桜花 東京・赤羽





大地を冷ます如く降り出す夕方頃の雷雨をまた幻のようにして、雲が多いものの柔らかな陽射しが注ぐ八月葉月下旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜はそんな天候が荒れることもなく穏やかに日が暮れたそんな午後七時過ぎだった。

赤羽にも様々なラーメン店があると言うことで、そんな中から今回こちらが気になるところとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

銀座七丁目でスナックを8年ほど営業されていた方が、地元赤羽に2012年12月22日オープンさせたラーメン店だそう。

地元の旧友の方が作る惣菜も好評で、夜はゆっくり呑めてラーメンも楽しめるお店らしい。

そんなわけでまた赤羽で途中下車して、北改札を出て左手の西口に降り立った。イトーヨーカドーとアピレの間の道路をヨーカドーづたいに進んで行く。

そしてその奥の十字路を左折。その弁天通りを300mほど歩いた左側に風情良くこちらが佇んでいた。

以前はパソコンで地図をプリントアウトしてそれを頼りに暗い夜道を歩いて店を探したが、現在はスマホの地図を見ながら歩いて、場合によっては自分が今どこにいるか確認できるだけに大変スムーズだ。

さっそく入店すると、満員に近い店内が待っていた。奥には家族連れの方がおられて賑やか。

入口寄りの空いていたカウンター席に腰掛け、メニューリストを手に取りそこからワンタンメンとチマキをお願いすることにした。

カウンタートップには、なるほど深みのある大皿が4つほどあり、そこに煮込料理など様々な惣菜料理が盛られて置いてあった。

ラップが掛けられていて、料理から出た水蒸気で曇っており、どんな料理かはっきりと見ることが出来なかった。

スナックと言うのではなくて、一見さんお断りの会員制ミニスナックを銀座七丁目で営業していたそう。最近になって定休日を、月曜日と決めたことも教えてくれた。

その昔横浜中華街で中華店を営んでいた叔父さんがいて、お母さんがそこで手伝いをしていたそうで、そこで提供されていたラーメンがベースとなっているらしい。

現在そんな親戚の方々は千葉館山周辺に点在されているらしく、別の叔父さんは民宿を営みながらラーメン店を営業しているそう。

遠距離通勤で遠くから来たと言うことで、そんなところから突き出しのような感じで煮物をサービスで頂けた。口にすればなるほどかなり素晴らしい美味しさ。程なく注文品が到着。

それではと行かせて貰えば、それは優しい味わいの清湯醤油の支那そば。ワンタンがいい持ち味があってかなり好み。お聞きすると黒豚の挽肉を、一度挽きした肉餡だそう。

豚骨と鶏ガラをしっかりと炊いたものだそう。豚骨は小型ノコギリで切断しているらしい。味の素などは一切使用していないらしく、いわゆる無化調と呼べるもののようだ。

細麺の風情が何とも中華街らしいラーメンと言えるもので、何かが突出することなくバランス感冴え渡る良さがその風合いを高めていた。

ちまきもチューシューが多めに入るチャーシューちまきで、なかなかとても良かった。気がつけば完食。

いや、これはかなり本格的な奥ゆかしい素敵な味わいがたまらないもので、何処までも果てなく実にとても素敵だった。

(左フォト) ワンタンメン/煮物/店舗遠景 (2013.08.24)


 桜花 (おうか)

 住所:東京都北区赤羽西1-27-8  定休日:月曜日  営業時間:17:30〜23:30

 アクセス:JR赤羽駅北改札西口下車。イトーヨーカドーとアピレの間の道路をヨーカドーづたいに
       進みその奥の十字路を左折。その弁天通りを300mほど歩いた左側にあり。徒歩約6分。



イトーヨーカドーとアピレの間のこの道路を進んで行く。

2012年12月22日にオープンしたラーメン店。

その中華そばは、あっさり清湯醤油味。

夜はゆっくり呑めてラーメンも楽しめる店。

開封前のちまき。

開封後のちまき。