大勝軒まるいち 東京・新宿東口




温帯低気圧がもたらす雨雲から夏の雫が弾け飛び出したような、雨が降り頻っていた5月下旬の週末土曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、変わらない雨が初夏を待つ街を濡らしていた夜だった。

時に東池袋大勝軒と言えば池袋が本拠地だけに、その周辺に多くのその系統のお店が点在している。そして副都心とも言われている新宿周辺にも、2009年7月28日にオープンしたこちらが営業している。実は先日仕事仲間の方からよく通っていると言うこちらのお店を教えて頂き、大変気になる処となって本日会社帰り立ち寄る事にした。

今年の3月20日には直ぐ近くに新宿東南口店がオープンして新宿に2店舗を有するこちらで、赤羽に本店があるほか六本木・大宮・川口にも支店があるお店らしい。

そんなわけで靖国通りに出て、ビルの地下にあるこちらへやって来た。店頭には大きくて判り易いメニューインフォがあり、しばしのあいだその前で何にするかを検討。考えがまとまってから入店して券売機の前に立った。何気なく財布の中身を見ると、なんと一万円札オンリーでうっかりだった。

しかしこれが一万円札対応機で、事なきを得てそのままお札を挿入。中華そば煮玉子入りに、400グラムオーバー表記に、やや焦りながらもその中盛りボタンを連打した。経験からおそらくは普通よりは多い程度の許容範囲内だろうと直感で判った。

振り向くと中程のカウンター席の場所に促されてそこへ着席。直ぐ近くに歌舞伎町がある立地性もあってか、ほぼ満員に近い店内だった。目を上げると目の前には山岸マスターの筆書きで、「人生の試練に打ち勝て」と言う有り難いお言葉があった。程なく到着。なかなか風情のある中華そばがやって来た。

中盛はやはり適度な麺量と言える量だった。豚骨鶏ガラに野菜らしいスープはトロンとしており、自家製らしい中太麺は卵を利用しているそうで、つるつる感もあってなかなかの風合いだった。

メンマが嬉しい量で、煮玉子もねっとり感が良かった。甘味はそれほどしつこくもなく、チャーシューがまたとても良かった。ふと振り返ると入店した時は気がつかなかったが、本店の赤羽にあると以前聞いていた旧東池袋大勝軒で使っていたカウンターが壁面にオブジェのように張られていて一瞬驚いた。どうやら赤羽で飾っていたのを持って来たのだそう。

こちらの経営者は2007年3月惜しくも閉店して行った旧東池袋大勝軒で、山岸マスターが大将だった時の最後の弟子の方だそうでそれを記念して譲り受けたものらしい。そこには「福は無敵。無欲より生ず。」と書かれていて、やはり有り難いお言葉が添えられていた。気がつけば完食。いや、なかなか美味しかった。

(左フォト) 中華そば煮玉子入り中盛/店舗入口 (2011.05.28)


 大勝軒まるいち 新宿店    ※公式サイトはこちら

 住所:東京都新宿区新宿3-23-12パンドラビルB1F  ※データ情報更新(2013.06.08)

 TEL03-3356-0132  定休日:無休  営業時間:日〜木11:00〜23:30◆金土11:00〜翌2:00

 アクセス:JR新宿駅東口下車。B13出口から出たら右手に出て、まもない右路地を入る。靖国通り
       に出たら左へ曲がって直ぐ左のビルの地下1階にあり。

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  2011.05.28 旧東池袋大勝軒時代山岸大将最後の弟子の店。   2011.05.28 ここには旧東池袋大勝軒のカウンターが飾ってある。



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