麺屋 あかみ 東京・浅草橋 ※閉店





湿った南風がそよいで灰色掛かった低い雲が浮遊していた、何処か夏も後半戦に入っていたような気にさせる八月葉月下旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、昼時は雨も落ちたようだがそんな雨も既に上がっていて、穏やかな夜風が街角に心地良く吹いていた午後七時過ぎだった。

そんな仕事帰りの今夜はこちらに寄って見るかとなって、また秋葉原から浅草橋方面に歩いてその途中に位置するその店頭へやって来た。

今年の4月21日にオープンしたばかりの、ますたに系ラーメンを提供するラーメン店らしい。

さっそく入店すると駅から少し離れた周辺だけに、先客が一人だけの静かな店内が広がっていた。久しぶり券売機の無いフロアだ。

こちらは以前に、博多長浜らあめん錦雲豚が営業していた場所だった。店主らしき方の前のカウンター席にさりげなく腰掛けた。

メニューを手繰り寄せ見るからに京風ラーメンらしいビジュアルが映るラーメンに、サイドメニューも行くかとなってチャーシュー丼もお願いすることにした。

すると背脂の量・味の濃さ・麺の硬さ・特製一味の量がそれぞれ調整出来るとのことで、そこは初入店もあって全て普通でお願いすることにした。

お聞きすると日本橋ますたに出身の店主だそう。三年間ほど修行したご経験があるらしい。後続客が続かないこともあって、思わず世間話しに花が咲く店内となった。

ますたに系と言うと、少し前に5年前まで京都銀閣寺ますたにラーメン御徒町店だった京めん壱慶を訪れたものだ。

店内の案内を見ると、16時までライスが無料であることが告知されていた。お奨めラーメンは、辛旨ラーメンのようだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、醤油風味の強い京都背脂醤油らしい感覚がかなり出ていて、これは実にたまらないもの。

そのコクはますたにラーメンとは何となく違っていて、店主にお聞きすると京都北白川背脂醤油ラーメンの魁力屋を意識したものとのことだった。

独自の三層スープらしく、上層部は背油鶏ガラスープで、中層部が醤油スープだそう。

そして下層部が、特製一味の効いた辛みあるスープが特徴だそうで、その辛味がなるほどとても素敵で良かった。

強い醤油風味に背脂で思い出すのは、しばらく前に下頭橋ラーメン@戸田へ訪れたこともあって土佐っ子ラーメンが出て来るが、そのラーメン自体をこちらの店主は知らないそう。

麺は何と浅草開化楼だそうで京都背脂醤油ラーメンながら、下頭橋系がイメージ出来たのも製麺所の所為なのかも知れない。

チャーシュー丼にも背脂がふり掛かるこちらで、スープを上から注いで口にするとこれまたかなり良かった。

ラーメンと共に何ともなインパクトを有するもので、気がつけば完食だった。いや、かなりなかなか素晴らしい持ち味が実に果てなく何処までも良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/ラーメン/チャーシュー丼 (2014.08.23)


 麺屋 あかみ

 住所:東京都台東区浅草橋4-5-4  TEL03-5823-4944  ※公式facebookはこちら

 定休日:日曜・祝日  営業時間:11:00~16:00/18:00~22:00

 アクセス:JR浅草橋駅西口下車。改札を出たら右手に出てからガード下を秋葉原方面へ200m
       程進んだ横断歩道手前右側にあり。秋葉原駅昭和通り口からも徒歩圏内。

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最寄り駅はJR総武線浅草橋駅で西口から近い。

2014年4月21日にオープンしたばかりのこちらだそう。

こだわり抜いた技と心が込められた傑作のラーメンだそう。

背脂の量・味の濃さ・麺の硬さ・特製一味の量が調整可。

テーブル席とカウンター席、どちらもあるフロア。

日本橋ますたに出身の店主が営業するラーメン店。