おおぜき中華そば店 東京・恵比寿







昼が一番長いそんな夏至を迎えた日で、見上げれば今にも降り出しそうな曇天の空が広がっていた。まもなく都内にも降雨が見られる、そんな予報が出ていた日。

遥か遠くに見えるスカイツリーは、上空がモヤついている所為で消し炭のような姿で直立していた、六月水無月も下旬となって来た休日金曜日だった。

先日は2軒目でこちらを訪れて、その素晴らしい味わいのにぼしそばを堪能させて貰った。現在イカの煮干しを使った限定のつけそばを提供しているようで、それが実に気になるところとなった。

ご飯物のサイドメニューもまた美味しそうで、これは是非再度こちらだけを訪れて、肩までゆっくりと浸かるようにその世界に浸りたいもの。

深夜にこちらのツィッターアカウントを訪れると、本日の限定イカ煮干つけそばには、何と干しエビが付加されたバージョンにすると言う。しかも濃度は19.4%とのこと。

海老は好物な食材だけに、時折り気まぐれで直前になってやっぱり別の店となる時も少なくないが、今回はもはやこちらしか考えられないところとなった。

しばらく前は煮干しをがっつり効かせた「狂い咲き冷しそば」なる限定メニューや、今回のラーメンバージョンのような「イカ煮干そば」なる限定も過去にあったようだ。

そんなわけで自宅を早めに出て、恵比寿のこちらの店頭には20分前に到着した。自宅を出たときは雨がまだ降り出していなかったが、恵比寿駅の改札を出ると霧雨程度の小雨がシトシトと降り出していた。

まだ店先には並ぶ人も居なかったので、先日も訪れた目の前の恵比寿神社を例によって参拝。社殿に向かって一礼。手を合わせると自然に心が和むものだ。

周辺を散策するため店の前を通過しようとすると、丁度大通り側から一人の男性が歩いて来た。するとこちらの店頭へ並ばれたので、まだ並ぶつもりでは無かったが、こんな時は立て続けに人が並ぶケースもあるだけにそれならばと早めにその後ろへ着いた。

そして時計の針が30分を過ぎたころ暖簾が店先に掛けられて、振り返るといつの間にか私の後ろに2人が並んでいた。

入店して券売機で予定通り限定850円と、バラ焼き丼250円のボタンを連打。道路寄り右端から並んでその二席目に腰掛けてチケットをお店の方に手渡した。

十日前から始めた限定つけそばのようだ。麺量は230gで大盛は不可だが、和え玉が100円で麺量65gと150円で麺量130gの2パターンが用意されていた。程なく到着。

麺は太麺と言えるもので、そこに海苔とナルトと大判のチャーシューがそれぞれ1枚ずつ乗っており、なるほどさらにそこへツミレのような色をした白口鰯ペーストが比較的多めに添えられていた。

まずはペースト等はそのままにして、太麺をつけ汁に浸して行かせて貰えば、煮干しの何とも言えない素敵な風流な味わいが実にたまらない美味しさ。干しエビは少量しか入れていないそうだが、その存在感はなかなかに主張していた。

チャーシューもかなりの旨さだ。そして白口鰯ペーストをしっかりと太麺に絡ませて頂けば、これまでに無いこれまでとは違う類を見ない怒涛の魚介感が感無量の五味を伝えて舌を喜ばせた。

五行説の中でも説かれる辛味・苦味・甘味・酸味・鹹味が、混然一体となってかなり素敵な面持ちを有して良かった。それにしてもやはり煮干しの表現力が、実に豊かなこちらと言えた。

バラ焼き丼にも手を付けると、牛バラ肉と玉葱をニンニク・生姜・リンゴを利用した甘辛のタレで焼いたものがご飯に乗せてありこれまたとっても美味しいものだった。

こう感動してしまうと、もうこうなれば和え玉も追加オーダーして見たくなるもの。100円玉をカウンタトップに置いて和え玉をお願いすると、程なくしてそれはやって来た。

麺はラーメンで利用されている感じの細麺で、麺同士がくっつかないようにするためか、ラードのような油らしき液体を麺に掛けていた。

その麺の上に若干太めの棒状にカットされたチャーシューと、刻んだ青ネギと白ネギに、ミルサーに入れて精製したような煮干しの粉末も入っていた。

お隣りの一番客がやられていたことを参考に、まずはやって来た和え玉を掻き混ぜてからそのまま味わって見る。

次につけ汁にそれを少しだけ浸して味わい、そしてスープ割りを貰ってそこにその残った和え玉を全て投入しラーメンのようにして味わった。

気がつけば完食。限定イカ煮干つけそばは、今月末まで提供予定だそう。いや、これは参ったと言うほど感動MAXで、美味さ無限大の果てない超絶的な素晴らしさと言うものだった。

(左フォト) 干しエビ入限定イカ煮干つけそば(麺・汁)/65g和え玉/バラ焼き丼 (2013.06.21)


 おおぜき中華そば店

 住所:東京都渋谷区恵比寿西1-9-4小熊ビル1階 ※公式フェイスブック ※公式ツィッター

 TEL03-3780-3118  定休日:日曜日  営業時間:11:30〜22:00

 アクセス:JR山手線恵比寿駅西口改札下車。改札を左手に出たら駅前の駒沢通りを横断してから
       左手へ進んで行き、山手線の線路から4つ目の右路地を入り、前方に見える恵比寿神社
       の手前右側にあり。徒歩およそ4分程度。

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埼京線と新宿湘南ラインも停車する最寄り駅。

すぐ傍にあるだけに、そこは食事前に合掌。

駒座通りから路地を30歩ほど歩けばこちらだ。




良き時代の札幌ラーメンを求めて、久しぶりにまた恵比寿へやって来た。ちなみに恵比寿と言う地名は、エビスビールから来ているらしい。

家電量販外商営業時代レストランを経営する顧客の方がおられて、ちょうどこちらの直ぐ近くにあっただけに営業車の駐車で四苦八苦して納品したものだ。

せっかくだからもう一軒行こうと、幾つかの候補店の中から最終的にこちらとなって、カフェでまったりした後でその店頭へやって来た。しばらく前までづゅる麺の豚あじ@恵比寿神社前だった場所で、その店長さんが独立して2012年10月4日にオープンしたこちらだそう。

なるほど直ぐ目の前には恵比寿神社が鎮座していて、敷地の狭いそんな神社だが、一人がお参りしているとその後ろに次の人が順番を待ってそれが繰り返されていた。

以前は天津神社と言った神社らしく、昭和中期に遷座した際から恵比寿神社と改称したらしい。こちらは家内安全・無病息災・五穀豊穣の御利益があるようだ。

さっそく入店すると左手に券売機があり、その前に立ってボタンを探す。ネットで好評だったにぼしそばを予定通り選んだ。ふと見ると限定の案内があり、イカ煮干しつけそば白口鰯ペースト添えなるものだったが、昼夜各10食らしく既に限定ボタンには売切の文字が点灯していた。

振り返ってチケットを手渡しながら、中ほどのカウンター席へ腰掛ける。店の奥には大栄食品と刻まれた麺箱が山積みされていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これが実に素晴らしいなかなか良く出来た、これぞ濃厚な煮干しダシの中華そば。パツンと固めに来る大栄食品の中細ストレートが、何とも言えない風情の良さを醸していた。今流行りの食感と言えそう。

3種の煮干しを水出し後にゆっくりと熱を加えた、煮干し100%の旨みを抽出したそんな煮干しのダシスープだそう。そこに入れるカエシは色が大人しい白醤油を利用しており、その個々の食材のバランス感はかなり流石と言えるものだった。

化学調味料を使用せず、こだわり抜いた素材本来の味を生かし、魂を込めた一杯を提供する旨がツィッターの冒頭に明示されており、まさしくの実に素晴らしい美味しさ。

無化調だから美味しいと言う時代は既に終わっていて、素材が持つ本来の味わいを香辛料だけに頼らずどう複合させて提供して行くかに尽きるのだろう。今後も過当競争が強いられるラーメン業界だけに、こちらのような激戦区で営業するラーメン店は特に大変と考えるところだ。

フェイスブックユーザー限定のサービスで、いいねを一つするとウーロン茶が1杯無料だそうで、フォト付きでいいねを30以上するとトッピング1品が無料サービスになるらしい。気がつけば完食。いや、これは果てなくとんでもなく、とても素敵で凄い美味しい、かなり感動級のにぼしそばだった。

(左フォト) にぼしそば/店頭外観/ (2013.06.18)
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最寄り駅はJR恵比寿駅で歩いて4分程度。

すぐ傍に鎮座する恵比寿神社。

こちらの券売機ボタンの内容。

限定も提供しているこちら。

フェイズブックで、トッピング1品無料。

すぐ傍に鎮座する恵比寿神社。