちていた12月初日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、朝と変わらない雨がそぼ降る午後8時過ぎだった。

まだ未訪の玉@川崎ながら川崎駅から少し歩いたつけめん三三七と、川崎駅から程ない玉赤備には訪れていて、今度は大森駅西口傍に三三七ブランドの新店が先月25日にオープンしたとして気になっていた。

つい先日もその川崎駅前の赤備を再度訪れて魅了されたばかりで、そんな事もあって多少は落ち着いただろうと今回会社帰り立ち寄る事にした。

そんなわけで横浜駅から京浜東北線電車に乗って夜の帷が降りた、明治9年開業と意外なほど歴史の古い大森へやって来た。以前仕事で来た事があるだけに少し懐かしい周辺。

バス通りと線路の間にある路地にあるかと勘違いしてしまい少しだけそこを彷徨ったが、まもなく違う事に気づいて上へ昇った。

すると森05系統洗足池行きが出る、2番バス乗り場の目の前に風情よく佇んでいたこちらであった。雨の止まない周辺で、タクシーが水音を立てて過ぎ去って行く。

店頭にはオープンして1週間も経っていない事もあって、スタンド式の祝花が2つ飾られていた。さりげなく札を見れば、そこには「支那そばきび」と「けいすけ」店主のお名前が刻まれていた。

さっそく店内へ入ると直ぐ券売機があって、女性二人が特にオススメ等のインフォが無いからなのか、どれにすれば良いのか決めあぐねていた様子。

私に気づくと二人とも横に反れてくれて、私が押すボタンを斜め横からジッと見つめていたようだった。

やや責任を感じながらも、予定通りにつけめん三三七でも口にした煮番搾りつけめんを選んで、おもむろに麺量400g大盛と味玉のボタンを連打した。

奥へ進むといわゆるウナギの寝床のような店内。カウンター席の後ろは、そう余裕のない感じであった。

中ほどの唯一空いていたカウンター席へ促されて、脱いだハーフコートの置き場に困ると、お店の方が奥にあるハンガーに掛けてくれると言う事でお願いして手渡した。

寒い所為かラーメンを口にしている方が多かったが、先に来て後からチケットを買われた女性二人はどうやらつけめんを選んでいたよう。

つけめん三三七も基本的に鶏と煮干しが基本ベースだけに、向こうとこちらがどう違うのかそこの所をさりげなくお聞きして見ると、違うシフトにして各店毎に味わいを変えているのだそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど煎りゴマが軽く振られて、素材が同じでもバランス感が違う感じでこちらもまたなかなかの美味しさを示すものだった。

煮干し感がオリジナル性を高めていて、プリプリの全粒粉による極太麺がまた良かった。瀞みが適度であって変に濃度に固執しない姿勢が好きになれた。

これまた麺量400gながらその良さから気がつけば麺が消えた。スープ割りもまた美味し。毎日食べたくなるつけめんとラーメン、と言う事らしい。いや、実になかなかとても素晴らしかった。

(左フォト) つけめん煮番搾り+味玉(汁・麺)/店頭外観 (2011.12.01) 


 東京煮干中華そば 三三七 大森

 住所:東京都大田区山王2-2-13  TEL03-3775-7337

 定休日:年中無休  ※公式サイトはこちら

 営業時間:11:00〜15:00/17:00〜24:00 ※金〜25:00 ◆土日祝日11:00〜25:00

 アクセス:JR京浜東北線大森駅西口下車。駅前の都道421号線を右手に歩いて行き、程ない2番
       バス乗り場前にあり。



  2011.12.01 つけめんは、並盛り200g・中盛り300gは同額らしい。   2011.12.01 大森駅西口前の道路は都道421号線。



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