蒙古タンメン中本 東京・吉祥寺南口





曇り気味の大空から淡い陽射しが古いネガフィルムを投影したような光線となって、街角に映していた梅雨明けも遠い先ではなくなって来た6月水無月半ばの水曜日。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな今宵だった。ここに来てやや涼しくなった感がある数日で、弱冷房とは言え肌寒くその所為か体調不良気味。

とっても辛いラーメンでも食べて大汗を流せば少しは良くなるかと、吉祥寺にも支店があると知ってそのこちらへやって来た。

JR吉祥寺駅公園口を出て、ついこの前も歩いた通りを更に進んで行けば、見慣れた深紅の色使いが派手なこちらがあった。

周辺の高円寺ラーメン横丁内にも支店があるこちらで、これまでにも池袋店亀戸店御徒町店と訪問しており、昨年の五月に渋谷店へ訪れて以来だ。

入店すると直ぐ左手に券売機が待ち受けていて、そこで別の支店でも口にした事がある半蒙古タンメンと半蒙古丼のセットを選んだ。

奥へ進むとカウンター席は満員御礼で、先客が帰るのを待っていた男性二人客の後ろについた。半腰で座れるような椅子が設けられていて、こうしたお店で充分なスペースがとれない場合これは良さそう。

壁のインフォメーションには期間限定で五目ヒヤミと言うのがあった。

また来てそれもいいかなと思ったが辛さのレベルは「7」で、蒙古タンメンでもレベル「5」だけに意気消沈するしかなかった。

まもなく常連さんらしき数人の先客がそう汗を流す事もなく帰って行き、そんな空いた席に促されて腰を深く降ろした。

ポケットティッシュ2袋と紙エプロンをまるで何かの儀式で使うタロットカードを置くように、静かに私のカウンターの前に置かれて行った。

隣りでは帰って行った先客とは対照的に、若いカップルの女性がボヤきながら辛いラーメンを口にしていて、反対側の男性に至っては如何にも初中本と言う感じで只只辛い事を一緒に来た仲間に主張するばかりだった。

ふと見ると店長さんらしき方が作成したようなナゾナゾが厨房の見える位置に張り出されていて、読むと引っ張らない方がいい調味料は何?と言うもの。

お酢(押す)と答えると正解だった。過去の問題が入口近くに貼ってあるのだそう。程なく到着。

支店によって辛さが違う中本だが池袋ほどでもないものの、そこはやはり激辛極まりない蒙古タンメンと蒙古丼で、後半になると大粒の汗が顔から滴るしかなかった私だった。

しっかり煮込まれた野菜はかなり柔らかく、激辛のスープは意外な程飲み易い事に気付かされるが、辛すぎてレンゲの手を途中で止めてしまうがしばらくすればまた手を出してしまう。

蒙古丼は蒙古タンメンよりやはり辛く感じるものだが、刻んだ長ネギやスライスした茹で玉子が辛さを幾分和らげてくれるだけに口にし易い。

今夜も気がつけば完食。いや、今夜も、なかなか、なかもとだった。

(左フォト) 半蒙古タンメン/半蒙古丼/店頭外観 (2011.06.15)


 蒙古タンメン 中本 (なかもと) 吉祥寺店   ※公式サイトはこちら

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-9-10吉祥寺ファーストビル1F

 TEL0422-49-1233  定休日:年末年始  営業時間:11:00〜0:00 ※金土〜1:00

 アクセス:JR中央線吉祥寺駅公園口下車。外に出たら左手に進んで行き京王線ガードを潜って
       大通りの横断歩道を渡る。目の前の吉祥寺末広協栄商店会通りを入って行き、200m程
       歩いて行った左側にあり。



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