らーめん 穀雨 東京・渋谷





らーめん屋OKAZAKIが閉店した跡地に昨年11月19日にオープンしたこちらで、ワンタン麺がかづ屋のそれに似ているとして気になっていた。

また二十四節気をよく持ち出す「喜劇らーめん食べ歩き」で、以前に「二十四節気の穀雨を過ぎれば八十八夜を越して立夏まで、穀物の成長の助けとなる春の雨が多くなる時期となる」と表現している。

さらには「春の彩りを失わせた薄暗い空から微量の冷たい雨が落ちて、穀雨も過ぎたばかりと言うのにそんな春の雨とは呼ぶには寒すぎた」等とも穀雨を著して来た。

それだけにそんな二十四節気の一つである穀雨を店名にする、そんなこちらのラーメンにも興味がそそられたものだった。ここ最近はずっと4月20日から始まる穀雨で、穀物を潤す春の雨が降り出して来るころとされるものだ。

そんなわけで当初から考えていた渋谷のもう一店訪れたかったラーメン店がこちらで、セルリアンタワー東急ホテルの裏路地で営業するその店頭へやって来た。

らーめん穀雨。その店名が店舗右手いっぱい表記されており、店名が持つオーラのようなものが感じられて、それによって何とも風流な面持ちを有して佇んでいた。

さっそく入店して見ると、左手に券売機があった。その券売機に「穀雨オススメ!」と案内されていた、醤油ワンタン麺を選択することにした。

いい時間もあってか、ほぼ満員のこちら。それでも一番奥のカウンター席が空いていて、チケットを手渡してからそこへ腰を下ろした。

するとカウンタートップを見ると、渋谷喜楽を意識したものなのか定かではないが、揚げネギを無料で提供していることが謳われていた。

醤油スープの風味とコクが増すので気軽にどうぞとあったので、チケットを渡して少しだけ時間が経過していたがそれならばとお願いした。

さらに後続客が入店して来る頃、先客が数人帰って行き、店内に待ちが出来そうで出来なかった。

今回はサイドメニューに目もくれなかったが、ミニカレーや平日のみの気まぐれごはんが廉価な180円で提供されているこちらで、ちなみに本日の気まぐれごはんは豚の角煮丼だった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば丸い肉ワンタンに東京醤油風スープもあって、たんたん亭系を彷彿とする味わいの支那そばが実にたまらないもの。

その肉わんたんがたんたん亭系らしく実に大振りのものでなかなか素敵で、豚チャーシューもかなり美味かったが特筆すべきは鶏ささみチャーシュー。ひと手間加えた所為なのかちょっと無い食感で実に良かった。

前半はそのまま口にして、後半になってから別皿で来ていた揚げネギを投入。風情の違いを愉しむことが出来て良かった。

なお本来ならたんたん亭と言うべきところだが、ネットでかづ屋に近いとあったのでその店名を使ってさりげなくお聞きして見ると、なるほど若干そちらと関係している店主のようだった。

なおこの場所にあった以前のラーメン店であるらーめん屋OKAZAKIとは、全く関係ないこちらだそう。

大栄食品の麺がまた素敵で、気がつけば完食。ともあれ間違いなく、たんたん亭系と言えそうなこちらだった。いや、こちらのラーメンもまたかなり実にとっても良かった。

(左フォト) 醤油ワンタン麺/券売機/店頭外観 (2013.01.25)


 らーめん 穀雨 (コクウ)

 住所:東京都渋谷区桜丘町29-5  TEL03-3770-7709

 定休日:日曜・祝日  営業時間:平日11:00〜20:00/土曜11:30〜17:00

 アクセス:渋谷駅下車。玉川通りに出て歩道で向こう側の歩道に行ってからセルリアンタワー東急
       ホテルに歩いて行きそのホテルの奥の左路地を入って150mほど直進した右側にあり。



セルリアンタワー東急ホテルの裏手に位置するこちらだ。

お願いすれば別皿で揚げネギが貰える。

たんたん亭系と言えるこちらの店舗遠景。