らーめん えんや 東京・王子





季節の足音がやや秋に傾き始めたような、そんな八月下旬の火曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、涼やかで穏やかなそんな午後七時過ぎだった。

ここ数日王子界隈のラーメン店が続いているが、立川時代に訪れているだけにやはりここは外せないそんな一店と言えそう。そんなわけで今夜こそとなって、今夜もまた王子で途中下車。

北口改札を出てすぐ左手のガード下のトンネルを進んで行く。そこを出ると前方に小さな小川のようなものがあった。

こんなところでこうした風流な光景に出くわすとは思っても見なかった。

どうやら石神井川の下流域らしく石神井と言うと西東京のイメージしか湧かないがここまで続いていたとは思っても見なかった。

ともあれ右手に進んで行き、まもないその店頭へやって来た。周囲には様々なタイプの店舗が軒を連ねていた。

さっそく入店して券売機の前に立つ。少し悩んでから味玉塩らーめんを選んで、サイドメニューも行ってしまえとなって豚丼のボタンを連打。

入店する少し前に3人が続けて出て行ったが、中に入ると先客全員が出てしまったようで先客ゼロのフロアが広がっていた。

チケットを手渡すと、豚丼にマヨネーズを入れるか確認があったので今回それは辞退することにした。

そう言えば壁面に50円でチャーシュー切落しを提供するインフォが壁があったなと気がついてまだ大丈夫かお聞きすると出来るそうでそれならばと50円を差し出してお願いした。

以前らーめん佐藤@北浦和を訪れたが、そこでも触れているように、その地で2008月1月21日にオープンを果たしたこちらのようだ。

その後立川ラーメンスクエアに移転し、2011年6月8日からこの王子の地で営業を開始したらしい。立川で営業して訪れた時には、北浦和で営業していたことは知らなかった。

時に厨房には従業員の方が二人おられたが、テレビで見た店主がおられず、思わず普段から店主が居ないのかお聞きして見ると、たまたま二階に上がっているのだそう。

自家製麺の試作をしている最中だそう。どうやらなんと来月から自家製麺となるそうで、それに伴いスープもリニューアルする予定らしい。

すると店主が上から降りて来て思わずご挨拶。以前より恰幅が良くなっておられた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、さすが「らーめんえんや」の塩らーめんと言える美味しさ。スープも美味いが麺も素敵なシフト。

全然忘れていたがおそらく三河屋製麺と思い確認すると合っていた。チャーシューも味玉も絶妙な素晴らしさ。豚丼も実になかなかの旨さで、気がつけば完食。

入店した時は先客ゼロだったが、帰る頃には後続客が続きに続いて盛況なこちらであった。いや、かなり果てなく実に途轍もなく、何処までもひたすら良かった。

(左フォト) 味玉塩らーめん+チャーシュー切落し/豚丼/店舗遠景 (2013.08.27)


 らーめん えんや

 住所:東京都北区岸町1-1-10岸町NUビル1階 TEL03-3905-6550

 定休日:不定休 営業時間:11:30〜15:30/17:30〜23:00 ※土日祝午後の部休み

 アクセス:JR京浜東北線王子駅北口下車。改札を出たら左手に進み外へ出たら右手に曲がり少し
       歩いた左側にあり。



すぐ傍には石神井川が流れていた。

チャーシュー切り落としが50円で楽しめる。

立川ラーメンスクエアから移転して来たこちら。

※以下は立川ラーメンスクエア時代。

夜半から雪が懸念されていたが、雨から雪へ本格的に変わったのは朝方の遅い時間で、通勤電車のダイヤ乱れも特に無かった2月中旬祭日の金曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、降り積もる事は無いものの小雪交じりの冷たい雨そぼ降る午後8時過ぎだった。

昨年の9月にこちらへ訪れたものだが立川勤務が決まったのはその下旬で、その頃はまさかこんな風にラーメンスクエアへいつでも来れる状況になるとは思っても見なかったものだった。今日は何処かのラーメンスクエア6周年記念限定で行って見ようとラーメンスクエアへやって来たが、そう言えばと言う事で久々に入店する事にした。本来ならもっと早くこちらにも訪問するべきだったが、立川へ勤めるようになってから今回が初めての入店。

券売機で600円の記念限定を選んでサブメニューも行くかと、餃子3個に小ライスの餃子セットのボタンも連打。ちなみにこちらの記念限定の名前は「しおそば」で、こちらのお得意のラーメン。今夜は前回と違ってTVに出演していた店主はおられるのだろうか。厨房を少しだけ覗いて見たが、あまりよく判らなかった。好きな席にどうぞとの事で、選び放題の席の一つに腰を降ろした。後続客が二人続いた店内。程なく到着。なかなかと言える風情のオーラ。

それではと行かせて貰えば、かなり素敵なそんな塩ラーメン。麺の絶妙な麺上げが手に取るように見えて来そうで、それぞれのバランスがおそるべしと言うしか無かった。なんたる美味さな事か。それはそれはそれは、気がつけば完食だった。餃子も大阪サイズだったが、ひと手間あってこちらも良かった。店を出る際にさりげなく厨房を見れば、TVで見た店主が居た。いや、とんでもなく本当にとっても美味しかった。

(2011.02.11)


  2011.02.11 6周年記念限定しおそば   2011.02.11 餃子セット






夏の空がセピア色に変化して行くようにめっきり涼しくなって来た、九月も後半となった休日の金曜日だった。ヒグラシがそよ風の擬音を表現しているかのように静かに響いていた、それでも中央線快速電車では弱冷房が心地よかったそんな午前中だった。

先日テレビを何気なく見ていると、有名ラーメン店主の方々同志が大衆酒場で呑みながら語り合う内容の深夜番組が流れていた。テレビ東京毎週木曜日深夜に放映している「くだまき八兵衛」と言う番組で、中本店主やなんつッ亭店主に東池袋大勝軒の飯野氏などそうそうたる顔ぶれだった。

そんな中に第5回ラーメントライアウトに優勝したこちらの店主もおられて、進行役の芸能人三名が最後に一番食べたいラーメンを選ぶ企画だった。そこで選ばれたラーメンがこちらであった。

少し前に立川を訪れてもう一つのラーメン複合施設にも行ったものだったが、こちらが入るラーメンスクエアは未訪だった事もあり、気になる所となって出掛ける事にした本日だった。

そんなわけで、お茶の水から中央線快速電車に乗車して、また立川へやって来た。わけあってここ数年比較的何度となく訪れるようになったが、来る度に立川が近く感じるようになって来た。

南口の方に出て空中歩道をそのまま行くとアレアレアがあり、その右手奥へ進むとアレアレア2があった。そこを入ってエスカレーターを上がれば、そこがもうエンターテイメントフードパーク・ラーメンスクエアで、駅に直結しているラーメン複合施設だ。

フロア内はニューヨーク、マンハッタンがコンセプトになっており、アメリカンナイズされたその館内の雰囲気は、日本にいる事をひとときだけ忘れさせてくれそうな感覚になりそうで面白そうだった。そんなフロアの入口正面奥にあるのがこちらで、店頭の券売機で「鉄壁の塩らーめん」なるメニューを選んで中へ入って行った。今年の4月4日13時にオープンしたこちららしい。

テレビに出てまもないから結構盛況かと思えば、平日の昼間もあってか、そこそこ盛況な店内であった。空いたテーブル席に促されて、そこへ腰を降ろした。テレビに出ておられた店主は、たまたまなのか不在であった。ラーメンスクエアは5周年を迎えたらしく、パンフレットにそんなインフォがなされていた。

亡き父から伝承した鉄壁の塩ラーメンだそう。父が成し遂げられなかった夢を引き継ぎ、日本一の塩らーめんを目指して頑張っているそう。私の父も五年前に他界しており、そんな事を知ると思わず応援したくなるものだ。程なく到着。

あまり脂が浮かない黄金色の透明なスープに、風情の良さが表出している麺が横たわっており、やはりビジュアルからしてなかなかのものがあった。

それではと行かせて貰えば、口にしても何処か独特な一面を感じるものの、ふっくらした丸平中太の麺との個性の相性の良さもあって、食べ進む程に豊かな食材のうま味の持ち味を押し上げている所が良かった。

美桜鶏と言うブランド鶏の丸鶏とガラをたっぷり利用しているそうで、そこに干し貝柱に干し海老に秋刀魚干し等の魚介類も吟味してこだわっているらしい。後半卓上にあったコショウを多少振ったが、また風情に変化が生まれてそれもまた良かった。それにしても、この麺はなかなか。気がつけば完食だった。いや、美味し鉄壁の塩らーめんであった。

(左フォト) 鉄壁の塩らーめん/店舗入口 (2010.09.17)