ラーメン凪 特級中華そば
東京・駒込 ※閉店





首都圏の街を強い風が駆け抜けて、やっと待ちに待った春一番かと思えば北寄りの風で、その所為か雲一つない青空から爽やかな陽射しが注いでいた3月後半の休日月曜日だった。

本日は久々の月曜休日となった。意外とラーメン店の定休曜日が多い月曜日で、そんなことを実感しながらも、こちらを思い出して出掛けることにした。

生田智志代表の凪グループが手掛ける一店で、先月の15日に渋谷の煮干王と同時にオープンしたこちらだ。2004年9月新宿ゴールデン街の一角で、ひっそりと日替わり店主バーの一店として創業を迎えたラーメン凪で、それは今の快進撃が予想できない開業だった。

天然とんこつラーメン専門店一蘭の関東エリア開発担当だった生田智志氏がそこを退職し、風のない場所に風を起こしたいとしてラーメン凪の店名が決まって今日の凪があるらしい。先月の12日までは大番頭・西尾了一氏が厨房に立っておられた「西尾中華そば」だった場所だ。

今回はあくまでも一時的な閉店であり、今年の秋口には都心で再びオープンする予定だそう。そんなわけで山手線電車に乗車して駒込で下車。本郷通りを右手へ歩いて行き、しもふり商店街の直ぐ入口に位置するこちらへやって来た。

開店時間の数分前に到着すると、誰もいない店頭だった。それで界隈の風景を軽く撮影して戻ると、周辺に在住するような方が一人店頭でオープンするのを待っていた。

まもなく暖簾が店先に掛けられて、店頭にある券売機に電源が入れられて営業が始まった。券売機で悩んだ末に味玉特級銀河と豚丼のボタンを連打。出て来たチケットを掴んで、おつりを小銭入れに入れてから店内へ入って行った。

人気店だけに本来なら詰めて席に腰を下ろすものだが、後続が続く気配が無かったのでそこで詰めて座ると何に誤解される恐れもあるため、先客と椅子を一つ空けて腰掛けてチケットをカウンタトップへ置いた。

以前見た大番頭の方ではなく、普段こちらを任されている方だろうか。その方にお聞きすると、大番頭は今もよくこちらにおられるそうだが、今日は予定があっていないのだそう。

以前「西尾中華そば」のとき口にしたガリガリそばはこちらでも提供していて、それ以外のメニューは基本的に西新宿店と同じなのだそう。

但し今回オーダーした特級銀河は若干の微調整を施して、来月から西新宿の方でもこちらの味で提供して行く予定だそう。ひとあし早くそんな中華そばを味わえるとは運が良かったと言うしかない。

ふと頭上を見上げると北区長と北区商店街連合会長連名の賞状が額縁に入って飾られており、北区商店街連合会の「いいお店」に選定されたため賞されたものらしい。

店頭や店内にはさりげなく煮干しが飾られて、目の前には美味しそうなチャーシューのブロックがごろごろと置いてあった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これがなかなか味わい深い改良型の特級銀河。なるほど以前はモヤシが入っていたがここには無かった。

また以前と比較して煮干しがマイルドになっており、その分中華そばらしさが全面に出ていて、煮干し一直線から出汁のうま味迸る風情も豊かな味わいがとても良いものだった。ともあれ煮干しはマイルドとは言っても、充分なほどガッツリと来る煮干し感だ。

コシも程よい自家製麺の中細ストレートに、一昼夜かけてオーブンで焼いた肉の旨みが生きるチャーシューもまた素敵と言えた。

豚丼も250円とは思えないほど肉がたっぷりと入ったもの。生姜醤油のシフトが、これまたとても良かった。気がつけば完食。いや、かなり素敵で美味しい、そんな味玉特級銀河と豚丼だった。

(左フォト) 味玉特級銀河/豚丼/店頭外観 (2012.03.19)


 ラーメン凪 特級中華そば 駒込店    ※公式サイトはこちら

 住所:東京都北区西ヶ原1-54-1  TEL03-5980-9242  定休日:無休

 営業時間:11:30〜15:30LO/17:30〜21:30LO ※土日祝日20:30LO ※第3日曜日は昼営業のみ

 アクセス:JR山手線駒込駅北口下車。本郷通りを右手に進んで行った左手にある、しもふり商店街
       を入って10m程進んだ右側にあり。徒歩およそ5分。

   

  2012.03.19 JR山手線駒込駅北口から徒歩5分。   2012.03.19 下町らしい商店街の入口近くにあるこちら。



喜劇らーめん食べ歩きTOP