旭川らーめん 男旭山 東京・渋谷





昨日は局地的な大雨が都内の一部で見られたようで、首都圏を含めて国内全般的に大荒れの天候が続くようになって来た、朝方だけ周辺は僅かばかりの雨が落ちていた7月上旬の今日は就業日の火曜日であった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、乾いたアスファルトに一息ついて、午後9時過ぎの渋谷界隈を歩いてラーメン店を探し出した。

あまりネットを頼りにすると既訪店の直ぐそばにラーメン店があっても気がつかない恐れがあると、そんな想いで今まで入らなかった路地も今夜は歩いて渋谷駅界隈を少しだけ散策してみた。

しかしそうした路地の合間では、見つからない内によく知る道に出た。すると先日百軒店にも支店があるその本店の目の前に出て、思わず今日はここかなと言う感じになった。しかしそこへ近づくと、なんと隣りにもやはり別のラーメン店があって、「旭川らーめん」を冠にしていた。

そしてそこから何気なく振り向くと、先日2度訪問した既訪店があり、やはりネットばかりを頼りにしていると、こんな風にそばにあった店に気がつかない事を実感した。

そんなわけで突如現れた初めて見る、知らない店名にラオタ魂が炸裂してしまい、気がつけば店頭インフォに吸い寄せられ、中から出て来たお姉さんに挨拶され、かくて鳥籠に迷った鳥のように身柄を確保されていた私であった。

そう言えば最近、都内に店名の頭に「男」が付いた名前が多くオープンしており、店頭外観の雰囲気からしても比較的最近営業を開始した感じであった。

さてお姉さんに何がオススメかを確認して見ると、それなら「男旭山らーめん」と言う言葉に従ってそのボタンにタッチ。肉めしも美味しいそうで、それならばとそれも連打した。

中へ入って行くと奥に水滴がたっぷり付着した冷水のコップが置いてあり、そこに促されて腰掛けてすぐさまその冷水を一気に飲み干し喉を潤した。あらためて見回すと、そこそこ盛況な活気のある店内が目前に広がっていた。

背中側の壁には蘊蓄インフォが掲げられており、読むとその昔北海道の旭川の町には多くのラーメン店があったそうで、そんな街で生まれたラーメンについて触れられていた。

旭川らーめんは都内にも幾つかの有名店が営業しているが、その遍歴を垣間見るような多くのラーメン店とラーメンが当時の旭川にはあった事だろう。

旭山と言えば今や動物園がある事から旭川のシンボリックな山として知られているが、まさに旭川を昔から眺めて来た傍観者だ。

明治後期には馬車鉄道が開業して、昭和初期には2社の私鉄電車が市内を往来し、周辺の鉱山で働いていた多くの男たちが街を闊歩していたと言う。

程なく到着。等と思っている内に、意外な程に早く豚骨醤油色のスープのラーメンがやって来た。なかなか見栄えの良い風情が感じられた。

それではと行かせて貰えば、まずまずの持ち味の良いラーメンで、旭川を代表する系統とはまた違うものの、その昔旭川の炭鉱夫が食らいついていたのかも知れない風合いになる感じがあって、そうした意味で楽しめたラーメンだった。

また肉めしも醤油の持ち味が前面に出ている味付けで、結構アマカラの趣味的な感じで良かった。そんな感じで量的にも多かったが、気がつけば完食だった。お店の方にお聞きすると、昨年の11月にオープンしたお店だそう。いや、良かった。

(左フォト) 男旭山らーめん/肉めし/店舗外観 (2010.07.06)


 旭川らーめん 男旭山 (おとこあさひやま)

 住所:東京都渋谷区道玄坂2-8-8MJ渋谷道玄坂ビル1F 

 TEL03-6416-9761 定休日:無休 営業時間:11:00〜翌4:00

 アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車。渋谷109前道玄坂下交差点Y字路を左手へ100m程進んで
       行き、右手ユニクロ前辺りの左路地を入って行った右側にあり。



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