中華そば 鏡花
東京・立川たま館 ※閉店





桜の季節を感じるようになって来たものの大地震は多くの出来事を変えてしまい、何れにしてもそれ処ではない3月も月末最終日の木曜日。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかなるもやや冷えた午後8時過ぎだった。今夜もJR立川駅の構内は、節電協力で暗い改札口周辺を人々が行き来していた。

実は今の仕事が本日で契約満了となったが、来月の半ば過ぎから新たな仕事ながらまた同じ立川勤務が続く予定で、そんな事もあって簡単な挨拶だけ済ませての帰宅となった。

通勤バスも通常ダイヤに戻って、駅から少し歩く立川たま館へ訪れる事にした。そんな中でも今月の中旬頃から、中華そばの味をまたリニューアルしたらしい、こちらへ立ち寄る事にした今夜だった。

そんなわけでまた立川たま館にやって来て、右奥にあるこちらの券売機の前に立った。少し悩んでからワンタンメンとネギカシワ丼のボタンを連打。

出て来たチケットを右寄りのカウンタトップに置いて、さりげなくハンガーにコートを掛けてから、その周辺のカウンタ席へ腰を降ろした。

厨房の中には比較的若いお兄さんと、そして比較的若いお姉さんもおられた。お兄さんの方に最近中華そばの味変えをしたのは、こちらなのかお聞きするとそうだと教えてくれた。

なるほど蘊蓄らしきインフォが近くに貼られており、二種の煮干しと三種の魚節に、純国産の鶏と豚を利用した中華そばである事が綴られていた。程なく到着。

やや醤油が立った何とも濃い醤油味のスープに、メス鶏の油が多めに入ったもので、麺は加水低めの中太ちぢれで独特な太さとコシが印象に残る中華そばだった。

オス鶏の油であれば無色で独特の味わいを有するが、ラーメンスープの表面に黄金色の油玉がキラキラと輝いており、そんな感覚が自ずと導かれたものだった。

しかし無味でありつつも、その全体から感じられるものが通常のそれとは明らかに違っており、そこはさすが単なる小手先のシフトでは無いものが見えて来た。

またワンタンの皮は、比較的厚みのあるもの。中に包まれる肉餡は質素だったが、それでも全体の風合いに上手く馴染んだバランス具合が良かった。

濃い味わいが、ある種の緊張感を呼び起こさせる風情も見逃せない。メンマやナルトも従来のように雰囲気を高めるものだった。

それは若干の仕様を変えていたネギカシワ丼に至るまで変わらないもので、格別のオーソリティーを感じ取れたプロデュース性が見事と言えた。気がつけば完食。いや、実に素晴らしかった。

(左フォト) ワンタンメン/ネギカシワ丼 (2011.03.31)


昨夜は某所のラーメン店でのオフ会で呑み過ぎてしまったよう。そんなレポートアップも有るだけに未訪問店は避ける事にして浮かんだのがこちらで、今月初めから新メニューが出ていて気になっていた。そんなメニューも何かとそろそろ落ち着いた頃だろうと、会社帰りに訪れた今夜だった。

最近の食ブームの中でキーワードの一つになるのが「肉」のようで、そんな新メニューの名前も「肉つけ」と言った。つけめんのルーツは武蔵野うどんと考える店主が、今回それをモチーフにして創作したものだそう。

そんなわけでそれほどの寒さも感じないながらも、それでも冬と言う名の季節を感じる今日この頃、またこちらへやって来た。並盛り麺量300g肉量120gに対して、150円増しで特盛りがある肉つけで、そちらは麺量450g肉量200gもあるらしく呑み過ぎシールが半分剥がれた感じの体調なだけに自重して並盛りのボタンを選んだ。

以前よりも客足が増えていたこちらだった。挨拶にも提供メニューにも気合いが感じられるだけに、当然と言えば当然かも知れない。程なく到着。なるほど豚バラ肉が目立っており醤油の色合いが若干濃いそんなつけ汁に、うどんにも見えそうな太い麺が恋焦がれそうな程に艶の度合いを高めていた。これはなかなかのビジュアルと言うしか無かった。

讃岐の夢2000の中核部だけを利用した内麦中力粉だそうで、数本だけ汁に浸す事無くすすって味わえばなるほどそちら系かと言うもの。それではと行かせて貰えば酸味とコクがやや高めの醤油の色が強いもので、鶏と魚介のバランスが見事なスタイルを醸しており、私のように武蔵野うどんが未食でいてもそのイメージが膨らむもの。

現代的と言う意味合いで「けいすけ」のイメージが現れては消える処がありつつも、なかなか愉しめた美味しいつけめんで良かった。並盛りでもいい量ながら、気がつけば完食だった。いや、なかなかの味わいと麺の扱いで、とっても良かった。(2010.11.20)


  2010.11.20 肉つけ(汁)   2010.11.20 肉つけ(麺)





ひと雨毎に季節が変化して行く事を裏付けるかのように、冷たい小雨が厚い雲の空を寒空にしていた十月前半の土曜日だった。

今日からまた仕事が始まった日で、今度の勤務地はちょっとだけ遠い立川となった。立川駅界隈にはラーメンコンプレックスが2つあるのは前から知っていたが、中華街まであるとは気がつかなかった。

またその周辺にも多くのラーメン店があるようだ。そんなわけで仕事が終わって外に出れば、朝方から変わらない雨がそぼ降る午後8時過ぎの夜の立川駅界隈であった。

そんな初日に訪れたのは、冠が「にぼぶら」から「中華そば」となった「らーめんたま館」内にあるこちらだった。

券売機の前に立つと、名物かしわ丼と言う名の美味しそうなサブメニューのビジュアルが目に飛び込んで来てその気になり、そこに中華そばと一緒になったセットメニューを見つけて思わずそれを選んだ。

第二期が始まった「らーめんたま館」で、別のラーメン店も気になる処だ。

程なく到着。なるほどにぼぶら時代とは明らかに違うラーメンがやって来た。その大いなるオーラはどうだろう。

それではと行かせて貰えば、これがもうさすが鶏使いの名声高い境花の中華そばで、何処とも違う味わいながら王道と言う名の道のド真ん中を突き進んだ美味しさと言うしかなかった。

本店と系統は同じで、違う味わいを目指したそう。魚介は今回煮干しに鰹節とサバ節も利用して、動物は殆ど鶏だけだそう。

こってりしていたので背脂かと思えば鶏油だそうで、と言う事はメスのみ利用した鶏油と言うことだろう。チャーシューが絶大に美味しく中太ちぢれの麺がまた渋いシフトで、かなり満足出来たものだった。

名物かしわ丼も濃い醤油の味付けをして引き締まった鶏肉を細切れにして、白いご飯の上にたっぷりと乗せて生卵もさらに乗せたもので実に良かった。

気がつけば完食。いや、なかなかの美味し中華そばと名物かしわ丼だった。

(左フォト) 中華そば/名物かしわ丼 (2010.10.09)


 中華そば 鏡花 (きょうか) たま館店

 住所:東京都立川市錦町1-2-16立川アーバンホテル1F立川らーめんたま館内

 TEL042-512-8931 定休日:年中無休 営業時間:平日土曜11:00〜翌1:30/日曜日11:00〜23:00

 アクセス:JR立川駅南口下車。南口左手の階段を降りて行き左手へ進んで行く。途中のY字路
       を右に進み少し歩いた左側にあり。


※以下は「にぼぶら 鏡花」時代。




立川の人気ラーメン店へ訪問した後、駅前のマクドナルドでまったり。そうした後で電車で一駅だけ移動して、立川での所用も済ませ、午後2時過ぎにまた立川駅まで戻って来た。

正午を過ぎた頃から陽射しは更に強くなって、湿度は低く爽やかだったが、夏のそんな眩しい陽射しに汗が滲む午後の早い時間であった。

ラーメンよりもかき氷が欲しくなる気候だったが、せっかくここまで来たのだしと、先程決めたこちらへ予定通り向かった。

立川駅南口からそう遠くないビジネスホテルの一階に昨年9月にオープンした、ラーメン店複合施設の立川らーめんたま館の一店舗のこちらだった。

全部で四店のラーメン店が営業している。またすぐ近くにはラーメンスクエアもあり、立川は最近多くの周辺ラーメンフリークが訪れているらしい。そんなわけでその入口に到着した。

公式サイトのフォトで館内イメージは知っていたが、廊下の奥まった所にでもあるのだろうと思いつつ自動ドアを開けると、目の前にフォトで見た館内がすぐ広がっていて驚いた。(笑)

混雑状況が一目で判り、実に判り易いそんな館内になっていた。こちらの場所は右奥にあり、たまたま一番空いていた。

青森八戸産煮干しと豚の背脂を利用して、背脂復興をテーマにしたラーメンを提供するこちらだそうで何やら奥が深そうだった。

券売機でこちらのデフォルトになるらしい、基本の味わいと付記が成されていた「にぼぶら」を選択した私であった。

券売機の裏手がそのラーメン店スペースになっており、チケットを手にカウンター席の前に出てその前の席に促されて着席。程なく到着。

煮干し背脂と言うと新潟三条ラーメンが有名だが、また違ったイメージのあるそうしたラーメンで、こちらもまたなかなかの美味しいものであった。

「にぼぶら」の「にぼ」は煮干しだが、「ぶら」って何?と思いながら食べ進めた。

すると口にして見ると気が付くもので、その口内に広がる背脂を「ぶたのせあぶら」に変換して一番前一番後ろの文字を合わせてなるほどであった。

気が付けば完食。こちらのチャーシューは、本店とは違っていたがこちらもまた良かった。いやこちらもまた美味しラーメンであった。

(左フォト) にぼぶら/立川らーめんたま館入口 (2010.05.21)


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