らーめん屋 麺僧 東京・吉祥寺北口





透き通るように広がる青い表層から煌めく陽射しが若葉を照らして、本日もまた風薫る初夏を想わせる五月皐月下旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな夜風が心地良いそんな午後七時過ぎだった。

吉祥寺駅の北口と南口の両方にあって下北沢に創業店舗が営業しているラーメン店として、以前から気になりながらも未だ訪れていなかったこちらで今夜こそとその店頭へやって来た。

三店舗とも随分前から営業しているらしい。店頭もそんな風情があって、入店する前から引かれるものがあった。

さっそく中へ入って行くと、家族客もいる賑やかなフロアが広がっていた。左手のカウンター席中ほど辺りに腰掛け、メニューリストから気になっていた正油味の牛すじめんをお願いした。

少ししてからサイドメニューも注文するかと言う気分になって再度リストを手にして、半チャーハンならぬチャーハン三分の二を追加オーダーした。

コップに注がれていたものはアイスジャスミンティーで、傍にあった冷水ボトルの中身もそれが入っていて自由に飲めるようになっていた。

さりげなく開業年などをお聞きして見ると、老練な方が顔を出してくれて丁寧に教えてくれた。下北沢店が28年前頃に創業したこちらだそうで、すると1986年の昭和61年前後に開業したようだ。

吉祥寺北口店のこちらは22年前の平成4年にオープンしたそうで、向こう側の吉祥寺南口店はその二年後の平成6年から営業しているらしい。

上を見上げるとセットメニューボードがあり、ラーメン・チャーハンが一人前と三分の二に、餃子が三個を織り交ぜて七種類も用意されていた。

チャーシューめんやワンタンめんだけでなく、担々めんにつけめん、正油かつお風味らしい和風春麺、野菜たっぷりラーメン・スパイスめん・黒酢らーめん・肉ニラめんと言うのもあった。

先客は後からその中の黒酢らーめんなる提供メニューをオーダーしていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、創業年がそのラーメンにしっかりと映っていた、実に素敵な持ち味がたまらないもの。柔らかな牛すじが、なるほどとても良かった。

チャーシューも美味しく、麺は周辺ではつけめんムサシヤ福生一番系本家も利用する中西食品さんで、中太のなんともな良さが全面に出ていた。

それにしても背脂ミンチが浮く豚骨醤油スープが、昭和後期の豊かな風情を幾重にもあらわしていた。途中からチャーハンにも手を付ければ、なるほど半分と言うよりは三分の二の量のもの。

下味がしっかりと付いた実に好みな仕様で、これまたかなり実に素敵な美味しさ。それだけに、気がつけば完食だった。

家族が揃って来店してくれる常連さんが多くそんな方々に愛されるこちらだそうで、それだけにその味わいにも気を使って優しい風味を重んじたそんなスープをウリにしているそう。

いや、かなり果てなく絶大にとんでもなく、途轍もなくなかなかの持ち味が実に素晴らしかった。

(左フォト) 牛すじめん(正油味)/チャーハン三分の二/店頭遠景 (2014.05.24)


 らーめん屋 麺僧 - MENZO - 吉祥寺北口店

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-8  TEL0422-20-6426

 定休日:火曜日?  営業時間:11:20〜翌2:00

 アクセス:JR吉祥寺駅北口下車。外に出たらロータリー手前を左手に進んで行き、パルコがある
       十字路を右手へ進んで行く。東急デパートを越えて更に歩いて行った、公園通り沿い
       商工会館前交差点の右側にあり。



公園通り沿い商工会館前交差点前で営業している。

提供メニューは豊富で、醤油味と味噌味が選べる。

ラーメン・チャーハンが一人前と2/3どちらか選べる。

アイスジャスミンティーのおかわりはセルフサービス。

雰囲気の良い店内で、家族客の常連さんが多いそう。

創業28年下北沢店・創業22年北口店・創業20年南口店。