まっち棒 東京・渋谷 閉店

休み明け土曜日の早上がりの日だったが、やや遅くなってしまったものの、売るべきものが売れて多少は心地よく外に出た午後九時前の夜の渋谷の街だった。そんな今夜は、またラーメン大戦争ビルの別の階を訪れる事にして、今回は二階のこちらへ入店する事にした。

首都圏で和歌山ラーメンと言えばこちらだが、ラーメンの食べ歩きを始めた頃、津田沼にあった支店へ行ったが既に閉店していてそれきりだった。そんな店舗跡の誰もいない中を覗き込むと、閉店して数週間は経過していたような店内が広がっており、何度見てもそれは物悲しい世界にしか映らない寂しい風景であった。

そんなこちらが、渋谷駅にほど近い一等地で繁盛している姿を見ながら、自分は仕事疲れの体を引き吊りながら入店しようとは、津田沼のガラス越しに眺めた時誰が予測出来ただろうか。



そんなことを思いつつもビルの階段を上がって行き、こちらへ入店する私であった。ちなみに市川市内には、こちらの支店で就業経験があり、訪問した事があるタンクと言う名のラーメン店があったりする。

さて中へ入ると厨房の方に券売機へ促され、見ると右手にその脇腹が見え、回り込んで中華そばに、ねぎ飯とあったサイドメニューを選んだ。

チケットを手渡すと一番奥の席に案内され、そこへ腰を降ろして用意されていた冷水を飲み干すと、一息ついていた自分に気がついた。振り返れば、後続客が続いていた。

和歌山ラーメンと言うと押し寿司を一緒に愉しむスタイルが定着しているようで、直ぐそばにそんな押し寿司のインフォを見つけて気が付いた店内であった。

一般的に早寿司と呼ばれるもので、発酵させていない鯖寿司が提供されている。発酵したものをなれ寿司と言いそちらはクセが強いが、早寿司は発酵していないので万人受けして食べ易い。程なく到着。

おお、奥深い豚骨臭が香る実に美味そうなラーメンで、実際口にしてもトロンとした旨み冴え渡る豚骨醤油スープが、極細ストレートの風情豊かな硬質感を持つ麺に絡んで来た。

それがに実に極上感を漂わせながらも、その奥深さをさりげなく主張させている良さがあった、そんな中華そばと言えた。

そうした中でメンマが、まるで幅広の麺の如くで、その食感がまた豊かだった。厚めのチャーシューも美味しく、カマボコも単に入れているだけでない、哲学さえもあるように感じられた。

ねぎ飯には角煮のようなぶった切られたような肉が多めに乗り、湯通しされた感じの青ネギとそれをご飯と共に口にして行けば、ああまたここに来てこれをもう一度愉しみたいと思わせる、ナチュラルな満足感を感じさせてくれたものだった。

気が付けば完食。なんとも美味しな、そんな中華そば&ねぎ飯であった。


(左フォト) 中華そば/ねぎ飯/店頭外観 (2010.03.27)


 紀州和歌山らーめん まっち棒 渋谷店

 住所:東京都渋谷区渋谷1-13-7ラーメン大戦争2階 TEL03-3406-7233

 定休日:無休 営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR渋谷駅宮益坂口下車。駅前の宮益坂下交差点から宮益坂を上がって行った途中の
       左側にあるラーメン大戦争のビルの2階。

  

  2010.03.27 和歌山らーめんと言えば早すし。   2010.03.27 宮益坂の中間にあるラーメンビル2階。



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