横濱 くじら軒 東京・八重洲 ※閉店





昨夜は秋の虫だけの斉唱となってやはり幾分涼しくなって来た今日この頃な、それでも午前九時を過ぎれば残暑の陽射しがアスファルトを熱していた八月最終コーナーの日曜日であった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、さほどの暑さでないものの駅の階段を小走りで駆け上がれば汗が頬を伝う午後8時過ぎの都内駅構内だった。

先日東京駅八重洲地下街に入ってこちらがある事を知る処となり、そんなわけでそれであればと会社帰りに立ち寄ることにした今夜だった。2005年8月9日にオープンした八重洲地下街店である。

1996年5月港北ニュータウン内にオープンしたこちらで、今もそこが本店だ。2004年12月に品達がオープンして訪問した支店は、2007年10月既に閉店してしまった。

2002年7月学芸大学店、2003年11月上大岡店がオープンして現在でも営業しているが、ルミネエスト新宿店も昨年1月に閉店してしまった模様。

さて東京駅で山手線電車から下車して八重洲南口改札を出て、八重洲地下街へ降りて右手へ進んで行き南端にあるこちらの店頭へ到着した。

どちらかと言えば目立たないそんな場所だったが、日曜日の午後8時過ぎながら盛況ぶりが伺える店内が暖簾の隙間から見えた。

入り口の左側に券売機があり、そこで品達の時と同じ薄口醤油味のラーメンに、チャーシュー丼のボタンも連打して入店して行った。すると直ぐにカウンター席の一番奥の空いた席へ促されてそこに腰を降ろした。

品達が京急品川駅下にオープンし、そこの一店として「くじら軒」も名を連ね、翌年夏に八重洲地下街にもこちらの支店が出来て、その時は話題にもなって訪問も考えた事もあったものだった。

しかし結局往かずじまいでそれきりになってしまった。チャーシュー丼が先に来て徐に撮って、それを頬張っているとラーメンも間もなく程なくして到着。

目の前に置かれたラーメンをいつものようにケータイカメラで撮影していると、香味油が少ないからなのかそれだけ出汁が濃いからなのか、その迸って来る香りは、もうそのかぐわしい芳香でその時点で「参りました」と頭をカウンターに付けたくなる程。

それではと行かせて貰えば、これがもうその感動そのままに実に美味しいラーメンだった。

乾燥した椎茸らしき旨味に、味わい深い煮干しを中心にした魚介感が何とも唯一無二の方向性を示しており、そこに泳ぐ麺がまた絶妙な加水感と喉越しと細さでとんでもなく良かった。

チャーシュー丼にまた戻って食べ進めれば最初はやや高額に感じたが、手の込んだチャーシューのような感じで後半それも払拭してこちらも美味しかった。

チャーシューやメンマもさりげなく良く、箸の手がもう止まる事は無く、まさしく気がつけば完食の、美味しラーメン(薄口醤油味)であった。

ドンブリに残った最後の一滴まで飲み干してしまい、しばらくしてもその感動が消え去る事はなくその余韻に浸る事が出来た。いやいや、何ともとても良かった。


(左フォト) ラーメン(薄口醤油味)/チャーシュー丼/店頭外観 (2010.08.29) 




 横濱 くじら軒 八重洲店

 住所:東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街外堀地下2番通り  TEL03-3231-0807

 定休日:年中無休  営業時間:11:00〜22:00※土日祝〜21:00

 アクセス:JR東京駅八重洲南口下車。改札を出たら直進して出口左脇の階段で地下街へ降りて
       行き、降りたら右手に進んで行く。しばらく歩いて行ったら左に曲がり次を右手に進んで
       行った左側にあり。



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