らーめん 五ノ神製作所 東京・大久保



青空を水蒸気が蒼くさせて、淡い陽射しがわずかに若葉を煌めかせていた五月皐月下旬の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、初夏の香りさえ立ち込める穏やかな夜風が街を駆け抜けていたそんな午後七時過ぎだった。

海老トマトらーめんと海老油そばを食べてしまうと、そこは残った海老リッチらーめんにも触手が伸びるもので、その風合いは予測がつくもののこの際だからとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけでまた大久保で途中下車してその店頭にやって来た。

入店すると直ぐ右手に券売機が在るこちらで、肉の文字に思わず反応して肉海老リッチらーめんのボタンを選んだ。

振り返ると手前寄りに先客が多数おられて、奥が空いていたのでチケットを手にしながら一番その奥まで進んでそこに腰を下ろした。

チケットを手渡してから冷水が入口に在ったことを思い出し、券売機前の冷水器まで行ってコップに汲んで席に戻った。

そんなことをしていると厨房の一人の方が何やら出て来られて、券売機の調整をしてからすれ違うように戻っていた。

そして私に向かって「ご飯が炊けたので関連するボタンを押せるようにしました」と教えてくれた。どうやらご飯が炊き上がったばかりの頃に、券売機に近寄ったのに反応されたようだった。

その時はその気になれなかったものの、オーダーしたらーめんが到着して手を付けると、その肉の多さと濃厚な海老スープの風情の良さに手を止め「それなら」となって、また券売機のところまで行って150円のバジルご飯のチケットを買ってお店の方に手渡した。

それではと行かせて貰えば、やはり海老のストレートな旨味冴え渡るそんな味わいがたまらないもの。分厚い豚ロース肉がまた実に良かった。バジルご飯は直ぐに目の前へ差し出された。

中太ストレート麺の風情も良く、そのバジルご飯に海老スープを掛けながらも大きめの肉を良きオカズにして愉しんだ。

それにしてもバジルペーストが海老スープと良い相性を示していて、実に満足度の高いサイドメニューとなっていた。

カットした緑色のキャベツを積み上げ、そこに効果的に紫色のキャベツを添えたそのビジュアルは、魅せるラーメンの進化系として海老スープの赤を見事に昇華させていた。

気がつけば完食。かなりとんでもなく絶大に果てなく何処までもなかなか素晴らしく良かった。

(左フォト) 肉海老リッチらーめん/バジルご飯 (2014.05.25)


大久保駅は総武緩行線電車の停車駅。

駅から見える路地は居酒屋が多く建ち並んでいる。

路地の先には副都心の高層ビルがそびえていた。






時のうるおいを運ぶウグイスのように、春が加速して青空から気持ちのいい陽射しが注いでいた四月卯月半ばの日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風が街を駆けていた、そんな午後七時過ぎだった。

サワークリームが付いて来て、カレースパイスとの相性も良いらしい、こちらの海老油そばがいたく気になっていて、予定通りこの日曜日にまた大久保で下車してその店頭へやって来た。

直ぐ隣りは風情の良さそうな焼鳥屋が営業していて、その大きな赤提灯の所為で直前まで店頭が確認出来ないそんなこちらであったりする。

ともあれ入店して入口右手の券売機の前に立ち、味玉入りにするかとなって、少し悩んでから味玉海老油そばを選んだ。

そう言えばつけ麺店の新宿店ではモッツァレラチーズがオプションで用意されているが、こちらにはそのボタンが無かった。

後続客が来てしまったので奥へ進んで直にお店の方にお聞きすると、大久保店では原価が高いのもあって対応していないそう。そう聞くと新宿店に行ったら、またそれを愉しみたいものだ。

今夜も盛況なフロアのこちらで、手前の空いていたカウンター席にチケットを手渡しながら腰掛けた。タイルのカウンターテーブルがそれにしてもお洒落なこちらだ。程なく到着。

小さく刻まれたキャベツを真ん中に積んで最後に紫キャベツを乗せ、その周囲に三角にカットされたメンマ、ネギ、揚げニンニクっぽいもの、ゴロリとした肉が多めに添えられ、そして味玉が入っていた。

それらをしっかりと掻き混ぜてからそれではと行かせて貰えば、もうやはり海老好きにはたまらない、そんな海老油そばと言うしかなかった。

比較的大振りにカットされた、角切りの弾力の良い肉がまた絶大に美味しく素敵だった。それにしても香ばしい海老風味が、たまらない美味しさだ。太過ぎず細過ぎずの麺がまた泣けた。

四分の一ほど口にしてからサワークリームを投入。これが海老を引き立てながらも、違う味わいが愉しめて実に素敵だった。

後半になってからカレースパイスを試しに少量だけ入れて見たが、カレー風味が強すぎてしまい海老の風味が飛んでしまいがちだった。入れるならごくわずかに、留めた方が無難かも知れない。

それにしても肉がとにかく美味しく、気がつけば完食。中盤になったら再度しっかり掻き混ぜ直すと更に良さそう。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てなく何処までも超絶に素晴らしく良かった。

(左フォト) 味玉海老油そば/別添えサワークリーム (2014.04.13)







霞みがかってやや白んだ青空から爽やかな陽射しが時めいて、夜半以外は気温が10度を切らなくなって来た、そんな春めく今日この頃の三月弥生下旬月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、コートのボタンをしめるほどでもなかった、さらに春が加速する午後七時過ぎだった。

先日の休日は青梅の人気店いつ樹の2号店であるつけ麺五ノ神製作所を久しぶり訪れた。

そう言えば昨年の7月8日に同じブランドのらーめん専門店であるこちらがオープンしているが、まだ訪れてなかったことを思い出した。

幸いにも通勤途中駅で夜九時まで営業しており、それならばとなって時間が取れる平日の仕事帰りに立ち寄ることにした。

と言うわけで黄色い総武緩行線電車に乗車して、新宿の一つ手前にある大久保駅で途中下車してその店頭へやって来た。

ラーメン店らしからぬ雰囲気のこちらで、都内らしい単なる和風装飾とは違う、そんなおもむきがあって素敵だった。

さっそく入店すると直ぐ右手に券売機があり、そこで味玉海老トマトらーめんを選択。

それとサイドメニューのバジル飯も選ぶ予定だったが、バジル肉飯の文字に反応してこちらにするかとなってそのボタンを連打した。よく見ると苫東という文字が冠されていた。

中ほどの席に腰を下ろしてチケットを手渡すと、後続客が二人続いてにわかに活気づくこちらだった。

苫東とは何かを確認させて頂くとトマトのことだそうで、理解して貰うためにトマトの絵も書いているそうで、なるほどトマトにも見える絵が確かに描かれてあった。

さてそんな漢字があったろうかと考えたが、どうやら当て字のようだった。ネットで検索して見ると、苫小牧東地域の略字しか出て来なかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、海老とトマトの旨味が怒涛の如くやって来る味わいがたまらないもの。海老は伊勢海老とオマール海老と甘エビを利用しているらしい。

ローストされたミニトマトは実にフルーティで、味玉にチャーシューもなかなか美味しく、中央に積まれた緑色と紫色のキャベツがトマトを引きたてながらもその存在感を示していて素敵だった。

そのキャベツの上に添えられた酸味の効いたマヨネーズを薄味にした玉ねぎを和えたサラダが不思議なほど良い相性となって良かった。

トマトバジル肉飯はご飯の上に大きめにカットされた肉と共に、トマトペーストとバジルペーストがそれぞれ乗せられたもので、もうこれもまたかなり良かった。

新宿五ノ神製作所のつけ麺は、普段本店であるいつ樹でも提供しているが、この大久保五ノ神製作所のらーめんは本店では夏の限定で提供している程度だそう。

もう一つの海老リッチらーめんも気になるところだが海老油そばも提供しているようで、以前は生玉子を付けていたらしいが現在はサワークリームに変更したらしくカレースパイスとの相性も抜群らしい。

気がつけば完食。午後九時閉店のこちらだが、午後九時がラストオーダーで皆様のご来店をお待ちしているらしい。いや、かなり果てなくとんでもなく、絶大に素敵でとっても良かった。

(左フォト) 味玉海老トマトらーめん/苫東バジル肉飯/店舗と周辺 (2014.03.24)


 らーめん 五ノ神製作所

 住所:東京都新宿区百人町1-23-22 寿宝ビル1階  TEL03-5330-7261

 定休日:水曜日  営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00LO

 アクセス:JR総武緩行線大久保駅南口下車。改札口を出たら右手に出て左斜めの路地を入って
       20mほど歩いた右側にあり。



南口の階段を下りて改札口を抜けたら右手に出る。

左手の斜めに入る路地を20m進んだ右側にあり。

こちらはらーめんと油そばを提供している。

海老好きには、たまらないラーメンを提供していた。

卓上にあるカレースパイスで味変が愉しめるよう。

最寄り駅は総武線緩行線電車の大久保駅。