ramen 玄 nomad
東京・御徒町 ※閉店

青空から陽射し注ぐ爽やかな気候なものの、例年より寒かった今冬の所為で梅の花の開花が遅れているようで未だツボミのままの3月半ばの水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、やはり過ごし易い午後8時過ぎだった。時になんと無化調のカリスマ店主田中玄氏が、また実家の末広町周辺に戻って来てラーメンを提供しているらしい。

店名はノマドだそうで、遊牧民や放浪者を意味する言葉だ。昨秋にラーメン創房京濱がオープンして訪れたものだが、練馬区高野台へ移転した玄菜院と共に既に閉店しており、そうした状況からすればまさしく遊牧民的な営業スタイルで、そこはしっくりと来る店名だった。そんなわけで気になるところとなって、そんなこちらへ会社帰り訪れることにした。




また御徒町駅で下車。今夜は南口の改札から外へ出た。そこから直ぐの場所にあるこちらだ。さて入るかと店頭の撮影を済ませてケータイを通常の画面に戻そうとすると、まもなく地震が来ることを教えてくれる警告音が鳴り響いて、なるほど立っていても気がつく大きい揺れで驚いた。

震源地が千葉県東方沖らしく、最大震度は銚子市で5強のようだ。ふと見ると白い暖簾には麺創房玄の文字が刻まれていた。

ともあれそんな状況の中で入店すると、お店の方が奥へどうぞと促されて、ふと厨房を覗けば田中玄氏その人がおられ思わずご挨拶する二人だった。今しがたの揺れに、世間話しはそんな地震の話しから始まった。

なんでも鳥園と言う名前の名店とも囁かれた人気焼き鳥店だった場所の射抜き店舗らしい。地元の人づきあいのそうした交流の中で、駅前と言う好立地のこちらでオープンすることができたそう。

さて何にするかとメニューを見れば、テレビ朝日「やじうまテレビ」で紹介されたベジタリアンヌードルの豆乳玄菜麺や、懐かしい玄流塩ラーメンも気になるところ。

しかし一日限定20食とある熊野地鶏ラーメンが今日はまだ提供できるそうで、それならばとお願いすることにした。三重の生産者の方々から全面的なバックアップを受けて、かなり良い自信作と言える味に仕上がったものだそう。

熊野地鶏とは三重原産軍鶏「八木戸」と三重銘柄鶏「伊勢赤鶏」と地鶏の王様「名古屋コーチン」を掛け合わせた地鶏らしい。千枚田のこだわりの米で育った三重県紀和町産のようだ。

なお尾鷲で入手した鯛のアラを煮出して、上品な旨味を加えているものとあった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、地鶏の個性を上手く利用した味わい深い美味しさ。中太麺の独特な持ち味がまたいい感じで、チャーシューが相変わらずの素晴らしさと言えた。

気がつけば完食。いや、かなりとんでもなくとっても良かった熊野地鶏ラーメンであった。

(左フォト) 熊野地鶏ラーメン/店頭外観 (2012.03.14)


 ramen 玄 nomad   ※公式サイトはこちら

 住所:東京都台東区上野5-22-8  TEL03-5817-4988  定休日:年中無休

 営業時間:平日11:00〜23:00/土日11:00〜夕方スープ終了まで

 アクセス:JR山手線御徒町駅南口下車。改札を出たら前の道を右手へ進んで行き、まもない
       十字路を過ぎた右側にあり。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



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