東池袋大勝軒なべ丸
東京・立川 ※閉店

季節外れの桜の開花のニュースに、やや高い気温と低い雲の晴天の空ながら、それでも秋は日毎に深まってゆく感のそんな十月半ばの週末の土曜日。そして今日も仕事が終わって外に出れば、やはりそれでも寒い処か涼しいと言う事もない午後8時過ぎの立川の夜だった。




先日立川にあるラーメン店をネットで調べていると、そこは在れば嬉しいと思っていた東池袋大勝軒系を見つけた。それがこちらで、何だか大勝軒系のラーメンをガッツリ行きたくなって、立ち寄る事にした今夜であった。

場所はたま館が入るホテルの近くに在った。店頭に到着すると食べ終えた先客が出て来て、やり過ごしてから入ろうと引き戸に手を掛けると、券売機の前には先に入っていた先客がチケットを買っている最中だった。

しばし待っていてもなかなか決まらない様子で、中で待とうと戸を開けて後ろで待たせて貰うと、程なく一つのボタンを押して奥へ進んで行かれた。店頭である程度決めていて、インフォの内容と変わらない事を確認してから、そのワンタンメンのボタンを選んだ。

冷水を置いた場所に促されて、その比較的入り口に近いカウンター席に腰を降ろしながらチケットを手渡した。すると細麺か中太麺どちらか選べるそうで、それならばと太い方でお願いした私であった。店内の先客の殆どが、つけめんのような気がした。

入店した時に吸い込んだ店内臭はまさしく東池袋大勝軒系のそれで、その所為かやって来るまでのあいだ安心して待つことが出来た。本店で修行した店主が、2005年12月にオープンさせたラーメン店らしい。荻窪から少しだけ長野寄りに在る事自体に、感慨深いものを感じた。程なく到着。

これがもう大きいワンタンがゴロゴロと入っているワンタンメンで、何とも見栄えのするビジュアルに、食欲が更に湧くところとなった。

それではと口にして行けば、やはり如何にもな東池袋大勝軒系の中華そばに、期待を裏切らない味わい故、いつもより箸の持ち手の動作と麺をすする速度が加速して行く自分に気がついた。

ワンタンは肉餡がこれでもかと詰まっていて、中太と言われて来た麺は太麺と言っても過言ではないほど。たぶん自家製麺だろうと思った麺は、そうではないそうで、おそらく近くの製麺所で特注配合で打ったばかりの麺を提供しているのだろうと思わせるものであった。

やや甘さが前に出るスープながら、チャーシューもいい風情で、濃い色のメンマがまた東池袋的で、大変満足感の高いラーメンと言えた。大勝軒らしく麺量も多く喜ばせてくれたが、そこは気がつけば完食だった。いや、美味し東池袋大勝軒系だった。

(左フォト) ワンタンメン/店頭外観 (2010.10.16)


 東池袋大勝軒なべ丸

 住所:東京都立川市芝崎町3-4-7 TEL042-528-1313 定休日:無休 営業時間:11:00〜22:00

 アクセス:JR立川駅南口下車。南口左手の階段を降りて行き左手へ進んで行く。途中のY字路
       の少し手前にある右路地を入って行き少し進んだ右側にあり。



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