航海屋 東京・阿佐ヶ谷





朝から鳥のさえずりを押しやるように蝉の喧騒が鳴り響いて、強い陽射しに青空が真夏色に染まっていた8月前半週明けの日曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、小雨降り頻る今宵だった。

こちらも阿佐ヶ谷駅近くにあるラーメン店で、この店名をネットで見つけた時、直ぐに何処かで聞いた事がある名前だなと気がついた。

調べて見ると新宿や池袋に常盤台と沼袋にもある系列店のような感じで、この阿佐ヶ谷が平成5年1月創業の第1号店らしい。

さしずめオーナー創業者が威勢よく声をかけて来るか、従業員が何人も居て店には店主がいないかのどちらかだろうか。

昔は食べ歩いてもメモ一つすら取らなかっただけに、かなり風化してしまった記憶を辿るしかないが、あやふやになってしまうが確か何処かの航海屋に入ったような記憶が有るような気がした。

そんなわけで阿佐ヶ谷づいて来た今日この頃、七夕まつりをもっとゆっくり見てみたい事もあって、会社帰りこちらへ訪れる事にした。

阿佐ヶ谷駅を出るとやはり七夕まつりもあって盛況な界隈。そちらはラーメンを食べてからにしようと、まずこちらの店頭へやって来た。

早速中へ入ると従業員らしき方が一人おられる店内で、その方の明るい挨拶に迎えられて先述したような予想と随分違っていた。

券売機が左手にあったのでそこでワンタンメンを選んで、好きな御飯物のサイドメニューが選べる100円のボタンがあったのでそれも連打。

インフォには、チャーシューおこわ、ピリ辛赤丸丼、ヤキメシ、カレーライス、ピリ辛パッカ丼なるメニューから選べるように案内されていた。

パッカ丼についてお聞きすると、かなり辛い味付けがなされた肉が入ったものらしく、悩んでも始まらないのでカレーライスなら間違いないだろうとそれにした。

すると鶏だしベースの基味スープと、それに魚介風味を足した新味スープの2タイプのスープがあるのだそう。

そして基味スープには平打ち麺が入り、新味スープは細麺が一転して入るらしい。そこは平打ち麺もあって、基味のスープを選ぶ事にした。後続が続く店内で、盛況さが増して行った。

元カメラマンの経歴を持つ店主が那須の地にセカンドハウスを建て、たまたまその近くに美味しいラーメンがありよくそこへ奥さんと一緒に通っていたらしい。

カメラマンの仕事が激減したのをきっかけに、そのラーメン店の味の伝授の話しに乗って開業したのがこちらなのだそう。程なく到着。

そこに来たラーメンは、確かに見覚えがあった。やはり以前口にしたような気がした。それではと行かせて貰えば、何とも独特な味わいがあるあっさり醤油の清湯スープ。平打ち麺もちょっと他では見ない感じのものであった。

那須の方にあったラーメン店の味らしいが、そう言われて見れば何度か那須は訪れていて、ラーメンも口にした事があるがなんとなくそれに近い気がした。

昨年新宿店で長年勤めていた方が急に辞めてしまい、その穴を埋めるためにオーナー自ら店舗に久々立っていた事がネットで紹介されており、たまにはそんなサプライズもある航海屋さんらしい。

カレーライスもかなり本格的な味わいで、それはもう気がつけば完食だった。いや、なかなか美味いそんな懐かしい味わいのラーメンと言えた。七夕まつりは、9日火曜日まで開催しているらしい。

(左フォト) ワンタンメン/セットカレーライス/店頭外観 (2011.08.07)


 名代ラーメン 航海屋 阿佐ヶ谷店   ※公式サイトはこちら

 住所:東京都杉並区阿佐谷北2-15-2小松ビル1階  TEL03-3310-1261

 定休日:年中無休  営業時間:平日・土曜11:00〜翌1:00/日曜・祝日11:00〜23:00

 アクセス:JR中央線阿佐ヶ谷駅北口下車。北口前の横断歩道を進んでその先のアーケード内に
       入り、その中をずっと進んで行きそこを出たら左折してまもない右側にあり。



  2011.08.07 この時期になると、毎年近くで七夕まつりが開催される。   2011.08.07 そこでは様々な大きなハリボテ人形が吊るされている。



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