麺屋 武蔵 東京・蒲田





白く霞んだ青空からわずかにブルーが見えながらも、淡い陽射しが街角を照らしていた一月睦月上旬の週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかに寒い年明けまもない午後八時過ぎだった。

そんな今夜は昨年8月13日蒲田にオープンした麺屋武蔵の最新店に、そろそろ戦略なども落ち着いた頃だろうと仕事帰り立ち寄ることにした。

時に麺屋武蔵の支店と言えば、武骨武仁巌虎虎洞江戸きん等とセカンドネームが付けられて来たものだ。そして少し前には、その中で特に人気を博している武骨に、さらに付け足した店名をまるでサードネームのように、武骨外伝武骨相傳と名付けて来た。

こうなると混沌とした方向性に、行きそうな懸念さえも考えられそうだ。ところが今回の支店は、セカンドネームもサードネームも無い、麺屋武蔵蒲田店というシンプルさ。

野球ならイチローやサブロー、シンガーなら絢香など名前だけで打って出る有名人も数多い昨今だけにかえってその方が良いのかもしれない。

そのラーメンの味わいは如何に。そんなわけで気になるところとなって京浜東北線電車に乗り、たまに今までも訪れて来た街の蒲田で途中下車。

西口側に出て左手のビルをくぐり抜けて、マクドナルドの三叉路を右折して行くと次の十字路に風情良くこちらが佇んていた。さっそく入店すると右手に券売機が待っていた。開業当初はレジ精算だったようだが、現在では他支店と同じように券売機が鎮座していた。

角煮がやたらでかい、こちらのようだ。ふとそれにするかとも考えたが、そこは気持ちを抑えて味玉ら〜麺を選択。

そしてイチオシのサイドメニューらしい、6個入り300円の玉ギョーザのボタンを連打した。振り返るとロイヤルホスト並みに広そうな、シックで雰囲気の良いフロアが広がっていた。

厨房前にはカウンター席もあったが、年明けまもない世間はまだ正月休みの夜もあってか空いており、単身客ながらテーブル席へ案内を受けた。

カウンター席に座る方も居ただけに、まるでVIP客待遇のような感じで嬉しい限りだった。チケットを手渡す時に、大盛無料のこちらだけにそこは大盛を希望。

江戸前期の二刀流の剣客として知られる剣術家であり芸術家でもあり、五輪書から兵法家とも言われた宮本武蔵だけに、武蔵を表した絵画はかなりあるらしくそんな絵が壁面至るところに飾られていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、魚介極まる豚骨醤油で、それは実に素敵な味わい。中太麺がしっかりとした方向性を持っており、それが大盛無料だけにこれまた嬉しいもの。

チャーシューがなかなかのシフトで素晴らしく、味玉も美味しかった。玉ギョーザはショーロンポー風にしたもので、これもとても良かった。

テーブルには武蔵醤と命名されていた海老ラー油と言う調味料が用意されていて、酢醤油にそれを入れて玉ギョーザを愉しんだがこれがなかなか。

思わず後半ラーメンにもその海老ラー油を入れて見たがこれまた良かった。麺大盛なるも、気がつけば完食。

近くにおられた方に挨拶して店を出る。ふと見ると持ち帰りコーナーがあり、昼辺りはそこで弁当を販売している様子だった。いや、なかなか実にかなりとても良かった。

(左フォト) 味玉ら〜麺大盛/玉ギョーザ(6個)/絵画 (2014.01.04)


 麺屋 武蔵 蒲田店

 住所:東京都大田区西蒲田8-1-15KCビル1階  ※公式サイトはこちら

 TEL 非公開  定休日:無休  営業時間:11:30〜22:30

 アクセス:JR京浜東北線蒲田駅西口下車。ロータリー左奥の左手へ進む道路を進んで行き、ビルを
       くぐり抜けてまもないマクドナルドがある三叉路を右折。次の十字路の右手前にあり。



西口左寄りこの前方を左手に歩いて行く。

蒲田駅西口から歩いて三分程度の場所にあり。

フロアの至るところに武蔵の絵が飾られていた。

店内はロイヤルホストにいるかと思うほど。

武蔵醤は海老ラー油で、ラーメンにも合いそう。

持ち帰りコーナーがあり、弁当を販売している様子。